会長ブログ(株式会社ヘッドウォータース代表取締役:篠田庸介)

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2007年10月02日 15:07

ヘッドウォータース(Headwaters)

191002_a.jpg10月1日から、「株式会社ヘッドウォータース」として新たなスタートを切った。

前項で触れたCIとしての社名変更だが、この項では新社名について書きたい。

過去何度か起業経験があるので、社名を考える機会は多い。昔は社内から公募してみたり、目指すビジョンからイメージして、社名を考えたり苦労した。その後使い続ける社名なので、慎重にならざるを得ない。

最終的に使い始めれば、愛着も湧くし慣れもするので、あまり社名に善し悪しは無いのかもしれない。過去に偉大な成功を収めた企業群も、社名的にはてきとうに感じるものが多い。その観点からすると社名は何でも良い。

原則があるとすれば、いかな社名だろうが最終的にはトップが決めなければならないということだろう。全メンバーのエネルギーや、誇りがその社名に集約されるので、出来映えは別として、トップが満身の想いを込めて命名すべきだ。そして、全メンバーに平等にその社名が誇りとして降り注ぐ為にも、トップが社名を決める必要がある。

今回も我々のミッションを社名として現そうと試行錯誤した。

我々のミッションは技術立国日本を成立させる、新しいエンジニア群を作り、エンジニアのキャリアパス、エンジニア像を改革することだ。

191002_b.jpg更に国内のマーケットでしか戦えない日本のソフト業界に警笛を鳴らし、海外のエンジニアとも連携しながら、国外市場に対して訴求力のあるサービスの提供できる人材を輩出することだ。

その為に技術者を、そのスキル的なレベルを落とさないまま、ビジネスの世界に引きずり込み、技術を駆使しながら新しいビジネスすら作り上げるテクノロジストとしてキャリアを積ませていくのだ。

海外との連携ビジネスも、現状取り組んでいる開発も、この流れの一貫として考えている。

結果として、我々のメンバーが日本の多くのエンジニア達に先駆けて、エンジニアとしての新しい姿を実現し、多くの若者がエンジニアを目指し、多くのエンジニアが自分たちの生涯のキャリアパスに確信を持ち進めるように社会が出来上がる。技術立国としての、ベースが出来上がるのだ。

大まかに言えば、これが我々の企業として存在する為の使命だ。

これを一言で現す社名をつけたい。

たどり着いたのが「ヘッドウォータース・源流」だ。

191002_c.jpg「ヘッドウォータース」とは「源流」「最上流」を意味する。システム業界の人間には、上流工程、下流工程などという単語をよく使うので親しみのある表現であるかもしれない。

しかし、私が指す「最上流」とはシステム開発における上流ではない。ビジネスや、商品、サービスを仕掛けると言う意味での最上流だ。提供するサービスや商品、ビジネスがイメージできて、始めてどうITを使うかという話になる。深いITナレッジがあれば、そのビジネスモデルを更に強力に仕上げる事が可能だ。

つまり、新しい産業を生み出す最上流として「ヘッドウォータース(HWS)」を成立させたいのだ。また、それを支える人材を作り上げたいのだ。高い技術をツールとして、縦横無尽に使い、新しいビジネスモデルを描ける人材の集団が「HWS」の目指すところだ。

「HWS」は未だ、一粒の水滴の様に小さくか弱い。世界と戦うグローバルIT企業を標榜するだけでも、失笑を浴びるかもしれない。しかし、どんな大河も一滴の水滴から始まり、多くの水滴(仲間)を集い大河となり河口へ向かうはずだ。それが自然の摂理だ。

191002_d.jpg新宿の片隅で、誰も名前すら知らない企業が、壮大な気宇を胸に新たな一歩を踏み出した。

我々が「源流」となり、新しい日本のエンジニア像を作り上げる。一滴のベンチャーが巨大な流れとなり、誰も止められない激流を作り上げる。日本のIT業界全てを飲み込み、新しい流れが出来上がるのだ。

我々が標榜するのは新しいスタンダードモデルだ。エンジニアという道を示す新たなスタンダードだ。その源流となり得れば嬉しい限りだ。