| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
金曜日の夜に、久しぶりにフットサルをした。今回はインフォランスの佐々木社長に誘われての参加。戦績はあまりかんばしくない・・・。
私自身、四十歳にしては結構走る方だ。往年に比べれば見る影も無いが、月一のフットサル以外に練習もしていない割には動ける。これは親からもらった身体と、二十歳くらいまでに鍛えた筋肉が落ちきっていないからだろう。
スポーツにおいて、トップの体力、技能を維持するのは大変だが、逆に十代二十代で鍛えておけば筋力が落ちきるにも時間がかかる。
私自身、ビジネスの世界でも同じ様な経験をしている。
仕事を始めた頃は、固定収入も無かったので、生活費も確保出来ず休み無く仕事に没頭した。将来への不安、営業成績の不振による仲間に対する後ろめたさなどから、仕事をしている時以外は心の平安を保てなかった。「夢のために全力を」と言うような綺麗な話ではなく、無力な未熟者の悲しさで追い立てられるように全てを仕事につぎ込んでいた。
その時期があるので、三十歳の頃に二社の代表を兼任していた時も、時間的にはきつかったが、あの頃と比べれば、収入もあるし未来も自力で描けるので数段楽だと感じた。財務的に自社が厳しかった時も、あの頃に戻ることを考えたなら、現状にはまだ余裕があると思った。
二十代では徹底して、マネージメントや営業マーケティングスキルを鍛えた。この技能が無ければ起業家として生活が出来なかった。
私自身、発想に頼って起業するという概念はない。アイディアマンとしての才能が無いことと、起業をギャンブルではなく、制御の効いた行為として完成させたいと言う意志から、当たりはずれのある「発想力」を武器とはしない道を選んだ。
よって、いつでも自分の意志で発動できる技能や、自分のあり方に興味があり、鍛錬の中でその技能を磨いた。磨ききれなければ自分の居場所が無い様に自分自身を追い込み続けた。
この鍛錬により、現在HWSにおいて自分の居場所があり、自分の役割を担えている。昔ほど、物理的に自分が追いつめられることは無い。週一程度で休みも取れている。昔ほど物理的にもきつい状況での鍛錬を今のタイミングではしていないが、二十年近くの間に鍛え上げたビジネス上の基礎体力が今の自分を支えている。自分の自信の根源となり、いかなる苦況でも、「なんぼかまし」と思える。
これは私自身の財産だ。
このブログの読者の方の年齢層は分からない。しかし、覚えておいて欲しいのは、鍛錬を経ずに歳を重ねてはいけないと言うことだ。二十代三十代の鍛錬が無い中で、ビジネスの世界で上層部を担うことは無理だ。
人が成長するには、自分に負荷をかけ続けるしかない。私自身、ここ何年も二十代の時によりも精神的な負荷は高くなっている。物理的な負荷や、自分一人の生活の不安は仕事を始めた頃がマックスだろうが、違ったレベルでの負荷があり、それは年々増している。
負荷から逃げてはいけない。ストレスから逃げてはいけない。その行為は、自分の未来を捨てているに等しい。未来発展や成長を拒否するに等しいのだ。鍛錬とは、負荷の存在無しには成立しない。
この負荷は業績に対する責任だったり、部下に対する責任だったり、クライアントと交わした約束だったりする。それを実現し、自分の発した言葉を真実にするために、自分をとことん追い込むのだ。そして、かろうじて勝利を拾って進むのだ。
この負荷を用いた鍛錬を十年二十年と続けていけば良い。寝ても覚めても仕事の事を考えるようになれば良い。仕事をしていないと不安でしょうがないくらい中毒かかれば良い。そのくらい負荷をかけないと、凡たる才しか持たざる者が、非凡な成果を導くことなど出来ない。
サッカープレーヤーとして生涯現役で行くことは難しいだろう。しかし、ビジネスの世界では常にプレーヤーでありたい。常にフィールドに立ちたい。フィールドにおいて必要とされたいのだ。
だから、私も鍛錬を続ける。挑戦の中で新たな負荷を探し、背負いにかかろう。
君達も鍛錬をする覚悟をすべきだ。力を付けたいなら、二十代三十代でのほほんと余暇を楽しんでいる場合ではない。土曜も日曜もない。成果だけを純粋に狙い、自己の責任を果たし、自己を際だたせるのだ。そこに才能はいらない。ただ、しぶとさが有ればよい。
その時期を過ごして、初めてマネージメントがとれる。部下に負荷を背負うことも要求出来る。ビジネスを司る立場に立った時、苦況でも揺るがない精神を持てるはずだ。
若い君達は日々分岐路に立っている。人生の分岐路など映画の様にドラマチックには来ない。朝、15分早く起きるか起きないかが、人生の分岐路だったり、もう一件アポイントをかけてから仕事を終えるか、今終えてしまうかの選択であったりする。
日曜日に一時間勉強をするか、寝て過ごすかの選択が人生の分岐路であったりする。人生を左右するのはこれらの選択の塊だ。その都度の選択において、自分に負荷をかけ自分を鍛える道を選ぶのだ。その時間を過ごせた者のみが、次のステップに進めることをよく理解し、日々の判断をして欲しい。
私自身、経営の傍ら私塾の運営などもしてきた。これは全くのボランティアだ。私自身がボランティアな分だけ、参加する塾生にも、日曜日の時間を自分の未来の為に割けと要求してきた。自分の未来の為に、自分に負荷をかける体質を塾生達の体内に作りたかったのだ。
昨日から09年内定者の研修も始まった。研修と言っても講義形式で何かを教えるような内容ではない。ビジネス上の課題を与え、4チームで勝利を目指し競う様な流れだ。
各チームには担当の教官が付く。これはHWSの現社員の中で希望者を募って選抜されたメンバーがなる。自分の業務以外に学生達の質問に答えたり、相談にのったり、ダイレクトに給与に乗らない負荷が自分にかかるはずだ。
しかし、これを率先して背負う事で、会社の未来を創る作業に直接関われるし、学生からの尊敬や信頼も得られるだろう。また、育成の達成感や充実感も味わえるはずだ。リーダーとして、ビジネスマンとして、今後語れる中身が作られて行くはずだ。土日に寝ているよりも遙かに満たされるし、価値がある。
自ら志願すれば負荷を背負うチャンスなどいくらでもある。
負荷から逃げず、負荷を率先して抱え込むのだ。それがリーダーだ。それが、君達が一流になる唯一の方向だ。ここに近道はない。必要なのは、皆さんの覚悟だけだろう。