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出版する書籍の文章チェックも大方終わった。多少の修正はあるが、1/23(土)の出版日には間に合うだろう。気がつくと既にアマゾンの商品ページに載っている。出版社がしっかり動いてくれている様だ。既に予約して頂いた方もいる。
1月23日(土)発売
「生き残るSE」篠田庸介著
日本実業出版 定価1575円(税込)
http://www.amazon.co.jp/dp/4534046677/
改めて内容を読み返すが、良い出来に仕上がったと思う。このブログで語り続けてきた主張とは基本的に一貫していてぶれは無いが、順序だってまとめてあるので分かりやすい。恐らく様々な企業の経営層が内容を把握し、必要な部分だけを自社のマネージメントに導入することも可能だろう。
書籍とは一人で書き上げる様なイメージだったが、関係者一同で作り上げて行くのだと知った。ベースは私の主張ではあるが、それをどう伝えるかをチームで練りながら制作を進める。文章を簡素化し、必要ない部分はカットする。構想から出版までは、一年程度かかった。
小説「白州次郎」の作者が言っていたが、良い本を作る上で難しいのは加筆することではなく、文章を削ることらしい。確かに無駄が多い分は読みづらい。主張があまりにも重なっていると煩いし、前後に関係無い文が挿入されると頭に内容が入りづらい。作者は一つ一つの文に思い入れがあるので、なかなか文章を削除出来ない。よって、チームでの制作が必要なのだ。
「生き残るSE」と言う題目なので、当然SEの方やSIerの管理職や経営幹部には一読して欲しい。HWSの取り組みや私のスタンスに対する好き嫌いはあるだろうが、知識として押さえておくべき内容に仕上がった自信はある。
ただし、私自身はSIer以外の企業を創業し、経営した経験もそれなりにある。業種業界を越えて、多くの経営者に対してある種の主張を発信している。業種によって変わる経営ノウハウなどもあるだろうが、業種を越えて存在する真理もある。私の経営に対するスタンスは常に王道を目指している。真理に基づき、正義に基づき、強い組織を作り込む事を是とする。強い組織があって初めて、しなやかなしぶとさと、成長性を同時に内包できると考えているのだ。
よって、組織を作らなければならない全てのリーダー、または未来に各界のリーダーを目指されている方々にこの本は送りたい。偉そうな講釈というよりは、一つの問題提議として受け取って頂けるとありがたい。
HWSの取り組みも一つの情報として伝えたいのだが、もっと伝えたい事はある。大事なのは、信念を持つことであり、それに執着と情熱を注ぎ込むということを真摯に伝えたい。当たり前だと感じるかもしれないが、明確な信念を持ち生きている社会人も企業も、昨今では案外少ないのではないか。
HWSが掲げる理想の是非は、再三言うが三十年後に聞いて欲しい。HWSの全メンバーがギリギリの戦いに勝利すればビジョンを成し社会に貢献しているだろう。成否は後に問うとして、大事なのは今の「生き様」だ。今の「生き様」は納得できるものかどうかは、リアルタイムで結論が出ている。
「生き残るSE」の内容を見ると、多分に偏りもある。現況に対する改革者として、あえて偏る道を選んでいるので当然と言えば当然だ。偏る分だけ受け入れられない人もいるだろうが、それも良しだ。事実としてあるのは、HWSにはHWS独自の主張があり、それに執着し達成に全力を挙げていると言うことだ。信念を持ち貫こうという「生き様」がそこにあることだけは事実だ。
己に信念に沿って、偏り、執着し、主張する。実行し、何度失敗をしても果敢に実行し続ける。企業の文化を創るとは、この様な試みではないだろうか。コンサルタントが綺麗なプレゼン資料で企業文化を育む為のマイルストーンを提示しても、実際にゴールには行き着きはしない。
私の書籍から、この時代においても戦意を失わず、何かに戦いを挑んでいる集団の姿を感じて頂けたら嬉しい。存続を目的にし、市況の変化に恐れおののくではなく、チャレンジャーとして何かを成し遂げようとする集団のエネルギーを感じて欲しい。
それぞれの企業にはそれぞれの使命があるはずだ。それぞれの企業にはそれぞれの挑戦があり、その為の戦いがあるはずだ。創業の原点にもどり、自社の使命を再度確認して頂けたら幸いだ。今回の書籍は、そんな思いを込めて我々HWSの主張を綴った一冊となった。