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   <title>会長ブログ（株式会社ヘッドウォータース代表取締役：篠田庸介）</title>
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   <updated>2012-05-16T07:04:43Z</updated>
   <subtitle>株式会社ヘッドウォータースの篠田会長によるブログ。
ヘッドウォータースは、システム開発を事業の中核としているベンチャー企業です。
会長ブログではヘッドウォータースの動向やビジネスに対する考え方について、篠田会長
自身が熱い想いを書き連ねています。</subtitle>
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   <title>奇跡を起こす</title>
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   <published>2012-05-16T06:52:48Z</published>
   <updated>2012-05-16T07:04:43Z</updated>
   
   <summary>日本のストックマーケットもだいぶ活況になってきたようだ。ここ２～３年くらいは、上...</summary>
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      <![CDATA[日本のストックマーケットもだいぶ活況になってきたようだ。ここ２～３年くらいは、上場準備などという話は、あまり聞かなくなったが、最近はそう言う発言も各所にて耳にする。勢いのある企業も増えている。

私もけっこういい年齢なので、経営者としてＩＴバブル的な市況は何度か体験している。商才に溢れた方々が、上場を果たす姿を見て、いずれ我々もと闘志を燃やしたものである。

今の心境で近いのは、関ヶ原を尻目に九州各所を切り取り、天下に野心を見せた黒田如水のごときだろうか。経験に裏付けられた革新があり迷はない。やるべき事は決まっている。天下の争乱はいずれ収まる。その時に時流を掴み、いくばくかの運気が味方すれば、天下を望む事も無理ではあるまい。
<img alt="yosei.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/yosei.JPG" width="320" height="239" />

上場する、世界的な企業になる。この領域にたどり着ける企業は少ない。確率的に言えば奇跡的な成果を生み出さねば、その領域にはいかない。

私は結果としての奇跡を常に思い描いている。万人が奇跡だという様な成果を常に追い求めている。

ただし、過程において一切の奇跡は期待しない。奇跡というパーツを使わず、偉大な事業を組み上げ様としている。出来る事、制御が効く事を材料として、前人未踏の事業を組む。これが、事業家のプロフェッショナルな部分であり、正しいスタンスなのであろう。

奇跡的な成果を狙わねば、事業の面白さは半減する。新しいもの、多くの人が驚きと幸せを感じる様な仕組みを狙わねば、心が満たされない。己の人生が輝かない。

しかし、過程で奇跡を期待するのは怠慢であり、プロフェッショナルの態度ではない。

ゴルフのスコアが落ち着かないのは、技術の問題も多分にあるが、出来もしないことにチャレンジして、傷口を広げてしまう場合も多い。そんなバンカーから一発で出るはずがないのに、そんな狭い木の間を確実に通せるはずがないのに、運を頼ってショットした結果、取り返しが効かないほどスコアが崩れる。

よく部下の能力が足りないと嘆く管理職がいる。前向きな管理職は、部下の能力を上げるために、様々な教育をしたり、叱咤激励をしてパフォーマンスを上げようとする。そして、その結果としてチームの業績を上げようとする。

これはこれで間違いではない。しかし、人の育成には時間がかかる。何らかの教育をして、すぐにパフォーマンスが上がる事はない。何らかの刺激でメンバーのパフォーマンスがすぐ上がったとしたら、問題があるのは部下の能力ではなく、管理者のマネージメント能力である。

すぐに成果を出そうと思ったら、奇跡を期待してはいけない。チームのメンバーの能力が促成で伸びる事もない。今ある材料を組み合わせて、結果としての奇跡を狙わなければならない。
<img alt="car.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/car.JPG" width="320" height="239" />

今ある材料には、リーダー自身のパフォーマンスも当然入る。メンバー達の力も当然、奇跡的な成果を生み出す材料として考える。多くの組織では、リーダーも含めて、その材料自体、大抵は並である。並のパフォーマンスは、並の人間にも発揮できる。その並の人間が起こす並のパフォーマンスを材料に奇跡を組み上げる。

ここに事業の腕が必要となり、醍醐味もある。

景気は少しずつ上向いている。色々な業種が浮沈を繰り返しながら、経済を代わる代わる引っ張っていく。次なる覇権は、いかなる業種か、いかなるビジネスかは誰にも分からない。一つ言えるのは、結果としての奇跡が、そのポジションを取るには必要だと言う事だ。

私自身、人に不満を持ったことが無い。どの人間にも価値のある部分はある。輝く所はある。その輝きを活かし、組織を奇跡に導くのは、リーダー達の職務だ。だから、人に不満はない。あるがままを受け入れ、あるがままを把握し、最後に勝利を狙う。

今はこんな心境で、活気づきつつある日本市場を眺めている。
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   <title>ピース</title>
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   <published>2012-05-14T06:16:08Z</published>
   <updated>2012-05-15T01:47:04Z</updated>
   
   <summary>ＨＷＳ設立時から、私が取り組んで来たのは、いかにエンジニアをビジネスの領域に引き...</summary>
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      <![CDATA[ＨＷＳ設立時から、私が取り組んで来たのは、いかにエンジニアをビジネスの領域に引き上げるかと言う事。エンジニアに限らず、一般の社会人とビジネスパーソンでは、大きな隔たりがある。

隔たりの要因にはいくつかある。その中で私が非常に困難を感じている事の一つをここに書きたい。

例えば、一つのビジネスアイディアがあるとする。またはアイディアとも呼べない上手く加工するとビジネスになりそうな「ビジネスの種」があるとする。

当然、この材料をビジネスとして仕上げるにはいくつもの課題はある。課題の無い事業など無いし、課題を突破する事で他と区別化され、競争優位を確保出来る。見方を変えれば、その種が事業として建ち上がるまでには、足りないピースがいくつかる。そのピースがそろえば売上が立ち、事業はまわる。
<img alt="vysacup1.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/vysacup1.JPG" width="320" height="239" />

私であれば、その「ビジネスの種」を検証するときに、事業が成立する要件を考える。そして、現状で「足りないピース」に想いを馳せ、その埋め方を考える。それが、資金なのか、技術なのか、営業スキームなのか分からないが、足りない何かを埋める方法を考える。

資金が足りないのであれば、デット、エクイティ、様々な資金調達の方法はある。資金だけが問題なら、話は早い。よって、根本的な問題にはならない。

技術が足りなければ、時間をかけて足りない技術を養うか、他社と協業するしかない。自社がない技術やノウハウがあるなら、スピード重視でパートナーと組んで、その課題を突破すれば良い。これも、その「種」が駄目だと結論づける要因にはならない。

営業、マーケティングなどに問題があるなら、その為の戦略を練るのみ。これこそ、オプションは何通りもある。

常に目の前にある素材を、どう料理するかに頭を使う。事業の成功にしか意識が行かない。散々考えた結果、これは行けるという目星が立ってから、その陰に潜むリスクを考える。

企業の浮沈に関わるような重大なリスクがあり、どうしてもそれを避ける道が無いのなら諦める。また、事業自体に面白みがあっても、収益性が見込めないものも最終的には取り組まない。よって、この二点を検証する。

多少のリスクはいずれにしろあるので、憂慮するポイントではあるが、進退には影響しない。上手く行っても大した収益が見込めない事業も、ゴールが無いマラソンを走るがごとくなので、事業が跳ねる余地があるのかは検討する。

私なら、この様に頭を使う。
<img alt="vysacup2.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/vysacup2.JPG" width="320" height="239" />


これを前提に、今まで多くの社会人に「ビジネスの種」を投げかけたてきた。皆、外から批評する時にはポジティブな話も出来るのだが、ほとんどの社会人は自分がやるかどうかの判断となると、「足りないピース」を発見し、それを理由に「この事業は成功しません」と結論づける。

粗々の「種」の状態から、ちゃんとした事業へと育っていくには、多くの努力が必要だ。執念を持って、いくつもの課題を突破しなければ、新しい事業など生まれない。これが事業家としては前提なのだが、その突破すべき課題をズラッと並べて、得意げに「無理です」と結論づけるのが、ほとんど全ての社会人のマインドである。

このマインドを変えるのが、かなり難しい。

このマインドでは、振られた作業はこなせても、新しい事業を生み出すなど出来ない。ビジネスパーソンとは、一般的な社会人が突破出来ない課題を、経験に裏付けられた知恵と行動を持って解決する存在である。このマインドを変えなければ、何かを突破する経験も一生積めないし、そもそも難しい課題を任せてもらえない。

エンジニアがビジネスの領域に踏みこむのに一番大事なのは、英語でも財務の知識でもない。このマインドを変えることであろう。マインドが代わり行動が変われば、10年後の姿も自ずと変わっているはずだ。
<img alt="vyscup3.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/vyscup3.JPG" width="320" height="239" />

何か解決すべきテーマがあったときに、ビジネスパーソンとしてのスタンスが出来ている人間と会話するのは、非常にクリエイティブだし楽しい。逆にビジネスパーソンとしての道を放棄し、出来ない理由を一生懸命探す人との会話は、心が躍らないし、そもそも時間の無駄だ。

何かの課題にぶつかったとき、反射的に考えるのは、今ある材料を使い突破する方法でよい。突破する方法を徹底的に考え、その結果として無理だという結論も時にはあろうが、それはあくまでも、ずっと後になってたどり着く事であって、最初に考えるのは上手く行かせる方法だけで良いのだ。

賢く見られようとして、リスクの話をこねくり回すより、徹底して課題突破に頭を使い、その方法を行くつも提示出来た方が、自分の価値も上がる。世の多くの経営幹部が欲しいのは、リスク分析ではない。リスクを突破する為に必要なバイタリティと実務能力である。これがビジネスパーソンとしての価値であろう。
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   <title>リフティング</title>
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   <published>2012-05-09T11:16:40Z</published>
   <updated>2012-05-15T01:45:30Z</updated>
   
   <summary>最近はパフォーマンスとしてのリフティングが流行っているらしい。難易度の高い技など...</summary>
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      <name>会長</name>
      
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      <![CDATA[最近はパフォーマンスとしてのリフティングが流行っているらしい。難易度の高い技などを織り込み、魅せる競技としてリフティングを行うのだ。プレーヤー達は、まるで糸でも着いている様にボールを扱うので、さぞやサッカーも上手かろうと思いきや、そうでもないらしい。

私もサッカーを始めた頃に、コーチからリフティングをやるように言われた。最初は上手くいかないし、別にリフティングが出来てもサッカーが上手くなる訳ではないので、モチベーションが湧かなかったが、期限を切られてテストされたので、課題はクリアするように練習した。
<img alt="hanoiSuccer.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/hanoiSuccer.JPG" width="456" height="353" />

その内に、少し自由にボールが扱えるようになり、色々な場所を使ってリフティングしたり、頭の上で止めたり、クビに乗せたりするようになった。道に落ちていた柚や、野球のボールでもリフティングした。小さいボールや柚でやるのは難しいが、それでも疲れるまで何百回もボールを落とさずにリフティングが出来る様になった。

いつの間にかリフティングはチームの中でも上手い方になり、他のメンバーにも「もっと練習した方がいいんじゃないか」と言うと、「別にリフティングが出来たからって、サッカーが上手くなる訳じゃない。」と言う反論をもらった。

まあ、私がリフティングを苦手だった頃に自分に言い聞かせた主張ではあるし、彼の心理も分かる。

リフティングが出来ればサッカーが上手いわけではない。しかし、リフティングが出来ない一流選手はいない。中学生のサッカーであれば、ちょっと足が速くて、センスがあれば、リフティングなど出来なくても、そこそこ活躍出来る。しかし、一流のサッカー選手を目指すなら、リフティングごときが出来ないと言う選択はない。

大事なのは目線をどこに置くかだ。

中学生レベルで良ければ、自分の好きなようにプレーして楽しめばよい。一流になりたいなら、サッカーが上手くなる可能性がある事は全てやらなければならない。リフティングが上手くなれば、ボールコントロールにおける微妙なタッチの感覚が上がる。無駄にはならない。

HWSにおいて理想とするエンジニア像は極めて理想が高い。

高いITのリテラシーを有し、財務、マーケティング、マン・マネージメントなどにも造形が深い。高い対人スキルを持ち、ネゴシエーションも強い。自らのミッションを定め、揺るがないリーダーシップを発揮する。

簡単に言えば、こんなエンジニア達の集団を目指している。目指さねば、世界において日本人エンジニアの居場所は無い。居場所が皆無とは言わないが、今ほどの領土は取れない。
<img alt="konchan.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/konchan.JPG" width="320" height="239" />


しかし、我々が目指す理想は、誰でも簡単になれる姿ではないし、多くのエンジニア諸兄からすれば、こんな姿を目指せと言われる方が迷惑だろう。

好きで技術の世界に入ったのだから、多くのＳＥにとって本業である技術を磨くのはやぶさかではないだろう。その上に営業をやれ、進んでリーダーシップを取れと言われると、「それで技術力が上がるわけではない。」と言う反論も上がって来るだろう。

ただし、SEのベーシックなキャリアとして、将来コンサル的な方向に特化するか、集団を取り纏めマネージメントサイドに特化するかと言う選択がある。いずれにしろ、技術以外の領域を修めなければ、この両方とも選択は出来ない。

ＳＥとしての道を極め、一流を目指すなら、経営を学ぶ事もコミュニケーション能力を磨くことも必須なのだが、今の仕事で若い内にそれなりの給料を取るだけなら、現場の開発だけに意識を向けていればいい。別に無理にリフティングをする必要も無いし、リフティングをサボる理由など山ほど有る。

若い人材を見ていると、たまに子供の頃にリフティングの練習をしていたのを思い出す。一流の奴らはみんなリフティングが上手かったから、私は最終的にはリフティング技術の習得に励まざるを得なかった。あの手の技能は、誰かに教わって上手くなるものではなく、自分でコツコツとやるしかない。

若い人材が取り組んでいる自分を伸ばすためのほとんどの修練は、すぐに彼らの報酬を上げる訳では無い。彼らの価値をあげる訳でもない。しかし、一流を目指すなら習得しなければならない事なので、言い訳せず、その事実から逃げず、習得に励まなければならない。

彼らが一流を目指し、一人コツコツとボールを蹴る事を、私は心から願ってやまない。
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   <title>泰然自若</title>
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   <published>2012-05-07T09:46:24Z</published>
   <updated>2012-05-08T01:48:31Z</updated>
   
   <summary>ソーシャルゲームの一部課金モデルについて、規制が入るというのが話題になっている。...</summary>
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      <name>会長</name>
      
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      <![CDATA[ソーシャルゲームの一部課金モデルについて、規制が入るというのが話題になっている。新聞、ネットなどでも大きく取り上げられている。それを受け手、業界大手各社の株価は著しく下落している。

この件が尾を引くのか、以外に大きな問題にならず着地するのかは正確に予測出来ない。は頻繁に起こるので、ビックリする様な話しでもない。先の事は分からないので、とりあえず多く投資家はリスクヘッジの為に、関連株の売却へ走る。これもよく見る光景だ。
<img alt="Farruri1.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/Farruri1.JPG" width="320" height="239" />

意外に大手各社の内部の方々は、右往左往していないのでは。あらゆるオプションを考え、出来る対応を極力先手で打つだけなので、そこに迷いは少ないはずだ。やるべき事が目前にあるだけだ。

株を買った人は、自力で問題解決をすることは出来ないので、リスクを避けるには株を売るしかない。売るか売らないかは、予想によって決めるだけで、自己努力によって未来を変える立場にない。だから、慌てるし不安にもなる。

話はちょっと派生する。

政治の世界を見ていて意外に感じるのは、積極的に自己努力で未来を変えよう言う発言を聞かないことだ。現状起こっている問題には対処するが、主体的に創造的な未来を提示する政治家はいない。

日本が何をもって立国し、世界に貢献するかを明示する政治家はいない。政治家が･･･、と言うよりは、それを求める国民がいないから、自然とそうなるのだろう。
<img alt="Farruri2.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/Farruri2.JPG" width="320" height="239" />

問題の対処では、チーム全体に強いモチベーションが生まれない。「ここが悪いから直そう！」ではなく、「こんな素晴らしい未来の為に何かをやろう！」の方が、間違い無く心は躍る。

年金問題は大事。財政再建に向けて、消費税の導入も大事。また、政治倫理の抜本的な改善も必要。しかし、それを一つずつ直すだけでは、根本的な流は変わらない。先ずは、たどり着くべき大きなビジョンがあり、それを実現する為に、各問題に対処する。

それぞれの問題を担当する各責任者は、未来のビジョンに向けて「meet the deadline!」と言う事で、それぞれ担当の分野を期限通りに改善する。改善をするのに必要な判断は、ビジョンを指針として、それぞれが機動的に行う。

理想を言えば、こんなところだ。

ＴＰＰの問題、消費税の問題など多くの争点が政治の世界にはある。色々な政治家がそれぞれの意見を言う。それぞれの立場から発せられる様々意見は、どれも間違ってはいない。よって、議論によって結論は出ない。

大事なのは、結論を導くための判断軸だ。国家が描くべきビジョンがあり、今なすべき事が決まる。ＴＰＰ加盟が是なのか非なのか、それは日本がどうあるべきかを先に決めない限り、結論は出ない。
<img alt="syain.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/syain.JPG" width="320" height="239" />

そして、更に言えば、国家のビジョンを話し合いで決めるのも不可能だろう。多くの人間は自分の利益を捨てられないし、自分の権益をより増やそうとする。自分の権益が「正しさ」や「最適化」の前に来る人間と、議論をしても意味が無い。正しさを探究しようという人間と、利益誘導をしようと言う人間では、そもそも目指しているゴールが違うのだから、議論が噛み合うはずがないではないか。

今の制度の中で、我々が出来るのは、より有能で、よりフェアな人間を選び、その人間に正しいビジョンを描かせ、それを全国民で追うことだろう。そのビジョンを成す為に、各人が役割を担い、前進していく事だろう。

会社経営でも国家運営でも、この辺は変わるまい。

企業のビジョンは話し合いでは決まらない。誰かが決めたビジョンに、他の者は殉じるしかない。投票の代わりには、もっと強い権利と義務である就業という行為によって、人を選び、一旦選んだら後は自分の役割をこなす。

そして、そのビジョンさえ明確ならば、日々の判断に迷うこともない。何かに迷った時は、自分達のベースへと帰れば良い。

テンポラリーな利益を追うと人間は、物事を判断する能力を失う。断固たる決断力を失う。大いなるビジョンを定め、それを追うのであれば、目先の事に右往左往する事はなくなる。全員にフェアな適切な判断、信念を軸とした確固たる決断が出来る。

私が仕事を始めて20年以上の月日が経つ。その間に、何度もバブルやその終焉があった。ソーシャルゲームの市場も、同じ様に絶対ではなく、今回の件が無事終息するにしろ、いずれ崩れるだろうし、また新しいビジネスが後に生まれるだろう。

その潮流に右往左往せず、己のビジョンに向かい、組織を研ぎ澄ませ、事業を進めて行ければと改めて強く意志を固めた。
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   <title>政局</title>
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   <published>2012-05-01T09:00:19Z</published>
   <updated>2012-05-08T01:50:30Z</updated>
   
   <summary>先日、小沢一郎氏の裁判にて判決が下された。今後の政局への影響は多大であろう。いず...</summary>
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      <name>会長</name>
      
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      <![CDATA[先日、小沢一郎氏の裁判にて判決が下された。今後の政局への影響は多大であろう。いずれしろ、従来の悪習を廃して、良い政治が行われる事を願う。

政治家の友人が何人かいる。政治家と言うのも聞けば聞くほど大変な商売で、私には勤まりそうもない。彼らの仕事は影響範囲が広いし、ちゃんと機能させようと思えば、相当な知識や計算が必要で、その作業は極めて難しい。実際に議員の方々の勉強熱心さには頭が下がる。当然個人差はある。

それだけ頑張っても、次の選挙に当選しなければ、ただの人となる。かと言って、次の選挙のことばかり考えては、目前の政治が出来ない。また、自分が頑張っていても、党の評判が落ちれば再選出来ない可能性がある。自分以外の要因で、未来が決まる。
<img alt="purezen.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/purezen.JPG" width="320" height="239" />

党の評判が、良い時も悪い時も再選を果たして来た議員によると、党として支持率が下がっているときは、党が掲げるテーマで選挙は戦わないという。自分が一人の政治家として取り組んで来た事、実績を残して来た事を全面に押しだし選挙に挑む様だ。

党は大事だが、完全に依存しては、未来が無い。逆に自分が積み上げた実績を使い党に貢献するくらいの意識ではないと、政治家を一つの職業として続けるのは難しいのだろう。

この辺りは、ビジネスの世界でも同じ。

所属する企業は大事だが、依存しているだけでは存在感が無いし、自分の社会的な価値も高まらない。その組織に所属しつつ、他者が成し得ない何かを積み上げていかないと、自分の未来は切り開いていけない。

また、業界が好調だと言って、その流に乗っているだけでも駄目だろう。

現在で言えば、ソーシャル、ゲーム、モバイルと盛り上がっている。それはそれで、市場が存在し、事業拡張の為には優良が事業分野ではある。ただし、それに乗るだけでは一旦逆風が吹けば、生き残る事はかなわない。先行者であれば、先行したストックを使い未来を描けるだろうが、尻馬に乗って業界のうま味を得ている多くの企業は、風向きが変われば厳しい状況になるだろう。

現在の政局で言えば、民主党なども、なんだかんだ言って与党として強さを保っているが、一端が風向きが変われば、多くの議員は再選が叶わないはずだ。次の選挙の為には個人としての実績、実力、そして独自のテーマが必要であろう。

ビジネスの世界もこれに近い。
<img alt="kaigi.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/kaigi.JPG" width="320" height="239" />


ソーシャル、ゲーム、モバイルの世界は現在好調だ。この好調さに牽引され、日本のストックマーケットもいくぶんかは、勢いを取り戻しつつある。しかし、いずれ風向きは変わる。この分野が悪いわけではなく、全ての好調な分野もいずれは変化を余儀なくされる。だから、いずれにしろ最初から何らかの独自路線は必要なのだ。

独自の主義主張があり、業界に染まらない部分がある。これが個性となり、業界自体をいずれ救うことにもなるだろう。市況に迎合せず、自分達の思想、自分達の哲学から発せられた、独自の方針で歩めばよいのだ。政治の世界を見つつ、我々が歩むべき道に革新を得た。

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   <title>最適化</title>
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   <published>2012-04-27T09:52:00Z</published>
   <updated>2012-05-08T01:53:11Z</updated>
   
   <summary>既存の姿に囚われず、新しい「やり方」や「枠組み」を探るのは、ベンチャーの本分とも...</summary>
   <author>
      <name>会長</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/">
      <![CDATA[既存の姿に囚われず、新しい「やり方」や「枠組み」を探るのは、ベンチャーの本分ともいえる。私も既成概念は持たない方だと思うが、時たま過去に囚われる事もある。

新規性のあるビジネスを生み出す。新しい試みにチャレンジする。

私の基本的なスタンスを言うのであれば、これは大事ではあるが、目的ではない。誰かの目を惹く、キャッチーな制度や事業モデルを打ち出す企業は多い。作為的に広告行為として行っているのだろうから、方法論としてはありだろうが、そこに本質的な価値はない。
<img alt="Gndam.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/Gndam.JPG" width="239" height="320" />

私が会社の制度や、事業モデルを作り込んで行くとき、軸として手放さないのは「最適化」であろう。

例えばプライシング。値付けはビジネスの中でも難しい所だ。利益は多く欲しいが、競合他社もいるし、クライアントの懐事情もある。自社も喜び、クライアントもハッピーになれる一点をギリギリの判断で決める。ビジネス･センスが問われるところだ。その商品が世に必要な物ならば、流通する上で最適な金額はある。この値付けは一種の「最適化」であろう。

プライシング一つにしても、様々な要素が絡む。仕入れや製造原価を落とせば、値段を下げられるし、販売価格を下げなくても付加価値が付けば、顧客満足は得られる。全てを加味し、そのバランスの中で一点を決めるのがプライシングだ。

最適化を純粋に目指して行くと固定概念は消える。固定概念は主に手段に対して発生する。手段に囚われなければ、ゴールに行き着く道は何通りもある。
<img alt="nokai-oyazi.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/nokai-oyazi.JPG" width="320" height="239" />

ＨＷＳについても書く。

ＨＷＳが当初に標榜した挑戦は、いかにエンジニアを革新するかと言う事だ。エンジニアという職業を、既存の概念から引き離し、新しい姿を生み出す事を目指したのだ。

エンジニアのあり方を変えるには、その意識を変革しなければならない。エンジニアとは何たるかと言う固定概念を打破しなければならない。その為には、エンジニアに求めるゴールを変えなければならない。

私が至った結論は、ビジネスを立ち上げ、ビジネスを運営することをエンジニアに求めるしかないと言う事。ゴールはシステムの開発ではなく、ビジネスであり収益。その為に、他のビジネスパーソンに対して圧倒的なアドバンテージとなる技術を使う。それがエンジニアとしての理想像であり、未来につながるキャリアの積み方である。

そして、ビジネスを生み出すには、それに必要な環境や制度を整えなければならない。ＨＷＳが現在採用している、事業部長の立候補制度や、事業部選択制度は、エンジニアの歓心を買う為に生み出されたのではない。エンジニアが生涯その職業にて生きて行くのに必要なバックグランドを作る為に、「最適」な状態を志向した結果としてたどり着いたのだ。

エンジニアのビジネスにおける自由度を上げ、同時に相応の責任を乗せられる制度によって、権限と負荷を同時に背負わなければ、経営者クラスの人材にはならない。エンジニア達が対応できるかどうかではなく、彼らが未来に生きる道を確保するには必要なのだ。その為に「最適」な環境を考えたら、今の制度にたどり着かざるを得ない。
<img alt="kokuzawa-09.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/kokuzawa-09.JPG" width="320" height="239" />


クライアント、自社、メンバー、社会etc

誰かの為と強調しなくても、ビジネスが継続的に繁栄するには、これらの全てが納得出来る最適化が必要だ。

私が他社の人間と議論をするときも、自社の利益など主張しない。先方に媚びも売らない。ひたすら最適化される道を探る。その道を探すために質問し、思考する。最適化の方向が見えたら、強力なネゴもする。自分が信じた最適な道を組み上げるために、あらゆる手段を尽くす。

新規性のある制度も、真新しいビジネスモデルも、この最適化の先にあるのではないか。私に関して言えば、この最適化を追い求め、その結果として世界が必要する新しいビジネスを成立させたい。ビジネスにおける新規性とはそうありたい。ベンチャーが提唱する新しさとは、その様なスタンスの発露でなければと強く想う。
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   <title>第4回 Vietnam Brothers</title>
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   <published>2012-04-25T06:19:57Z</published>
   <updated>2012-04-26T06:20:34Z</updated>
   
   <summary>ベトナム・ブラザーズというイベントを主催して一年になる。在日のベトナム人若手人材...</summary>
   <author>
      <name>会長</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/">
      <![CDATA[ベトナム・ブラザーズというイベントを主催して一年になる。在日のベトナム人若手人材と日本企業の経営者及びアジア担当の方々のマッチングを目的とした交流会である。

私が知っている範囲でも、この会をきっかけに転職や就職の事例が数件あるので、一定の成果はあったのではと思う。国内企業のベトナム熱は、日増しに高まっている。同時にベトナム･ブラザーズへの関心も高まっている様だ。

基本的には日越のより深い交流を目指して、手弁当で運営をしている。ビジネスに直結はしないし、皆様の要望で開催しているのだが、以前はドタキャンなどもあって持ち出しで運営した事もある。
<img alt="VNBzentai.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/VNBzentai.JPG" width="320" height="239" />

この取り組みに関しては近視眼的な商売にしようと言う気持ちは全くない。日越の連係を徹底的に高め、そのアライアンスにより、いずれアジアから世界マーケットに打って出る新しいサービスや製品が生まれる。その為の呼び水として、このベトナム・ブラザーズが存在するなら意義がある。

少し、この会に込めている思い入れについて書きたい。

難しい話はさておき、ベトナムの若者にも、日本の若者にも、私が伝えたいのは「夢」を持って生きたらどうかと言う事。ロマンを追い続ける人生は素晴らしいではないかと言う事だ。

ベトナムの優秀な人材でも、自分が日系の良い会社に就職し、安定と比較的裕福になれれば満足だと言う人もいる。日本の若者は、市況や政局の不安定さから、萎縮してしまい、チャレンジャースピリッツを無くしている。割の良い職場を見つけ、そこに潜り込むのが人生の目的と化している者も少なくあるまい。

せっかく伸びゆくアジアに生を受け、才能に恵まれたのだから、もっと大らかに人生を考えたらどうかと思う。自分の生活を守る為だけに、自分の才能を使うのでは、あまりにもったいないではないか。

アジア全体の経済が、かつて無いほど伸びようとしている。人口も増えるし、一人当たりのＧＤＰもまだまだ伸びる余地しかない。向こう10年以上はアジアの時代となるだろう。成熟した欧米は高い付加価値を生み出し続けるだろうが、成長の余地は少ない。
<img alt="akagisan.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/akagisan.JPG" width="320" height="239" />


アップルが成功した所で、製品の部品は主に韓国製と日本製だし、製造拠点は中国となる。アジアに無関係ではない。

この時代に、この場所に生を受け、ただ生存だけを考えるのはあまりにもったいない。人類史上、かつてないチャンスがあるのに、若者が萎縮してどうするのだ。萎縮するほど、失う物もないではないか。

ベトナムにも未だ足りないものある。日本が既に失ってしまったものもある。一国で全てをまかなう必要はない。お互いの強さを持ち寄り、新しい価値を生み出して行けば良い。

こんな想いと、若者に対するメッセージを込めて、ベトナム・ブラザーズを主催している。
<img alt="VNBkurai.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/VNBkurai.JPG" width="320" height="239" />

昨日は「第四回Vietnam Brothers」が開催された。

第一回が、昨年の四月なので、一年の歳月が経ち、参加者も三倍程度になった。

この場を借りて、ご参加頂いた皆様に感謝を伝えたい。そして、手弁当で運営に当たってくれたベトナムの友人達、協同開催を引き受けてくれた株式会社幕末の皆さんにも感謝を伝えたい。

このイベントを惰性で開催し続けるつもりはない。私がこの会合に込めている意志が、脈々と息づいていくなら、次回も開催する。

更に言うなら、私も未だ44歳である。自分で言うのも何だが、まだまだ若い。プレーヤーとして、アジア発のグローバルＩＴ企業として、ロマンを追い続ける所存だ。
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   <title>動機は･･･</title>
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   <published>2012-04-24T00:38:24Z</published>
   <updated>2012-04-25T04:33:24Z</updated>
   
   <summary>何かを成功に導く為の道筋は限りなくある。優秀な人間は、様々オプションを想定するし...</summary>
   <author>
      <name>会長</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/">
      <![CDATA[何かを成功に導く為の道筋は限りなくある。優秀な人間は、様々オプションを想定するし、選んだ道を進む為の戦略も深く考える。いったんスタートしてしまったら、スピードは武器となるので、その決済も早い。優秀な人間はビジネスにおいて成果を出す為の総合力を持っている。

面白いのは、これだけ優秀であり、思考力が高い人が、何かを行う上での動機は至ってシンプルだと言うこと。

インド、中国、ベトナム、オーストラリア、カンボジア、etc多くのビジネスパーソンと交流して来たが、彼らは難しい理屈をこねる事をしない。彼らは難しい事を言って評価されたいと言う欲求がない。ただ真理に殉じたいと思っているのだ。
<img alt="chapot.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/chapot.JPG" width="320" height="239" />

真理に殉じるとは、得心した事に殉じると言う事。自分の中の正しさに、曇り無く則ると言う事だ。

また言葉を発するからには、相手にちゃんと伝えたいと思っている。だから、より明瞭に、より簡素にして人に伝えようとする。特にインターナショナルで活躍する人は、言語も文化も違う人に何かを伝える訓練を積んでいる。相手に分かる単語や言い回しを、常に選択して発している。

「国を良くしたい」「人口が10倍なら、市場も10倍になる。これで何もしないのは馬鹿だ。」「一兆円企業をつくる」「事業を成功させ、自国を完全に民主化に導く。」など、何でもかまわない。それがワンフレーズで人に伝わるくらい簡単で、本人が本気なら良いのだ。

優秀な人は、驚くことに、この馬鹿げたほど大きな発言を本気で発している。そして、その為に、自分の全勢力を躊躇無く注ぎ込む。

駄目な人は、この動機の所をこねくり回す。結果、何もやらない。前に進まない。

出来る人は、「やる」と言う事をシンプルに決め、その実現に向けて行動し、頭を使う。当然、未来の結果には大きな差が生じる。

昔は、私も他人に対して良いことを言おうとした。良いことを言って、評価されたいと言う気持ちがあった。だから本心を相手に伝えることよりも、心から思っている事を形にすることよりも、相手に賢そうに見える発言を選んでいた。
<img alt="ryu-i-sato.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/ryu-i-sato.JPG" width="320" height="239" />

動機の部分のいじる事によって、賢そうに見せたり、優秀なアピールをしたがった。

今は、本当に優秀な人間が何たるかを知っている。何に価値があるかが、少し分かってきた。だから、自然体で心に描いたロマンを追える。自分の本心をストレートに、誰に対しても語る事が出来る。

多くの社会人に言いたい。

動機は常にシンプルでいい。それは感情に直結した部分なので、複雑にはならない。これが正しい姿だ。思想は徹底して深めるべきだが、その先にたどり着くのは、誰でも分かるシンプルな真理だ。

戦略は徹底して、高めよ。あらゆる事を想定し、ぬかりなく手を打つ。意識して、決定スピードを速め、競争優位を確保する。これらを思考の発露として実現する。ここに自分の能力を注ぎ込めば良い。

動機は常に、簡単で良い。

そこに正義はあるか。心が躍るのか。心が震えるのか。

それでイエスなら、答えは「ＧＯ！」だ。後は、事が成されるよう、思考し、実行すれば良い。己の全てを注ぎ込み、思い描いた未来に向かって全力で進めば良い。
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   <title>リスクヘッジ</title>
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   <published>2012-04-19T23:21:29Z</published>
   <updated>2012-04-23T07:40:04Z</updated>
   
   <summary>経営判断をいかに下すかは、事業運営をする上での肝とも言える。経営環境が良い時に、...</summary>
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      <name>会長</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/">
      <![CDATA[経営判断をいかに下すかは、事業運営をする上での肝とも言える。経営環境が良い時に、攻める一方の判断をするのなら楽だが、実際はリスクが高くシビれる様な状況もある。悪い局面を打開する為に勝負をしかける時もある。

経営判断とセットで常に考えるのは、リスクについてである。我々の様なベンチャーは、動かなければジリ貧になるので、基本は攻めるしかない。会社にとって致命的なダメージが予想されないなら、発展の可能性がある事は基本的に「GO！」である。
<img alt="chacup.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/chacup.JPG" width="239" height="320" />

大手企業が現状を維持するなら、動く事がリスクとなる。よって、基本的に経営絵判断は大勢が変わらない事を是とする。これが悪いと言う訳ではなく、企業のスタンスによって判断は変わると言うことだ。

リスクの取り扱いの難しさは、それ自体が「恐怖心」と言う感情と結びついているからだ。論理と理性によって「感情」や「雰囲気」に流されず、正しい判断を下せる人間は少ない。大抵は、「理屈では分かるが…」となる。

世の中の多くの事には、作用と反作用がある。仕事上でリーダーシップが取りたければ、相応の責任を背負わなければならないし、万が一何がしらの問題が起これば、ストレスや膨大な作業を背負う事になる。これを覚悟しなければ、ビジネスにおけるリーダーシップなど取れない。

競合がいないビジネス領域に出ようと思えば、未開ゆえに隠れたリスクや課題が潜んでいる可能性は高い。それらに対処してビジネスを進める覚悟が必要となる。また、当面は収益にならない事も覚悟する必要がある。

健康でいたい、体力を維持したいと思っても、その為に時間を使い体を鍛える人は多くない。英語が話せた方が良い、グローバルな仕事をしたいと思っても、なかなか英語の勉強をスタートできない。勉強を始めたとしても、継続は難しい。

しかし、感情を制御し、理性で舵を切らなければ、企業体として競争力はつかないし、危険と知った上で前進し一線を突破しなければ、ベンチャーとして新しい価値を生み出す集団にはならない。

何でもかんでもダボハゼの様に食いついては、ビジネスパーソンとしては失格だ。根底に確固たる思想と理論があり、それに則っているなら、恐怖やストレスに打ち勝ち、前進する決断をしなければならないのだ。
<img alt="chakakimaze.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/chakakimaze.JPG" width="320" height="239" />

多くの人が陥りやすい間違いについて書きたい。

個人であれば、ある程度優秀な人間は未来のキャリアについてデザインしているだろう。企業体であれば、将来の会社のあり方についてイメージしているだろう。どの個人にも、企業にも、「あるべき姿」はあり、可能なら、その姿に近づきたいと思っているはずだ。

その「あるべき姿」になる事を決めているなら、リスクとは決断を先延ばしにすることだ。

来年になったら取り組もう…
もう少し市況がよくなったら…
今の社内の状況では…

と言って、実行する事、実行を決断する事を、先に伸ばせば伸ばすほど、リスクが増大する事に気づいていない人は多い。リスクを避けている様で、実際はより多くのリスクをため込み続けている。

「あるべき姿」まで行くことが確定でなければ、先へ伸ばすのも良い。しかし、それが確定しているのに、実行を先へ伸ばすのは間違っている。

例えば、SIの業界。

コストへの要求や市場性を考えてもグローバル化は既に必須事項だ。これを考えれば、エンジニアにとって英語の習得は必須だろうし、各企業は海外のリソースと連携する能力を有しなければならないだろう。
<img alt="denkitaxi.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/denkitaxi.JPG" width="239" height="320" />

グローバル化が確定している以上は、決断、実行を先へ伸ばせば伸ばすほどリスクが増えるのは明白である。遅れれば、他社から取り残されるし、自社の優位性も担保出来ない。いずれはグローバル対応しなければならないのが確定しているなら、その為に必要な行動を、一秒でも早くとらなければならないのだ。

HWSについても話す。

我々はグローバルIT企業として、世界に打って出る事を決めている。勝ち負けはあるかもしれないが、その道を進むことを決めている。決めている以上は、我々がグローバルマーケットに対してビジネスを仕掛けるのは、「いつか」ではなく「今」でなければならない。

HWSがグローバルIT企業となる為には、世界のプラットフォームとなりうる独自のビジネスを仕掛けなければならない。それが確定しているなら、その為に我々が動くのは、「良いタイミングが来たら」ではなく「今」でなくてはならない。

これは精神論ではない。冷静かつ論理的に考えた時に、リスクの減少させる最も有効な判断は何かと言う話だ。

我々はベンチャーとして「あるべき姿」を追う。そして、そのチャレンジャブルなスタンスを堅持しながら、当然リスクヘッジはする。リスクヘッジの最も有効な手段が「Do it, Now!」と言うことなのだろう。
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   <title>思想を形に</title>
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   <published>2012-04-10T07:54:48Z</published>
   <updated>2012-04-13T00:49:22Z</updated>
   
   <summary>多くの優秀なビジネスパーソンは、アイディアを形にする力を持っている。事業アイディ...</summary>
   <author>
      <name>会長</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/">
      <![CDATA[多くの優秀なビジネスパーソンは、アイディアを形にする力を持っている。事業アイディアが生まれたときに、構想し、計画し、周りに働きかけ、それを形にする。彼らはビジネスを仕上げる「腕」を持っている。

同様にエンジニアが習得する「技術」は、ビジネスアイディアを形にする能力だと思っていた。世の中には多くのビジネスアイディアが日々生まれている。昨今では、そのビジネスアイディアを形にするには、ITが必要となる。ＩＴを駆使するエンジニア達は、ビジネスを作る上でも大きなアドバンテージを持っている。
<img alt="gyoenhana1.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/gyoenhana1.JPG" width="320" height="239" />

先日、サイバーエージェント社が夏までにリリースするwebサービスを発表していた。若者の心を掴む楽しげなサービスが満載であったが、生憎若者では無い私は、あまり惹かれない。これはユーザー視点。

リリースするサービスの開発にあたったエンジニア達は、テーブルに上がったアイディアを形にすべく腕をふるった事であろう。持てる能力をつぎ込み、開発をした事であろう。

しかし、多くの成功している企業を観察してみると、彼らが技術を用いて形にしているのは、ビジネスアイディアではない様に感じる。技術を使って形にしているのは、「アイディア」ではなく、一種の「思想」ではないだろうか。

マイクロソフト、グーグル、フェイスブックなどのＩＴ企業だけにではなく、日本の各メーカーや、飲食店で成功されている企業などを見ても共通するのは、ビジネスアイディアが生み出され運営されるベースには、それぞれの思想が流れていると言う事だ。

その思想からアイディアが生み出され、更にそのアイディアを事業にする為も努力や工夫が生み出されるのだ。

ビジネスモデルは事業を推進している内に変形する。当初構想したままで発展する訳では無い。アマゾンなども、ネットで物を売る会社から、ある意味クラウドを提供する会社へと進化をとげている。創立者が当初志向したビジネスと完全に一致はしていまい。

ただし、成功した企業に共通するのは普遍的な思想の様なものだ。各々の企業が育んだのか、本来持っていたのかは知らないが、思想を基礎とする強い意志がなければ、事業は形にならない。

ビジネスは変化するが、思想には一貫性がある。思想は状況の変化に対応し変える訳にはいかないし、変えてしまっては思想とは呼べない。思想は、良い時も悪い時も、手放す訳にはいかない。アイディアはある意味次々に湧いて出るし、変化するのも可である。
<img alt="gyoenhana2.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/gyoenhana2.JPG" width="320" height="239" />

だから私は、他社のビジネスを考察する時には、根底に流れる思想を観る。ビジネス界の過去を振り返ってみても、思想無くして世の中が変わるような何かを生み出す事は出来ない。

私自身、単発的に儲けたいという意欲がない。それでHWSのメンバー全員が幸せになれるとも思えない。世の中に基盤となる何かを生みだし、世に発信したい。ＨＷＳなかりせば、世の中が成立しないという何かを生み出したい。

そこに意欲が湧くし、その何かを生み出した時に、ＨＷＳに関わる全ての人々も幸せになるのであろう。

世の中が変わる、世の中が必要とする何かを生み出す。HWSはこれで行きたい。HWSにはHWSの思想がある。その思想を形にする為に、我々は技術を磨く。
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   <title>KY</title>
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   <id>tag:www.headwaters.co.jp,2012:/blog/shinoda//3.508</id>
   
   <published>2012-04-09T06:37:25Z</published>
   <updated>2012-04-12T00:26:23Z</updated>
   
   <summary>先日カンボジアに行ったとき、懇意にしている政府関係の要職者と会談の機会があった。...</summary>
   <author>
      <name>会長</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/">
      <![CDATA[先日カンボジアに行ったとき、懇意にしている政府関係の要職者と会談の機会があった。彼はカンボジアでは広いネットワークを持っているので、あらゆる企業、あらゆる機関へビジネスの話しを持っていくことが出来る。

しかし、そんな彼がカンボジアに来るビジネスパーソン達に発する言葉は、あまり耳に心地よいとばかりではない。彼が訪問者に対して発する唯一のメッセージは「Do it now!!」である。

今まで多くの企業がカンボジアに訪問している。色々な可能性を模索したり、コネクションを作ったりしたいので、影響力の強い企業や人物を紹介してくれと言うのが、訪問者の要望である。
<img alt="696.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/696.JPG" width="239" height="320" />

彼も最初は訪問者に関連の有りそうな有力者を紹介していたが、その結果として、いつまで経ってもビジネスが生まれないので、紹介した有力者から、クレームが入るようになった。ある意味彼の信用は損なわれた事になる。

彼も極めて優秀な人間なので、ビジネスに成否があるのは知っている。問題は成否ではなく、一歩を踏み出さない事だ。成否の分からないことに一歩を踏み出すかどうかは、意志の問題だ。意志のない人間に、大事な人脈を渡すわけにはいかない。

彼は、「初回は心をフラットにして、ゆっくりカンボジアを観てくれれば良い」と言う。しかし、「二回目はビジネスプランを持って来い」と言う。二度目もプランが持てないなら、カンボジアでビジネスをする事は諦めた方が良いと言う一つの痛烈なメッセージを発している。

仕事を持ってこいでも、お金を持ってこいでもない。具体的なビジネスを構想して持ってこいと言う事だ。これは、極めてフェアだし、これが出来ない人間が、どの国をいくら見学しても新しいビジネスは生まれないだろう。

彼は小さい会社を相手にしないと言っているのでもない。政府関係や大手企業ではないと話しをしないと言っているのでもない。我々の様なベンチャーでも膝をつき合わせて、ビジネスの話をして、必要であれば協業もやぶさかではないが、我々もビジネスパーソンとして一定以上の実力を見せろと言う事だ。
<img alt="nagano.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/nagano.JPG" width="320" height="239" />

特に中国やベトナムなどの成長市場では、スピードが圧倒的なアドバンテージを作る。その市場で勝負するのに、成熟した日本市場でのスピード感では勝負にならない。

最近中国に行っても、ベトナムに行っても、同じ様な対応をされる事が多い。具体的なビジネスのプランを進める段になると、先方も膝を乗り出して、熱い議論になる。それが、何の確証の無い話しでも、それぞれがタスクを背負い、成功へ向け尽力するのがビジネスだと分かっているからだ。

逆に、単なる視察という態度で各企業を訪問すると、表面的な対応だけされて終わる。失礼は無いが、エネルギーも見せてくれない。相手のエネルギーを引き出す力が無ければ、協業など成立しないのは万国共通だ。

ましてや、我々が決してホームとは呼べない他国の市場で戦うときに、現地のパートナーの熱意を引き出せなければ仕事にならない。どんなに良いプランも、そこに情熱が介在しなければ推進されない。

最近では、他国から観た時に、日本の市場や技術力の魅力が弱まっている。現状でも十分な市場や技術はあるのだが、日本企業であるだけで、他国の企業がすり寄ってくれるほどのパワーは、既に日本にはない。

別にこれで残念がったり、危機を覚える必要はない。ビジネスの構想を持ち、それを形にする為に即時動く。本来の事業家として当たり前のスタンスが取れれば良いのだ。

自分のポジションや、物事の認識が変わっているのに、それに気がつかないと「空気読め！」と心の中で舌打ちされる。KYは敬遠されるものだが、海外に出るとKYなのに気がつかないビジネスパーソンは意外に多い。

色々書いたが、別に難しい事はない。

ベンチャーとして、事業家として正しいスタンスを貫けば、成長市場で正しい動きが出来ると言う事。今まで私が歩んできた道を、更に未来に向かって突き詰めれば良いのだと再度確信を得た。

今回は、海外の事を書いたように見えるが、それは私の本意ではない。読者諸兄が、ビジネスパーソンとして、正しいスタンスを築き上げる為の一助となれば幸いだ。
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   <title>個性と組織主義</title>
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   <published>2012-04-05T08:49:04Z</published>
   <updated>2012-04-09T04:49:19Z</updated>
   
   <summary>二日連続だが、時節ものなので本日も研修ネタ。 「厳しい新卒研修なんて意味あるの？...</summary>
   <author>
      <name>会長</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/">
      <![CDATA[二日連続だが、時節ものなので本日も研修ネタ。

「厳しい新卒研修なんて意味あるの？」という意見は、昨今多いだろう。それに対する肯定者の一般的な回答は、「精神力を鍛える」「仲間意識を育む」と言ったところか。

ＨＷＳの新卒研修もそれなりに厳しいのだが、たかだか三日程度でそこまで精神力を鍛えられるわけはない。社会に出る前に、いずれ訪れる困難に対して心構えを新たにするには良いが、それも内定者のうちから厳しく鍛えられるＨＷＳにおいては、どうしても研修で教育すべき事でもない。
<img alt="cake2.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/cake2.JPG" width="239" height="320" />

研修では、あくまでもビジネスを行う前の擬似的な空間しか作れないが、擬似的な分だけテーマを際立たせた体験させる事は出来る。実務の後にたどり着くはずだったいくつかの結論を、研修中に得られる。未来に得るはずだった真理を得る事によって、進むべき方向を予め正しく定められるのだ。

そして、何よりも大事なのは、本来強い組織が持たなければならない共通のルール、共通の認識を、濃密な時間の中で得る事だ。どんな組織を理想とするか、自分達のアイデンティティは何かという事を、シンプルに共有しなければ強い組織は象られない。

個人に重きを置き過ぎた教育を受け、今に至った若い方々は、多様性や個性を大事にしろと言う。ゆるいマネージメントの方が、本来個人が持っている良さが最大化され、より生産性があがると言う。一理はある。

ただし、私には疑問が二つある。

一つ目の疑問。

その多様性や個人に偏重した価値観を進め行った先に、豊かな日本はあるのかと言う事。個人主義は、中国やアメリカの方が徹底している。彼らは個人主義ではあるが、徹底して能力主義でもある。

若者達が好み、日本に蔓延している個人主義や多様性は、成果主義や能力主義の徹底を前提としていない。だから、緩い一方の堕落と私の目には映る。
<img alt="cake.JPG" src="http://www.headwaters.co.jp/blog/shinoda/cake.JPG" width="320" height="239" />

個人で日本人以上のパフォーマンスを生み出す民族は、世界中にいくらでもいる。日本人の強さは、地理的要件から育まれたのか、共闘する、組織で戦うところにある。これを放棄したら、日本人は世界で戦う為の最大の武器を手放すことなる。

サッカーのワールドカップなどを見ていても、個人技だけの戦いであれば、日本代表が日の目を見るのは当分先だ。個人の技能が、かろうじて世界のトップレベルにたどり着いたとしても、そこから抜きんでてナンバー１となるのは、相当難しい。

日本は組織で戦うという選択を捨ててはいけないのではないか。組織で戦う能力をもっと徹底して研ぎ澄ますべきではと思う。

二つ目の疑問。

多様性は否定しないが、一定のルールを守った上での多様性を目指せないのかと言う事。多様性と組織主義は、相反する言葉ではないだろう。個性、個の能力を徹底した伸ばし、そこに幅があり、多様性がある。その多様性は、チームでの共通のビジョンやルールをベースにして、活かしていくべきではないだろうか。

多様性を厳しさから逃げる為の言い訳として使っていないだろうか。「努力」「忍耐」「成果」から逃げる為に、価値観の多様性を訴えれば、一応言い訳はできる。浅くて軽い理論ではあるが、口げんか的なレベルの議論なら、それで乗り切ることも出来る。
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しかし、ビジネスにおいて我々が目指すゴールは、言い訳ではなく成果だ。成果に最も近い、最短の道を探し踏破しなければならないのだ。

多様性と成果、個性を活かした上での強力な組織。

これを我々は理想として追いたい。個性は、ある意味勝手伸びる。仕事に対して情熱があり、成果を追いかけて日々を過ごせば、個性無しには勝利が掴めない時がくる。成果への近道を考えれば、自分が本来持っている強みを活かした方が良い。

個性は勝手に伸びるとして、徹底した反復や、理性と思想として育まなければならないのは、組織にある「原点」を共有する事だ。根っこの部分を同じくし、絶対的な信頼と、高いレベルの連係を生みだす。その上で、各人が個性を持ち、この性能を最大化していく。

理想で言えばこれだ。これを追うために、ＨＷＳは新卒研修を追う。新入社員にちょっとした進歩を与え、ちょっとした精神的な刺激を与えるのが目的ではない。未来に実現すべき理想的な組織を思い描いたときに必要だから、この新卒研修も行い続けているのだ。
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   <title>入社式も無く･･･</title>
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   <published>2012-04-04T07:24:57Z</published>
   <updated>2012-04-04T07:33:43Z</updated>
   
   <summary>昨日まで新卒の合宿研修だったので、本日は今年度に入って初めての出社となった。いつ...</summary>
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      <name>会長</name>
      
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      <![CDATA[昨日まで新卒の合宿研修だったので、本日は今年度に入って初めての出社となった。いつも平常心でいるつもりだが、期が変わると何となく心が浮き立つ。昨晩の風雨が去り、すっかり春めいた陽気になったからか。

厳しい研修を乗り越え、今日から新卒のメンバー達も朝礼に参加している。内定者研修をみっちりやってからの入社なので、新卒と言っても既にフレッシュさはない。

新卒採用も四期目だが、ＨＷＳでは入社式をやったことが。各社の方針や雰囲気の問題なので、色々なやり方があると思うが、ＨＷＳの入社式はこのタイミングではない。
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ＨＷＳにおける入社とは、同じビジョンに向かい、仲間になることだと規定している。法的な手続きを終えて、オフィスにて時間を使うだけでは、仲間と呼ばれる資格はない。ＨＷＳの勝利、ＨＷＳのビジョン達成に貢献するために来たのだから、ＨＷＳの推進力となるまでは、仲間とは言えない。

いつ仲間になるかは、自分の意志と努力によって決まる。ＨＷＳにおける入社式は各人の心の中にある。組織の事を深く知り、組織への貢献を実現した時に、胸中に訪れる達成感が、ある意味各人の入社の証であり、入社式とも言える。それは半年後かもしれないし、三年後かもしれない。

よってＨＷＳでは、儀式としての入社式はやらない。訓示もない。新卒各位には、一日も早く仲間になれと要求し、実務に向かわせるだけである。必要な研修はするが、それは当然の事ではなく、組織の推進力になる為の準備でしかない。

また、私自身、既に組織において「私」という感覚は無い。自分の能力を認めもらいたい、自分の実績を評価してもらいたいと言う気持ちもない。私の中には、組織が勝利する為に最善、最短の道を全力で進むという意志しかない。
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何らかの成果が出た時に、その評価が誰の頭上に降り注ごうと、それはどうでも良い事だ。これは私が二十代の頃に得た境地である。これを徹底していたら、気がついたら会社を経営する羽目になっていた。

全メンバーが、この境地の下に事業に当たってこそ、最強の組織は実現出来る。よって、新卒にもこのスタンスを求める。この境地を要求する。これが出来なければ、世界で戦える組織、グローバルマーケットで勝利できる集団にはならないだろう。我々は凡人の集まりなので、発想力や賢いオペレーション具合で抜きんでることは難しい。

だから新入社員にも、面倒臭い会社であることは承知の上で、強靱な組織を構成する人間として要件を満たすように求める。

ＨＷＳの入社式に対するスタンスは以上の様なものである。

2013年の内定者も決まり始めて来た。内定を出す前から、ＨＷＳのスタンスについては徹底して話す。こんなＨＷＳなので、恐れをなして逃げる人も多いだろうが、果敢にＨＷＳにチャレンジする猛者達の合流を期待している。
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   <title>年度末</title>
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   <published>2012-03-30T06:35:39Z</published>
   <updated>2012-04-04T03:45:01Z</updated>
   
   <summary>ただいま、来季から事業部長となる◯芝と名古屋に向かう新幹線の中にいる。その◯芝だ...</summary>
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      <name>会長</name>
      
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      <![CDATA[ただいま、来季から事業部長となる◯芝と名古屋に向かう新幹線の中にいる。その◯芝だが、移動中も提案資料をせっせと作っている。◯芝はエンジニアとしてもパフォーマンスも高く、クライアントからの評価も高いが、それに飽き足らず、現在は新しいコンサル系の事業を推進している。そのくらいのバイタリティが無ければ、HWSにおいて事業部長は務まらない。

そろそろ、今年度も終わりだ。HWSでは、基本的にあらゆる面で攻めの判断を好むので、毎年新たな試みがあるし、その分だけ経験や知的資産は溜まっている。

私自身も、今の規模でバランスし、賢く運営する企業体を目指していないので、今年は良かったかどうかの判断は、どこまで攻め抜き、結果としてどれだけの経験を積んだのか、未来へつながるステップを踏めたのかで決まる。賢くバランスの取れた経営は、もう少し先で良い。
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まあ、HWSの場合は、某◯島と言うお金の大好で、なおかつ優秀な財務部長がいるので、リスクに向う時の最低限のブレーキはかかる。財務部長なのだが、法務部長としても機能しているし、最近は自社のブランディングを考えてホームページをリニューアルするプロジェクトも中心となって推進している。もはや、何屋なのか不明だ。これが、ベンチャーの良い所だし、財務畑しか分からない人間よりも、会社全体を見て正しい判断をする能力は養われている。

昨日、数名の経営者と話していたが、財務責任者の良いのがいなくて困ると言う話題になった。引き継ぎせずに辞めて行ったり、横領まがいの事件は、中小企業でも意外に多い。一人の担当が経理を行う中小企業では、そのポジションは重要だが、同時に間違った人間を据えると、将来的なリスクにもなりうる。

他社のメンバーの話を聴くと、HWSは人材に恵まれていると思う。基本的なパフォーマンスの話もあるが、信頼度と言う面で私自身が不安なく経営に当たることが出来ている。

事業部長を中心に、メンバー達の多くは、ちょっとした移動時間でも隙なく仕事をするし、お金の事を全面的に任せられるほど信頼出来る人材もいる。既存の事業をまわすだけでは飽き足らず、新規事業を並行でしかけている人間も多い。

仕事が空き気味になれば、ダブルワークを自ら希望し、社内で浮いているプロジェクトを物色する人間もいる。問題が生じれば、対策委員会がいつの間にか設置され、処理されていく。HWS程度の規模で、これだけのことを経営者が全く意識せず、自動的にメンバーがこなしてしまう企業も多くはないだろう。
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手前味噌かもしれないが、とにかく人間的な信頼性、基本的なスタンスに関しては、私も感心する事が多い。このメンバーが、今のスタンスのまま事業を推進していけば、近い将来HWSは一線を超えて、社会的な影響力を持つようになる。

事業部長及び役員のメンツで、毎月経営会議が開催され、HWSにとって重要な事は、そこで決済されていく。最近では、よほど気になる事案意外は極力発言しない様にしている。経営会議の場は、私がタッチしなくても、私の決裁と同レベルの判断を、事業部長達が行える様になる為の、訓練の場だと思って取り組んで来た。少しずつ、その成果は出て来ているのではと思う。

各所各所で、リアルな経営判断を、責任者達が行える組織が出来上がれば、その機動性は計り知れない。HWSは圧倒的なアドバンテージを手に入れるだろう。

今期は、その意味でHWSは一歩進んだと確信している。毎年の事だが、いくつも材料が揃い、来季に攻勢をかける事を考えると、心が躍る。この気持ちで、年度末を迎えられる事が、仕事人として一番の幸せなのだと思う。


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   <title>食育</title>
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   <published>2012-03-26T06:36:46Z</published>
   <updated>2012-03-26T07:42:52Z</updated>
   
   <summary>先日、食育の提唱者としては日本で随一であろう方のお話を聴く機会があった。食育とい...</summary>
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      <name>会長</name>
      
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      <![CDATA[先日、食育の提唱者としては日本で随一であろう方のお話を聴く機会があった。食育というと、偏食を無くし栄養バランスを取り、身体と精神の健康を目指すものだと思っていたが、ちょっと違うらしい。

氏曰く、食育の基本は食卓であるとのこと。食事の中身も大事だが、それ以上に食卓を囲み家族で食事をする中で、必要な躾がなされ、情操教育が行われるという意味合いが強い。食育とは言い換えれば食卓育であるとのこと。
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家族団らんが物理的に可能であった昔を懐かしむ感もあったが、話しの背景をしっかり理解すると、基本的には納得出来る内容であった。食育を一つの象徴として掲げてはいるが、訴えたいのは日本人の劣化に対する危機意識なのだと感じた。

日本人の劣化の象徴として、氏がいくつかの数字を挙げていた。

世界の国々で「先生を尊敬しているか」というアンケートを取ったところ、中国、韓国、アメリカなどは80％以上が尊敬していると言う。平均でも73％程度が尊敬しているとの事だった。先生を尊敬している人の率が50％を切る国は世界で７カ国しかない。その中でも断トツのワースト１が日本。先生を尊敬していると答えたのは僅か18％しかいない。

世界の国々で「両親を尊敬しているか」というアンケートを取ったところ、尊敬していると答えたのは、平均で約84％。これも日本が断トツのワースト１で、たったの22％である。

以前、日経新聞の記事で見たが、「将来責任ある立場で仕事をしたいか」と言う問いに対して、中国、韓国、アメリカ、フランスなど、軒並みの国々では70％～80％くらいが、「イエス」と答えている。昨今の日本では、この数字も極め低く、20％ちょっとだったと記憶している。これも断トツのワーストだ。

高望みもしないし、ストレスも背負いたくない。そこそこの幸せが、楽して手に入るのが最良という価値観なのであろう。
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私自身、これを日本の国民性だとは認めたくない。日本が強かった時代、国民の精神的なベースは、この様な軟弱なものではなかったはずだ。今の状況を「劣化」と捉える認識は、氏も私も共通している。

「劣化」に対して、一つずつ対処をしても、その穴は埋まらない。モグラ叩きの様に、一つの問題を潰しても、次の問題が噴出する。今の日本に必要なのは、問題に対する対処ではなく、大きな流れを変える為の「希望」なのではないかと思う。新しい何かを、心の底から渇望し、日本中を挙げて追い求めるような姿なのではと思う。

批判からも傍観からも、未来の繁栄や幸せ生まれない。逃避や言い訳の先にあるものは、劣化しかない。

実現したい理想がある。自分の時間、労力、人生をつぎ込んででも創り上げたい何かがある。その為には、時に耐えるし、時に努力もする。地道な積み上げもすれば、リスクも取る。

そうしている内に、現実世界と正しく向き合わざるを得なくなり、劣化が止まり、未来もひらける。

多くの方々の意識を目前の問題ばかりに向けるのではなく、未来の良い事に向けられる様に、質感のある希望を世に生み出す責務が、我々事業家にはあるのではと思う。

立場上、人の話を聞く機会は多い。私の場合、先ず相手の話の中にあるコアを見極め様とする。そして、そのコアから得た事を、何かしら自分の価値観へと落とし込みつつ人の話を聞く。人の話を額面通り受け止めることもしないし、逆に反射的に反発もしない。他者の言葉からは何か得られるはずだし、何かを得なければ時間の無駄だ。

私が感じたコアが、先方が真に伝えたかった事でなくても良い。最終的に私の糧になれば良い。

食育を提唱される方の話しを聞きつつ、今回は私の中では上記の様に落とし込まれ、自分自身の精神的な血肉とした。
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