今回は弊社代表、篠田にヘッドウォータースの創業についてインタビューを行いました。

この記事では代表篠田自身についてと、篠田がどのような経緯・想いでヘッドウォータースを創業したのかを皆さんに知っていただけたらと思います。
是非読んでいただき、篠田とヘッドウォータースについて知っていただけたら幸いです！

ではさっそく、まずは代表自身について質問していこうと思います！

──代表は自分の性格をどのような性格だと思いますか？

さばさばしてる？前向き？自分自身で表現するのは難しいですね（笑）。
性格は分かりませんが、何かを始めたり続けたりするときは習慣化するようにしています。
サッカーもやっているので結構きついトレーニングを週4日以上やっています。
もう10年以上継続していますが"カッコ良くなりたい"とか、"頑張るぞ！"など考えずに朝起きてジムに行って、ベンチプレスの前に行ってバーを持ち上げる、、という事を心を無にして毎日やります。
いずれその行動は習慣化されて、習慣化してしまえばそれをやらないと違和感を感じるようになるので、何も考えずとも無意識に続けられるようになるんです。
そうやって自分の弱さや怠惰さに対してコントロール方法を最近見つけました。
英語の勉強は電車に乗ったら反射的に単語帳を開くとかやってます。
何も考えないと言っていますが、筋トレって達成感というか終わった後、苦しみを乗り越えた爽快感もあるのでそういうのも気持ちよくてやっているのかもしれないです（笑）。
プラスになる気持ちが最後に来るのがいいなと思います。
自分がどんな性格かはちょっと分りませんが大事にしているのは平常心であること、行動すること、です。

──代表はなぜそんなにお若いんでしょうか？

そう言って頂けると嬉しいですね（笑）
強いて言えば好奇心が強いからですかね。スキューバも釣りもスノボ・スキー、本も結構読みますし、アニメも見ます。
人がいいって言ってたものは見るようにしています。変な固定概念がなくて好奇心が強いから色んな事によくチャレンジしています。
あと、旅行も好きです。知らないところに行くのはワクワクします。
その好奇心が若さに繋がっているのかもしれませんね（笑）。

──旅行が好きとおしゃってましたが、おひとりで旅行に行かれるのでしょうか？

一人で行くことが多いですね。バイクでツーリングとか気が向いたら一人で走ってます。
ヘッドウォータースは以前、中国、ベトナム、カンボジア、ドバイに関連会社がありました。
最後はコンサル案件があったのでケニアまで行ったり、航空系のシステム開発を行うのにインドの会社を回ったりもしていました。
新しい国で、新しいメンバーやパートナーを発掘するのも一人で行ってやってました。
ビジネスとして国際化が必要という思いもありますが、好奇心が強いのでそういうタスクが性に合っていたんだと思います。
旅行に限らず仕事でも、他社の特殊な制度や営業手法を知ったり、社内でも新しい取り組み・やり方を知ると感性が刺激されて楽しいです。
若い人のアイデアとかすごく刺激になりますし学ぶことも多いです。
基本的に「キャリアがあるから」「年齢が上だから」と、その人の意見が必ずしも正しい・偉いなどは思っていません。
人間同士は常にフラットな関係であった方がクリエイティブで豊かなものを得られると思います。

──そうなんですね。代表はよく会社で社員とお話することが多いですよね。
なかなか他の会社では見られないと思うのですが、それは"新しい刺激を求めて"でしょうか？

社長室に1人でいると寂しいから話したいなと思って行きます（笑）。
久しぶりに会う人とかいると嬉しいですしね。あと、色んな話が聞けるのが楽しいです！
基本、みんなの顔がみたいなと思って話しかけてます。これは純粋に楽しいからやってるだけですね（笑）

──気さくに話かけていただけるので私たちもお話しやすいです！
では代表はどんなことをしている時が一番楽しいですか？

仕事をしている時も、サッカーしている時も、バイクに乗ってる時も全て楽しいですよ。
仕事していて嬉しさを感じるのはメンバーが自分の想定を超えた時です。
そんなやり方あるの⁉そんな切り口あるの⁉とすごく勉強になりますし、それを実行している姿に尊敬の念をいだきます。

──代表の懐事情って社員的に気になるのですが...どんなことにお金を使われているのでしょうか？

あまりお金は使わないです。強いて言えば色んな人とご飯いったりで飲食代に使ってますかね。
物にお金をかけるとかは基本しません。ブランドも買わないですし、服はUNIQLOでもOKです。
旅行代は比較的お金をかけますね。コロナ前は年に1～2回は海外旅行していたのでその際にお金は使っていました。
経験にかけるお金は惜しみませんが、物にはお金を使わないですね（笑）。
私の場合、その方が満たされて豊かな人生をおくれると感じています。

──代表が大切にしている信念はありますか？

関わった人を幸せにしたいと思っているのと、生きているうちにやれることは全部やって、見る事ができるものは全部見たいと思っています。
見れるものって景色とか場所もありますが、私の人生の中でビジネスと事業は最大のエネルギーと時間とリスクを費やしてきたものなので、ビジネスの世界においてより高い視点・世界を見たいと思っています。
上記のようなことを追い求める好奇心は一生涯追い求めて行きたいのと、同時に関わった周りの人は幸せにしていきたいと思っています。

──パーソナルな質問に答えてくださりありがとうございました！

今後のヘッドウォータースについて

──昨年子会社が2つ出来ましたが、子会社を作った理由と今後の戦略はなんでしょうか？

組織という視点とビジネスという視点2つがあります。
組織という視点で考えると、組織は集約と分散を繰り返しながら成長していくものだと思ってます。
昔の事業部制はある意味分散型。起業家の意識やリーダーの意識が育まれます。
そこで得たものを戦略的に集約することで上場という壁を越え、より高見を目指していく方向になりました。
ですがこれだけ続けていくと今度は今まであったリーダーシップや自立心がなくなるケースが多いです。
1つの戦略に乗っかっていけば良いとなってしまうからです。定まっていないことを取り組み、自分で前に進めていく存在がいないと組織として成長は止まってしまいます。

そこで拡散の段階に来ました。
私もいつまでも社長で働き続けるわけにもいかないですし、若手も育ってきているのでその能力をもっと広げたり、人材を育てるために子会社設立という拡散を選びました。

もう1つの視点であるビジネスとしては、HWSの事業であるAIソリューションの規模拡大における重要かつボトルネックにもなりうるのがコンサルチームだと考えていることです。
顧客に対して様々な提案をし、数年単位でDXやAI活用等をハンズオンで推進する際、最初の入り口はコンサル要素が強いです。
我が社の場合コンサルチームだけがコンサルを担うわけではなくエンジニアもコンサルチームも一体となって事業を進めていますが、やはりこのコンサル部分がボトルネックになってしまうとその後の開発や運用が増えていかなくなってしまいます。
そのため、まずはそのボトルネックを解消するためにヘッドウォータースコンサルティングを創立し採用や戦略性の強化をはかりました。
顧客獲得を推進するため、企業の最上流となる経営陣に対するアプローチ、またDX人材を現場に派遣し現場から行うアプローチ、この2つを急速に加速させ、AIソリューションの入り口部分を強化していきたいと思っています。

さらに今後、デジタル人材は急速に不足していく面もあるのでエンジニアとしての素養のある人材の発掘・育成も強化して行きたいと思っています。
もちろんHWSで即戦力となるコアなエンジニアの育成・採用はしつつです。
エンジニアリングに関わってこなかった未経験の人が、エンジニアやデジタル関連の職種につくためのきっかけを作って育成することも必要だと考え、日本全体におけるエンジニアの供給を担っていきたいと思いヘッドウォータースプロフェッショナルズを創立しました。
この2社の役割を明確にして分社することで事業の拡大、採用のスピードも上がり、よりそれぞれの機能にdriveをかけようと思っています。
我々の成長と事業を1歩進めるという意味でこの体制に取り組みました。

──今後、ヘッドウォータースの目指すビジョンとはなんでしょうか？

大きな方向性としては2つあります。

1つはよりエンジニアが新しい価値を創造できるための環境を作ることです。
Amazonは以前本を売るだけでしたが、今では社会に必要なプラットフォームを築いています。
エンジニアがテクノロジーを使って、人の生活に変化をもたらすような、新しい価値の提供をすることで、よりエンジニアに脚光を浴びさせる仕組みを作っていけると思っています。
具体的には、新しい技術やプロダクトが次々と生まれるように、社員のやりたいことに投資や支援を行ったり、新しい会社を立てた際に、失敗しても戻ってこれるようなコミュニティ・ファンドというかエコシステムを作りたいと思っています。

もう1つは、時代を牽引する新しいチームを創ることです。
今リモートで社員同士のコミュニケーション不足が問題視されていますが、世の中に新しい風潮ができ、それにより生活が変化していくのは人類の歴史を見ても必然で、それが進化だと思っています。
携帯が普及したり、ネット社会になって情報が増えたりもそうですし、私の時代は週休1日だったのが、今では2日になっているのも、大きな変化かなと思います。
新しいものや風潮を受け入れたことによりまた新しいものが生まれる。その先端にデジタルがあると私は思っています。
また資本主義社会ではやはり働かないと豊かになったり最終的に幸せな社会を作っていけなくなると考えています。
だからといってハードワークをしろということではなく、より生産的に、今まで無駄だったものをよりクリエイティブなものに変えることへ挑戦し続け、人類が達成すべき成熟の先端を走らなければいけないと考えます。
昔が・・・というのではなく、今の新しい風潮にあった新しいビジネスを展開していけるようにしなくてはいけない。
資本主義における会社の新しい在り方を信頼と感謝の気持ちをもってHWSで一緒に築き上げていきたいと思います。

最終的な目標はテクノロジーの分野でエンジニアの再定義によるエコシステム構築と、資本主義の中で最も人類が幸せに生きるための仕組み化した経営組織の在り方を追求したいです。
近未来的な目標としては、先端技術であるAI、IoTのモダンな技術を使用して社会の在り方を変えるための第一歩「スーパーシティ」を作る時に自分たちの技術をどのように駆使し実現していくか、その先頭たる会社としていかに実績を出していくかというところがテーマです。