DXの取り組み

当社のDX推進の取り組みについて

社会全体の価値観・生活様式が大きく変化する中、あらゆる業種・業態でデジタル化が進展し、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが加速しています。
このような環境のもと、私たちヘッドウォータースは、お客様からの信頼と期待に応えることができるDXソリューションパートナーとして進化を果たすため、変化する事業環境と高度化・多様化するニーズに対してスピード感をもって対応し、新たなデジタル時代へ向けた変革を進めていきます。お客様価値の最大化やまだ見ぬサービスの創造/提供の実現に向けて、当社はデジタルトランスフォーメーションを重要戦略のひとつとして位置付けております。

 具体的には、次の内容を当社の中期的な方針と掲げ、デジタルトランスフォーメーションに対する先行的投資の実施、必要な人的リソースの確保、技術者の育成を進めながら、お客様の業務改革とデータ活用を支援するDXソリューションの提供に向けた取り組みを、それぞれの事業部門で進めていきます。
 なお、上記の取り組み推進にあたっては「全社会議や定例会議のメッセージ発信、各部門の目標や取り組み状況を共有し、連携すること」「年度ごとに、新たな製品・サービスの創生などの戦略的な目標を設定し、目標達成に関する活動の振り返りを関係者と共有し、評価すること」を確実に実行することで、お客様の価値創出につながるDXソリューションの創生とDX推進に向けた取り組みを効果的に推進して参ります。

株式会社ヘッドウォータース 代表取締役 篠田 庸介
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推進戦略

システム開発の高度化

お客様に対して、高品質かつスピーディーに価値を提供できるように、営業とSE業務の2つの観点でDXの取り組みを進めています。
お客様接点においては、Microsoft Teamsを中心にデジタルコミュニケーションを実現。デジタルマーケティングでは「マーケティングオートメーション」活用による案件創出などで効果が出ており、データ活用の高度化を図ることでさらに進化させていきます。

システム開発などのSE業務においては、AI、IoT、エッジコンピューティング、デジタルツイン、アジャイル開発、ローコード/ノーコード開発、DevSecOpsといった新技術・手法の習得および活用を推進しています。また、リモートワークの作業環境を整え、場所を選ばない対面に近い円滑なコミュニケーションを実現することで、社員の90%以上が場所を選ばない働き方に取り組めています。

管理業務のデジタル化

経営判断の高度化に向けて、データドリブンな経営のための仕組み構築を図っています。
具体的には、クラウドERP「ZAC」で事業活動データを一元管理し、BIツール「Power BI」を活用して経営状況を可視化。「カオナビ」で社員情報の見える化を行い、「マネーフォワード」で年末調整効率化などを実現しています。

デジタル技術を用いた業務プロセス変革

生産性の向上を通じた「新たな時間の創出」を目的として働き方改革に取り組んでおり、テレワークの環境下においても、Microsoft365を活用した社員の働き方に対する可視化・コミュニケーション活性化を進めています。また、Power Automateによる事務作業の自動化や、稟議申請業務の業務効率化/高度化、電子署名を利用した契約締結/合意などの取り組みを進めることでペーパーレス化も推進しています。

推進体制および推進環境整備

代表取締役をトップとして役員および関係部門からアサインされたメンバーで構成する「経営企画本部」を立ち上げ、当社のDXを推進しています。
また、当社のDXを加速させるためには、社員一人ひとりの能力を最大限に発揮できる社内環境整備や文化醸成が重要になると考え、組織を横断する形の委員会によって浸透活動に取り組んでいます。

戦略指標

当社のDX推進戦略の実行状況を測るために、以下の戦略指標を設定しています。

2023年度 デジタル人材育成 50名
2023年度 社員のデジタルワークを支える各種環境の整備
- ハイブリッドワークを支えるオフィス環境の整備
- マネジメントの高度化を進める社内システムの整備