ヒトのタスクを代替する生成AIAIエージェント開発
生成AIを活用した
AIエージェント開発を行います

AIエージェントとは

ヒトのタスクを代替する
自律行動型AI

AIエージェントとは、特定の目標を達成するために自律的にタスクを実行するプログラムです。設定された環境や受け取ったデータに基づいて、必要なデータを収集し、自己決定を行いながら目標を達成します。これにより、ユーザーの代わりにタスクを自動化し、インテリジェントに環境と相互作用することが可能です。

AIエージェントの市場規模は、2024年の51億米ドルから2030年には471億米ドルに成長し、2024年~2030年のCAGRは44.8%と予測されており、国内の労働力減少に対する一つの解決策としてAIエージェントを活用した業務効率化や自動化を行う企業が増えてきています。

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AIエージェントの主な特徴

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自律性と意思決定

AIエージェントは、環境からの情報を基に自律的に行動し、意思決定を行います。これにより、ユーザーからの指示がなくても、特定の目標に向かって最適な行動を選択することができます。
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学習と適応能力

AIエージェントは、過去の経験から学び、その知識を基にパフォーマンスを向上させる能力があります。機械学習アルゴリズムを用いることで、新しいデータやフィードバックに基づいて行動を調整し、より効果的な結果を生み出します
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タスクの自動化

AIエージェントは、反復的な作業や定型業務の自動化を実現します。これにより、人はよりクリエイティブで価値の高い業務に集中できるようになります。
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スケーラビリティ

AIエージェントは、高いスケーラビリティを持ちます。需要の増加に応じてシステムの拡張が容易であり、大規模な業務にも対応可能です。この特性は特に企業が成長する際に重要です。
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インタラクション性

自然言語処理(NLP)技術を活用して、人とのインタラクションが可能です。AIエージェントはユーザーからの質問に対して適切な回答を生成し、スムーズなコミュニケーションを実現します。

AIエージェント事例

大和証券様
「大和証券AIオペレーター」

大和証券AIオペレーターは、ログイン手続きやNISA関連等の一般的な内容に関する電話お問い合わせに応対するサービスで、広範に応対可能なAIオペレータ―サービスをお客様に提供するのは国内大手金融機関初の試みとなります。
当社は、プライムベンダーとして生成AIに関する高い技術力と数多くの知見を駆使して、ユーザー体験を最大化するためのAIコアエージェントとアプリケーションを開発しました。AIコアエージェントは、タスクを高速かつ効率的に処理し、リアルタイムで正確なマーケット情報の提供と、迅速で信頼性の高い事務手続きに関する問い合わせ対応を実現しています。

大和証券AIオペレーター事例プレスリリースを詳しく見る




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西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)様
「Copilot for 駅員」

 ヘッドウォータースは、LLM(大規模言語モデル)・RAG(Retrieval Augmented Generation)システムに関する技術力を生かし、駅員向け生成AIアシスタント「Copilot for 駅員」の開発支援を行っております。
駅員がお客様対応の際、多くの営業規則や商品から必要な情報を探すのに時間が掛かる課題を解決するため、AIアシスタントを用いた即時的な情報取得により、お客様1人あたりの対応時間削減を目指しています。
また、生成AI基盤「SyncLect Generative AI」上でAzure OpenAI ServiceやMicrosoft Fabricを連携させる開発支援を行っています。

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マイグレーションAIエージェント

 「マイグレーション AIエージェント」は、マイグレーションプロセスの自動化に生成AIを活用することによって、効率化の低下やIT人材不足といった課題を解決し、マイグレーション推進を加速化します。
Azure OpenAI ServiceのOpenAI o1によって設計書作成やコード変換を行い、生成AIがブラックボックス化されたシステムコードや仕様に関する業務知識を理解。詳細設計書を自動生成し、Code to Code(COBOL⇒Javaなどのコードに変換)、Doc to Code(設計書など自然言語を入力して、ソースコードを出力)の自動変換を行います。

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車載エッジAIエージェント

車載エッジAIエージェントは、自動車に搭載されたエッジデバイス上でAIを活用し、リアルタイムでデータ処理や意思決定を行うことで、人間の介入なしに特定のタスクを実行する自律型インテリジェントシステムです。これにより、障害物検知や衝突回避などの自動運転技術をより強化することが可能となります。エッジAIは、クラウドに依存することなく即時応答を実現し、セキュリティやプライバシーの向上にも寄与します。自動車業界では、効率的な運行管理や安全性の向上に役立つ技術として注目されています。

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マルチエージェントシステム

マルチエージェントシステムとは、複数のエージェントが相互に作用し、協力して特定の目標を達成するために設計されたシステムです。各エージェントは独立して行動し、自己の知識や情報を基に意思決定を行います。これにより、単一のエージェントやモノリシックなシステムでは達成が難しい複雑なタスクを効率的に処理することが可能になります。
役割の異なる単一のAIエージェントをコンポーネント化し、ワークフローに沿ったエージェントを呼び出したり、エージェント同士を議論させたり、複数のエージェントが異なる視点でチェックすることで、より複雑な課題に対して解決策を提示することができます。

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UI/UXを自動生成する 「Generative UI」

「Generative UI」とは  Generative UI(生成UI)とは、人工知能(AI)を活用して、ユーザーのニーズやコンテキストに基づいてリアルタイムで動的にユーザーインターフェース(UI)を生成する技術です。このアプローチは、従来の静的なデザインから脱却し、個々のユーザーに最適化された体験の提供を目指しています。
 Generative UIは、ユーザーの入力や会話の流れに応じて、必要なUI要素を即座に生成します。これにより、ユーザーはより直感的で関連性の高いインタラクションを体験できます。 また、ユーザーの行動履歴や好みに基づいてインターフェースを調整し、個別化された体験を提供します。例えば、企業独自のアプリケーションで、ユーザーが過去に選択したオプションに基づいて表示内容を変えることが可能です。

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AIエージェントと業務データ連携による自律思考型AI
Agentic RAG

 「Agentic RAG」は、大規模言語モデル(LLM)がタスクに応じて "自ら考え、何を検索し、どのように活用するか" を判断する仕組みを取り入れたRAG技術です。
 従来の「Naive RAG」では、単一ステップの検索結果を元に応答を行うため、目的に応じて追加情報を取りに行く再検索や、部分的に不足したドキュメントを補完するといった作業を十分にカバーできない場合がありました。
 これに対してAgentic RAGでは、下記のような多段階・自律的なプロセスを実装することで、より高度なクエリや柔軟な業務要件にも対応できるようになっています。
当社では、AIエージェントとRAGのハイブリッドモデルである多段階検索と自律的推論プロセスを併せ持つAgentic RAGテクノロジーを提供しています。

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「GPT-4o Realtime API」を活用したAIエージェント
Agentic Voice RAG

 「GPT-4o Realtime API」を活用し、生成AIとの音声対話を日常の対話と同じスピードで回答する「リアルタイムスピーチ」にAgentic RAGを統合することで、「生成AIリアルタイム音声対話×企業独自ナレッジを付与した根拠のある応答」のAIエージェントを提供することが可能となりました。
 これにより当社が提供する音声対話コンタクトセンターソリューション、デジタルヒューマンソリューション、対話型ロボティクスソリューション、車載エッジAIソリューションを進化させ、人との対話のような自然な生成AI体験だけでなく、AIエージェントにタスクを自動実行させるソリューションを提供します。

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当社について

Microsoft AI Innovation Partner of the Year 2024

「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」は、マイクロソフト製品の活用によってAI分野で革新を起こしたパートナーに贈られるアワードとして2024年に新設され、ヘッドウォータースは同分野において最も優れた実績をあげたとの評価を受けた結果、初代受賞パートナーとなりました。

当社では、生成AIを積極的に導入して豊富な案件実績と先進的な事例公開、並びにAIの活用支援サービスのラインナップも拡充しております。

Partner of the yearニュースを詳しく見る

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上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI and Machine Learning」 Specialization取得

マイクロソフトのソリューションパートナーの中でも、特定のソリューション分野において高度な専門性と豊富な実績を有するパートナーに与えられる上位認定資格である「Specialization」は、第三者機関の監査を経て、その専門性をマイクロソフトが認定するプログラムです。
「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」は、Microsoft Azure クラウドおよび機械学習サービスに対して、戦略や計画、ガバナンス、その後の開発管理や評価、運用など多岐に渡る監査項目が対象のSpecializationとなっており、同分野における当社の専門性と技術力の強さが証明されています。

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Azure OpenAI Service
リファレンスアーキテクチャAdvancedパートナー

当社はAzure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ賛同プログラムのAdvancedパートナーに認定されております。
「Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ」とは、Microsoft社が推奨する Azure OpenAI Service の活用シナリオ例と、そのシナリオに沿ったアプリケーションデモ動画やアーキテクチャ構成を詳しく説明しています。賛同パートナーには、マイクロソフト社からリファレンスアーキテクチャの情報が素早く共有され、技術支援やマーケティング支援を提供するプログラムが展開されます。

当社では、Azure OpenAI Serviceを使ったソリューションを多く提供しており、生成AIとAzureを組み合わせたソリューション開発を行っております。

Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ
Advancedパートナーのニュースを見る



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当社のできること

AIエージェント/マルチエージェント基盤
SyncLect AI Agent

SyncLect AI Agentは、エンタプライズ企業のお客様向けに、AIエージェント/マルチエージェントを早期に実現するプラットフォームです。
お客様のクラウド環境にAIエージェントプラットフォームを自動構築し、セキュアな環境にてAIエージェントアプリを用意できます。AIエージェントテンプレートを用意し、複数のAIエージェントが連携してタスクを解決するような複雑な業務プロセスに対応する企業に適しています。

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AIエージェント業務可視化・コンサルティングサービス
~172万時間の業務時間削減効果も~

AIエージェントの導入にあたり「どの業務に導入すべきか」という課題に直面する企業向けに、AIエージェント向けコンサルティングサービスを提供しています。
業務プロセスや業務負荷を数値化することで、現状の業務課題を定量的に把握し、業務ごとにAIエージェント導入の適性を評価し、高いROI (投資利益率)が見込める優先度の高い業務を特定、AIエージェント導入後の効果測定を容易にします。
とある生命保険会社様では、属人化解消によって事務センターの集約を実現し、年間の業務時間を172万8000時間削減したケースもございます。

AIエージェントコンサルティングのプレスリリースを見る

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AIエージェント型カメラソリューション

ヘッドウォータースとセキュアは、AIエージェントを活用した監視カメラソリューションを新たに開発しており、監視カメラの新たな価値提供を行っております。異常検知に留まらず、関係者への連絡や他のシステムへの接続といった対応策の自動化、運用者が音声や文字で異常を確認するとAIが対応策を教えてくれるシステム、記録映像内の特定のシーンや人物を自然言語で検索するエージェント型検索など、運用機能ならびに映像解析機能の高度化に取り組んでおります。

AIエージェント型監視カメラ開発を詳しく見る

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NTT版LLM「Tsuzumi」
AIエージェントソリューション

LLMを単なるQ&Aシステムではなく、人の代わりに業務を自律的に行うAIエージェントとして企業が有効活用するには、専門的な生成AIに関するデータチューニングやアーキテクチャ構築が必要になります。
 ヘッドウォータースでは、生成AIに関するソリューションで培った専門的なテクノロジーをMicrosoft Azure 上の「tsuzumi」にも展開し、Agentic RAGやマルチエージェントシステム、業界用語などを取り込むファインチューニングなどの対応を行います。

Tsuzumiソリューションを詳しく見る

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独自データ学習の生成AI活用プラットフォーム
SyncLect Generative AI

SyncLect Generative AIは、ChatGPT単体ではできない機能課題に対する強化・拡張を行うためのLLMライブラリ「LangChain」をMicrosoft Azure環境に最適化したプラットフォームで、ChatGPTカスタム済みの機能を提供します。また、本サービスの利用者はチャット画面上からモード切替を選択することで、独自学習済みの対話エージェントを呼び出して利用することも可能になります。

SyncLect Generative AIを詳しく見る

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生成AIに業務ナレッジを追加する
RAG(検索拡張生成)

RAG(Retrieval Augmented Generation)とは、大規模言語モデル(LLM)と外部のデータベースや情報源を結びつけるための新しい技術です。人間がWeb検索などで知識を取り入れるように、生成AIも外部の知識ソースを検索し、より強化した文章生成を行うため、独自に企業ナレッジを生成AIに学習させる際に使われる技術として、近年注目を浴びています。

当社では、年間100社以上から生成AIのご相談を受け、企業がRAGを安全に使うためのプラットフォーム「SyncLect Generative AI」を用意しており、短期間で独自RAGを構築可能としています。
Copilotアプリケーションを実現するエンタープライズセキュアな Microsoft Azure 環境のIaC構築とともにCopilot Stackな生成AIアプリケーション開発、RAGのレスポンススピードやコスト最適化を図るアーキテクチャ設計支援を行っています。

RAG向けサービスページを詳しく見る

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生成AI×モバイルアプリ
マルチモーダル AI Mobile App Copilot

「マルチモーダルAI Mobile App Copilot」は、BtoCビジネス企業に対して、企業独自のデータを学習したRAG型Copilotをエンドユーザー向けモバイルアプリに搭載する開発支援サービスです。 アプリユーザーの「副操縦士(Copilot)」として、企業独自Copilotエージェントがマルチターンで会話を行い、複雑なタスクの手助けをしてくれるモバイルアプリとUX、モバイルバックエンドを一気通貫で提供いたします。

マルチモーダル AI Mobile App Copilotを詳しく見る

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テキスト、音声、画像・映像の複合的な生成AI支援
マルチモーダルAIラボ

マルチモーダルAIとは、様々な種類の情報を利用して高度な判断を行うAIを指します。大規模言語モデルは、マルチモーダルAIモデルによってテキストの枠を超え、ユーザーはテキスト、音声、画像、動画をベースに新しいコンテンツを生成できるようになりました。
業務活用のため企業内に眠る様々なファイル形式のデータを生成AIに学ばせて、企業の独自ナレッジを利用した生成AIのカスタムニーズに対応いたします。

マルチモーダルAIラボを詳しく見る

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LLM技術のナレッジシェアと伴走支援を行う
プロンプトエンジニアリングラボ

 当社の生成AIエンジニアやプロンプトエンジニアが本サービスの利用顧客向けに個別体制を構築し、法人顧客のAzure OpenAI ServiceやChatGPTの活用習熟度に合わせ、伴走型支援を行うサービスです。
生成AIやプロンプトエンジニアリングの基礎知識を提供するワークショップやハンズオン形式セミナーの開催、1日から始められる「Power Platform×Azure OpenAI Service」チャットボットの試験導入、業務活用に向けた企画支援、プロトタイプアプリ構築、プロンプトエンジニアによるテクニカルアドバイザリー、高セキュリティを実現するエンタープライズ向けAzureアーキテクチャの設計構築支援、社内データを横断検索しAzure OpenAI モデルに回答を学ばせるCognitive Searchモデルや専用Web UI、外部データ利用モデルの構築を提供します。

プロンプトエンジニアリングラボを詳しく見る

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Azure OpenAI Service × 音声

自動音声認識(Automated Speech Recognition:ASR)でユーザーの質問内容をテキスト変換し、「Azure OpenAI Service」に繋げることで「音声認識×GPT」を今までよりも素早く提供できるようになりました。
「音声認識×GPT×音声合成による音声対話」や「音声認識後のGPT活用」を行うAIシステムの提供を行っており、 業界の専門用語が数多く出る場面においては「Azure Custom Voice」を利用することで業界の専門用語をAzure上でカスタムトレーニングし、「SyncLect」が持つマルチプラットフォーム機能により、任意のWebやアプリから「音声認識×GPT」機能を追加することができます。 入力デバイスとなるマイクもPCやスマートデバイス、エッジデバイスに接続された任意のマイクが利用でき、モバイル、車載、店頭、オフィス、デジタルサイネージなど様々なシーンで利用可能です。

「Azure OpenAI Service ×音声」を詳しく見る

https://www.headwaters.co.jp/2023/07/27/images/pixta_41575509_S.jpg