インタビュー No.20「ユーザーの求めるシステムを提供したい」幅広い技術で自身でキャリアを切り開くエンジニア
今回は2022年11月に中途でヘッドウォータースプロフェッショナルズに入社し、現在主に先端技術などを用いて開発に取り組むエンジニアのSさんにインタビューを行いました。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズ入社までの経歴
もともとは航空自衛隊で務めていました。
当時はまだやりたいことが定まっておらず、知人からの誘いもありやりたいことが見つかるまでフリーターでいるよりはいいだろうという経緯から自衛隊に所属していました。
そのうち段々と、「自分の実力で給与をあげていけるような仕事がしたい」「ユーザーの求めるものを提供できる仕事がしたい」という気持ちが強くなり、ITの仕事に興味を持つようになり勉強を始めました。
もともと学生時代も理系の専攻だったこともあり、少し学習してみたら楽しく取り組めそうだなと感じ本格的に転職を視野に入れるようになりました。
しかしその後新型コロナウイルスが世界的に流行し、自衛隊から感染者を出せないという理由から、基地から外に出られないような状況になってしまったんです。
基地内では情報漏洩の観点から個人のPCの所有が認められておらず、思うように学習に取り組めない環境を脱するため、自衛隊を退所しコールセンターで働きながら転職に向けて本格的に学習に取り組み始めました。
最初はプログラミングスクールにも通ってみましたが、アルゴリズムやオブジェクト思考など根本的な理解が深まらないうちに簡易的にアプリケーションが作れてしまうような状態で、あまり役に立たないなと感じ独学で自分で学習を進めました。
具体的には、RubyonRails、PHPのCakePHPとLaravel、GO、JavaScript、MySQL、Dockerなど幅広く技術の知見を深めることに努めました。
GitHubのオープンソースにプルリクエストを送ってみたりもしていました。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズ入社のきっかけ
ヘッドウォータースプロフェッショナルズを知ったきっかけは採用媒体でした。
転職活動の際にいくつかのサービスに登録していたのですが、カジュアル面談をしていただける企業に問い合わせて80社ほど実際にお会いしてお話を伺ったんです。
前職のコールセンターでは10カ月間ほど、スーパーバイザーとして勤務していました。
その際にアナログでの業務が多く、学習した技術を用いてそれらをすべて自動化する社内ツールや仕組みを作成しました。
そのツールをポートフォリオとして各企業にも見ていただいたところ、実績を評価していただけて、実際に10社ほど選考に進ませていただいていたのですが、すべての企業から内定を頂きました。
最終的にヘッドウォータースプロフェッショナルズに入社を決めた理由は、面接時にまさに自分の軸として掲げている「ユーザーの求めるシステムを提供する」という言葉を人事と代表の口から聞けたからです。
入社後の主な業務内容
入社してから2案件ほど携わらせていただいています。
1つはPythonのFlaskを用いて先輩社員が作成したツールの運用保守を行っています。
もう1つはHTMLとJavaScriptを用いてアプリケーションの改修を行っています。
お客様とも直接やり取りし、要件を受けて実際に手を動かして改修も行っており、レビューは先輩社員にしていただいていますがほぼ僕1人で取り組んでいます。
プロジェクトで用いている技術はもともと学習していた知識が役に立っているので比較的スムーズに案件に入ることができました。
入社後に新たに学習したのは機械学習ですね。
ニューラルネットワークを用いているので、そちらのキャッチアップは休日や自分の時間も使って必死に頑張りました。
技術のキャッチアップは主に書籍を用いることが多いです。
また、自分が参画しているプロジェクト以外にも上司から「スクリプト書いて」などと頼ってもらえることが多々あり、社内でもお手伝いなどさせていただいています。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズでの働き方
これまでは基本的にはリモートワーク中心で勤務していました。
もともと入社時は千葉県に在住していたのですが、最近埼玉県に引っ越しをしまして、場所が変わっても回線さえあれば変わらず仕事ができるというのはすごくありがたいですね。
また、移動時間がない分自分の時間を取れるのもうれしいです。
強いて言うなら自宅が職場になるとプライベートと仕事の境目がなくなりがちなので、そこは意識的に切り替えています。
業務的には今もリモートワークで差し支えないのですが、今後を見据えてコミュニケーションを取りながら他のメンバーと一緒に仕事をするという事も身に着けたいと思って、最近は週3回くらい本社に出社しています。
出社の際は朝の通勤ラッシュは避けて、午後だけ出社するなど柔軟に調整しています。
フレックスタイムも週1くらいで利用していますね。
僕自身残業はしない方がよいという考えなので、残業はしなくていいように業務の調整をしながら働いています。

IT業界への就職で不安だったこと/苦労したこと
IT業界で働くことへの不安というのはそこまで持っていなかったかもしれません。
転職活動の際の軸として、「自分のキャリアを自分で切り開きたい」という事と、「ユーザーの求めるシステムを提供したい」という事を掲げていて、一般的な企業では上の席が空かないから昇進できないという事や、年功序列のようなところがまだまだあると思うのですが、IT業界は自分の技術で仕事をすることができるのが良いなと感じていたので、できるかどうかについては、「やるしかない」と割り切っていました。(笑)
今後どんなことに挑戦していきたいですか?
技術面でいうと、現在はフロントエンドでJavaScriptとバックエンド側の開発を主に担当しているのですが、今後データベースやインフラまわりの経験も積んでフルスタックに開発ができるエンジニアになりたいと思っています。
またエンジニアの枠に留まらず、自分の持っている技術や知見を人に教えたり、逆に人から知識を得たり、そういった人間関係の構築もより社内で推進していきたいです。最終的にはテックリードの方向に進んでいけたらよいなと思っています。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズはどんな会社ですか?
入社前から僕自身の希望としていた「ユーザーの求めるシステムを提供する」が実際に行われている会社だなと思います。
僕自身が携わらせていただいている案件では特に、直接お客様とお話しさせていただける形でお仕事させて頂けているので、最初はすごく緊張しましたがすごくやりがいも感じます。
また、努力している姿勢を見せていればチャンスを与えてくれる会社だなと感じています。
最近実際に、AI系の案件の経験はなかった別のメンバーが、個人で学習を進めてAI関連の資格の取得などを進めていたらAI案件への参画が決まった事例などもありました。
どんな人がヘッドウォータースプロフェッショナルズに向いていますか?
受け身ではなく、自分から主体的に手を挙げて努力ができる人、タスクに分解してから仕事を振ってもらう事を待つ人より、自分でタスク化して動いていける人でしょうか。
クレドにもあるのですが、「なんとかする」という場面は実際に多々あるかなと感じますので、多少の無茶ぶりにも覚悟できる人の方が向いていると思います。
それでも必死に食らいついて悪あがきして取り組むと結果として形になりますし、自分自身の身になっているなと感じるので、そういう環境でも楽しんで取り組める人にとってはとても良い環境だと思います。
