インタビュー No.21「必要としている技術の知見を今以上に深めて技術面でリードしていきたい」がむしゃらに先端技術に取り組むAIエンジニア
今回は2023年2月に中途でヘッドウォータースプロフェッショナルズに入社し、現在主に先端技術などを用いて開発に取り組むエンジニアのKさんにインタビューを行いました。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズ入社までの経歴
高校卒業後調理師になるための専門学校に2年間通っていました。
1年生の終わりごろから世界で新型コロナウイルスが流行し始め、飲食店が次々営業休止になる中、内定先も営業停止になってしまい、内定はそのまま頂けていたのですが「この先どうなるのだろうか...」という不安で、別の進路も考えるようになりました。
その際に、進路を相談した先輩に「ITとかやってみたら?」と言われたのがきっかけで、IT業界を就職先の視野に入れ始めました。
それまで料理しかしてこなかったので、当時はPCもろくに触ったことがない状態で、まずはPCを買いに行くところからスタートしました。
まずはインターネットや書籍で調べながら学習を進め、当時は飲食業界への親和性が高かったこともあり、飲食店のHPのコーディングの模写などをしてWEB制作の勉強等をしていました。
新型コロナウイルスの終息の目処もなかなか立たず、やはり飲食業界での就職は難しそうだったため、再度就職活動を行いIT業界へ就職しました。
まったく違う業界への就職ということで学校からは当然一切のサポートがなかったので、自分で新卒向けの求職サイトや転職サイトなどを見て情報収集し、SES事業をおこなっている中小企業に就職しました。
就職後は実際に案件にアサインされSEとして設計書を書いたり実装をしたりしていましたが、就職先も派遣先もどちらかというとレガシーな企業で、古い技術や独自の技術などを用いていたので、将来の事を考えたときにもっとモダンな技術にチャレンジしたいなと思い転職を視野に入れるようになりました。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズ入社のきっかけ
転職を考えてまずはエージェントに登録し、そこでヘッドウォータースプロフェッショナルズの存在を知りました。
仕事をしながらの転職活動だったので業務が忙しく、沢山受けるというよりは厳選して5社程度受けて、その中で内定をいただけた企業の中から選ぶような形で転職活動を行いました。
複数内定を頂いた中で最終的にヘッドウォータースプロフェッショナルズを選んだ理由は、できたばかりの新しい会社だったからです。
前職はレガシーでどちらかというとすでに出来上がっている会社で固いところがあったのですが、できたばかりの会社であれば良くも悪くも柔軟だろうと思い、そこに1番魅力を感じました。
入社後の主な業務内容
1番最初のプロジェクトはIoTデバイスを用いたプロジェクトで、ヘッドウォータースの社員2名と一緒にアサインされました。
そこではかなり苦戦してパートナーさんにも助けてもらい、「このままでは通用しないな」と厳しさも感じました。
2つ目のプロジェクトはAzure OpenAI Serviceを用いたプロジェクトだったのですが、前案件の反省も活かしほぼ1人で開発をすることができました。
技術的にはReactとChatGPTとお客様の独自技術を組み合わせて用いたかなりモダンなプロジェクトでしたね。
現在は3つ目のプロジェクトにアサインされており、ChatGPTとPythonを用いてAPIの開発を進めています。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズに入社してから触れている技術は前職で使っていたものと全く違うので、ひたすら触って習得できるように努めています。
でも新しい技術でも全く読めないということはなく、特に抵抗感なく取り組めているので、そこは幸い前職での経験も活かせているのかなと思います。
自分の時間を使って学習をすることもありますが、会社としても若いので、今は頑張らないといけないというスタンスでいる方がいいのかなと思っています。

IT業界への就職で不安だったこと/苦労したこと
もともと理系なわけでもなく、不安はたくさんありました。
PCを持っていないくらいアナログ寄りでITとはかけ離れた人間だったので知らないことだらけだし、ITってものすごく頭のいい人たちがやるものだと思っていましたから。
実際に就職してみて、やはり想像通り大変でしたね。(笑)
知らない用語が飛び交っているし、最初は同じ日本人同士が会話していると思えなかったです。
その中でまずは、質問の仕方やわからないことへのアプローチの仕方など、社会人としての仕事の仕方を1年目でだいぶ経験させて頂けて身に着けることができたので、少しずつわかることが増えてきて不安も解消されていったかなと思います。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズでの働き方
普段はリモートワークで勤務しています。
必要に応じて出社する事もありますが、最近は月1~2回くらいです。
勤務時間は9時~18時の定時で働いていますが、ヘッドウォータースプロフェッショナルズも最近フレックスタイム制が導入されたので、今後臨機応変に利用できたらと思っています。
業務に集中しているとあっという間に時間が経過してしまっていて、気が付いたら定時を回ってしまっていることも多々あるので、最近はなるべく残業しないように時間を意識することを心掛けています。
今後どんなことに挑戦していきたいですか?
入社して10ヵ月、正直まだ自分のキャリアを考える余裕はなく目の前の事にがむしゃらに取り組んできました。
ただせっかくヘッドウォータースプロフェッショナルズに入社したからには、技術面でリードしていきたいという意思はあります。
具体的な技術でいうと、今はAzure OpenAI Serviceですね。
社内のナレッジ共有会で有識者に選んで頂けた事もあり、会社が必要としている技術の知見を今以上に深めていきたいと思っています。
また有難いことに、入社してみて周囲から「意外と喋れるよね」と言ってもらえることが多くて、今後はお客様との調整や直接のやりとりにも興味があります。
ヘッドウォータースプロフェッショナルズはどんな会社ですか?
設立2年目という今の状況だからこそではあると思いますが、代表の慎哉さんと社員の距離がすごく近いところが特徴かなと思います。
代表直々に1on1をしてくださることもありますし、個人の声を直接聞いてもらえる距離感というのは若い会社ならではと感じますね。
会社の事で改善したい点なども相談させて頂いたことがあるのですが、基本的にいいものは取り入れようというスタンスの会社なので、代表が納得してくれたらそれらが実際に反映されて柔軟な会社だなと思います。
僕一人の声ではなかったのですが具体的なエピソードだと、リモートワーク中心の勤務でコミュニケーションが不足しているという課題があったので、社内でのコミュニケーション不足を解消するための委員会が発足されました。
ほぼ全員リモートワーク中心での勤務になっているので、まずは話す機会を意識的に設けようということで、1週間の中で15分程度PCのカメラをオンにしてコミュニケーションを取る時間を設けました。
それを機に新しく入ってきたメンバーや日頃直接プロジェクトでは関わらないメンバーとも交流ができるようになり、今では社員同士がお互いを認識し壁を作らず横の繋がりを持てるようになっていると感じます。
課題点でいうと、若い会社ゆえにまだ有識者は少ないので、相談できるような先輩や上司が少ないことでしょうか。
ヘッドウォータースの社員方にご相談させて頂くこともありますが、一応別会社なので、ヘッドウォータースプロフェッショナルズの社内でもっと有識者が増えればいいなと思います。
どんな人がヘッドウォータースプロフェッショナルズに向いていますか?
それこそエンジニアの枠にとらわれず、「自分たちで0からなんでも仕事をします!」という楽しく仕事をしたい人は向いているんじゃないかなと感じます。
逆に、大企業のようにルールやフォーマットがすべて定まっているような環境ではないので、当たり前にこだわる人や形式を頼る人は向いていないのかなと思います。
