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Microsoft Agent 365
AIエージェントの登録・ID・権限・監査の統制基盤

Entra Agent ID、Purview、Defender を束ね、組織内のAIエージェントを可視化・統制する Microsoft Agent 365。エージェントを「作る」基盤と「統制する」基盤を、フォワードデプロイ(現場実装)で一体として設計します。

01/Agent 365とは

Microsoft Agent 365:AIエージェントの管理・統制基盤(コントロールプレーン)

Microsoft Agent 365は、組織内で稼働するAIエージェントを一元的に登録・可視化し、ID・アクセス制御、データ保護、脅威検出を適用するための管理基盤です。Microsoft は2026年5月1日に一般提供(GA)を開始しました。

単体で完結する製品ではなく、Microsoft Entra エージェント ID(ID・アクセス)、Microsoft Purview(データ保護・監査)、Microsoft Defender(脅威検出)を、エージェントの管理という目的で束ねた統制面です。

Agent 365で扱うもの
  • エージェントの登録と一覧(Registry)
  • エージェント固有のID(Entra Agent ID)
  • 条件付きアクセスと、権限の最小化
  • データ保護・DLP・監査ログ
  • 不審な挙動の検出・ブロック

02/注目される背景

Agent Platformへの移行:エージェントの全社展開と、増え続けるエージェントの統制

企業の生成AI活用は、社内文書を参照するRAGから、企業固有のデータ・業務ルール・権限を反映するコンテキストエンジニアリングへ、そして業務システムに接続して判断・実行を担うAIエージェントへと広がっています。検討の対象も、個別のAI開発から、エージェントを全社で開発・管理・改善する Agent Platform へ移っています。当社は、「AI Platform on Microsoft Azure」Specializationの更新に関する発表で、この変化を整理しています。

→ エージェントの乱立:部門ごとにエージェントが作られ、数と所在をIT部門が把握できない
→ シャドウAI:未登録・未管理のエージェントやローカルのエージェントが動いている
→ 権限の過大:エージェントに与えたアクセス範囲が、人の従業員ほど管理されていない
→ 責任者の不在:エージェントの作成者・利用者・責任者が、特定できない
→ 監査ログの欠落:エージェントの操作が記録されず、規制・内部統制への説明が難しい
→ PoCから全社展開の壁:セキュリティ・ガバナンスの要件を満たす統制基盤がなく、展開が止まる

03/構成要素

Observe・Govern・Secure:Agent 365の3本柱と、担う Microsoft 製品

Microsoft Learn では、Agent 365 を「観察」「統治」「保護」の3つの柱で整理しています。

柱
主な機能
関連する製品
Observe(観察)
Agent Registry・Agent Mapによる、全エージェントの登録・可視化。利用状況、アクセス先、ポリシー違反の把握。
Microsoft 365管理センター、Agent Registry
Govern(統治)
エージェントのライフサイクル管理、ID・アクセス制御、コンプライアンスレビュー、データ保護ポリシーの適用。
Secure(保護)
条件付きアクセス、DLP・情報保護、リアルタイムの脅威検出、不審なエージェントのブロック。

Entra Agent ID:エージェントを、人と同じ作法で管理するためのID

Entra Agent IDは、エージェントごとに固有のIDを Entra 上に持たせ、条件付きアクセス、ID保護、ライフサイクル管理を、ユーザーと同じ考え方で適用します。エージェントのIDには責任者(スポンサー)を置く運用が前提です。当社は、Entra IDを活用したAIエージェント基盤の発表で、エージェントごとの Agent ID の発行と、RBAC・PIM による権限管理、A2A・MCP連携のトークン認証による保護を示しています。

04/当社の支援内容

Agent 365を統制面とする、エージェントの開発・統制・改善の一体設計

当社は、Microsoft Foundry・Copilot Studio・GitHub でエージェントを開発し、Microsoft Entra ID・Purview・Defender で ID・権限・セキュリティを設計してきました。Agent 365 は、これらを「統制する側」から束ねる層です。当社は、エージェントの構築と、Agent 365 を前提にした登録・ID・権限・データ保護・監視の設計を、X-Tech FDE(フォワードデプロイ)で一体として支援します。

Agent 365 構成図

Agent 365導入支援の7メニューと、担う当社のケイパビリティ

領域
名称
支援する内容
ケイパビリティ
M1
エージェントの棚卸し
社内で稼働しているエージェントを洗い出し、数・作成基盤・接続先・責任者を台帳にまとめる。
M2
シャドーAIの検出
未登録・未管理のエージェントを検出し、リスクを可視化して、登録・廃止の方針を決める。
Agent 365、Defender
M3
統制プラットフォームの設計・構築
Agent 365を中核に、Azure Policy・Purview・Logic Appsなどで、ガバナンス層を設計・構築する。
M4
ゼロトラスト型のAgent ID管理
エージェントごとのID、スポンサー、最小権限、条件付きアクセスを設計し、APIM・MCP Gatewayと接続する。
M5
挙動監視とSOC運用体制
エージェントの挙動を監視し、検知から調査・停止までの運用体制を整える。
M6
Microsoft 365 E7の策定
Agent 365を含むライセンス構成を、利用規模とロードマップに合わせて検討する。
Microsoft 365、X-Tech FDE
M7
導入後のROI・リスク低減の評価
棚卸し・審査・調査の工数と、リスク低減の度合いを測定し、次の展開を判断する。

統合AI基盤のガバナンス層:Agent 365を軸にした4層構成

Agent 365 は、Azure Policy・Purview・Logic Apps とともにガバナンス層に置き、その下のID・接続層、監視・ログ層、エージェント・データ層を上から統制します。

層
構成要素
役割
ガバナンス層
エージェントの可視化・統合管理、ポリシー制御、承認・連携フロー
ID・接続層
認証・認可、APIとMCP接続の集約、接続先ごとの権限管理
監視・ログ層
Microsoft Defender、監視・ログ基盤
脅威検知、監査ログ、ライフサイクル管理との接続
エージェント・データ層
エージェント・AIアプリの実行と、業務データの基盤

段階導入の進め方:データ・AI基盤の上に、統制を重ねる

STEP 1AI利用の共通基盤と初期ガバナンスCopilot・Foundry等の利用基盤と、最初のポリシー・ID・ログを整えます。
STEP 2データガバナンスPurview等でデータの分類・保護・アクセス範囲を整え、エージェントに渡すデータの土台をつくります。
STEP 3AI固有の統治MCP・エージェント・AIカタログ・AIリネージを、統治できる資産として管理し、Agent 365で上位から統制します。

導入の入り方:貴社の状況に合わせた3つのパターン

Agent 365 を含む構成は Microsoft 365 E7 を含めた検討になる場合があり、直近の導入が難しいときは、Copilot Studio での体験を先に進める段階提案も選べます。

パターン 1エージェントがすでに増えている統制基盤として先に導入し、棚卸し・ID・ポリシーを整えます。
パターン 2データ・AI基盤を構想しているPurview・Defenderなどと併せて、統合AI基盤のガバナンス層として設計します。
パターン 3Copilot・RAGの初期段階Agent 365を将来の到達点に置き、Copilot Studioでの体験、権限・API整理、業務エージェント化を先行します。

課題別に見る、サービスの組み合わせ方

エージェントを作る基盤と、統制する基盤をつなぎたい

Foundry・Copilot Studio × Agent 365

エージェントの構築基盤で作ったものを Agent 365 の登録・IDの対象へ載せ、作成から廃止までのライフサイクルを一貫して管理します。

組み合わせるサービス Microsoft Foundry エージェント Copilot Studio
エージェントにも、人と同じIDとアクセス管理を適用したい

Entra Agent ID × 権限設計

エージェントごとのIDと、RBAC・PIMによる権限管理、A2A・MCP連携のトークン認証による保護を設計します。条件付きアクセスは、人とエージェントに共通のルールで運用します。

エージェントに渡す業務データを、権限つきで統制したい

データ保護 × 意味の統一

業務ファイルの出所・権限を保ったままデータ化し、用語と関係を揃えたうえで、Purviewのデータ保護ポリシーと組み合わせてエージェントへ供給します。

エージェントの稼働を、継続して観測・改善したい

AgentOps × 監視・監査

稼働・品質・コストの観測と、Defenderの検知結果を合わせ、止めた理由と判断の経緯を記録します。観測結果は、ルールと評価基準へ戻して改善します。

エージェントの権限・承認・停止を、設計で担保したい

ハーネスエンジニアリング × 統制面

実行基盤の側に、委任範囲・承認ゲート・停止権限を設計します。Agent 365 は、その外側のID・データ・脅威の統制面として機能します。

組み合わせるサービス SyncLect Agent Garden AI駆動開発(SAIDDar)
最初の1業務で、統制の設計まで検証したい

HWS Agent Camp × 統制設計

対象業務のエージェントを2日間で試作し、ID・権限・責任者・ポリシーの設計を、同じ題材で検証します。

組み合わせるサービス HWS Agent Camp X-Tech FDE

05/特長

特長 1/4

エージェントの構築から統制までを、Microsoft製品で一貫して設計

Foundry・Copilot Studio・GitHubでのエージェント開発と、Entra・Purview・Defenderによる統制を、同じ Microsoft 環境の上で設計します。当社が提供してきたAzure AI・Entra IDの実績に加え、データガバナンスからMCP・エージェントの統治までを段階的に重ねる構成で、Agent 365 を統合AI基盤の統制層として設計します。

特長 2/4

Entra Agent IDによる、エージェントごとのID・権限設計

当社はEntra IDを活用したAIエージェント基盤で、エージェントごとの Agent ID の発行、RBACとPIMによる権限の厳格な管理、A2A・MCP連携のトークン認証による保護を設計してきました。この設計を、Agent 365 の運用へ展開します。

特長 3/4

Agentic Securityとハーネス設計を組み合わせた、実行時の統制

Agent 365 が担うのは、エージェントの登録・ID・権限・データ・脅威の統制面です。当社は、その内側で動くエージェントの権限・承認ゲート・停止を、ハーネスエンジニアリングとAgentic Securityで設計し、両方を組み合わせます。

特長 4/4

SAIDDarで、統制の知見を標準へ戻す

案件で得たポリシー、レビュー観点、設計パターンを、AIエンジニアリングOS「SAIDDar」の標準・テンプレート・エージェント定義へ還元します。担当者や案件が変わっても、共通の基準で統制を進められます。

06/顧客価値

把握できないエージェントから、人と同じ作法で統制できるエージェントへの転換

変える対象
従来
導入後に起きる価値
可視性
エージェントの数・所在・責任者を、IT部門が把握できない
登録・一覧・依存関係が可視化され、棚卸しと廃止を定期運用にできる
ID・権限
エージェントのアクセス範囲が、人ほど管理されていない
エージェントごとのIDと最小権限、条件付きアクセスが適用される
データ保護
エージェントが触れるデータの範囲が、利用者の判断に委ねられる
DLP・秘密度ラベルで、アクセス範囲が制限される
説明責任
操作の経緯が残らず、監査・調査への説明が難しい
監査ログと検知結果から、止めた理由・実行の経緯を説明できる
展開速度
統制の要件が整わず、PoCから全社展開へ進めない
統制面が整い、部門・業務へのエージェント展開の順序を決められる
経営・事業責任者 エージェントを全社へ広げる前提となる、統制と責任の所在を明示できる
AI・DX推進 PoCで止まる原因のセキュリティ・ガバナンス要件を、段階的に解消できる
IT管理者 Microsoft 365管理センターから、エージェントの一覧・状態・ポリシーを管理できる
セキュリティ エージェントのリスクを、ユーザーと同じ枠組みで評価し、検知・ブロックできる
業務部門 利用できるエージェントの範囲と責任者が明確になり、安心して業務へ組み込める
監査・コンプライアンス 操作ログ、承認、データアクセスの記録を、監査・説明に利用できる

07/ユースケース・適性

業務エージェント・Copilot・開発エージェントを運用する組織の統制

01

Copilot Studio・M365 Copilotの業務エージェント

統制する対象 部門が作成するエージェント、公開範囲、接続先、責任者

利用イメージ 作成と公開のルール、IDの責任者、データ範囲を定め、棚卸しを定期運用にします。

02

Foundryで開発する、全社向けエージェント

統制する対象 Foundry上のエージェント、モデル、ツール、API・MCP接続

利用イメージ 開発から運用までのエージェントを登録し、ID・権限・監視を共通ルールで統制します。

03

開発組織のコーディングエージェント

統制する対象 GitHub Copilot等のエージェント、リポジトリ、MCPサーバー

利用イメージ 開発に関わるエージェントの権限と参照範囲を統制し、コード検査のスキャナーとは役割を分けて運用します。

04

金融・保険・公共など、規制の厳しい業務

統制する対象 審査・照会・コンプライアンス確認などのエージェント

利用イメージ 操作ログとアクセス制御を前提に、権限に応じた参照・実行範囲を設計します。

05

複数クラウド・他社エージェントを含む運用

統制する対象 他社クラウドや、パートナー提供のエージェント

利用イメージ 対応状況(GA・プレビュー)を確認しつつ、可視化の対象と統制の方針を決めます。

06

全社のエージェント運用(Agent Platform)

統制する対象 複数部門のエージェント、権限、費用、稼働状況

利用イメージ エージェントの開発・管理・改善を共通基盤で運用し、横展開の順序を決めます。

Agent 365 導入適性チェック

適合する顧客
  • Microsoft 365・Entra・Purview・Defender を利用している
  • Copilot Studio や Foundry で、部門主導のエージェントが増えている
  • エージェントの数・権限・アクセス先を、把握できていない
  • 監査・内部統制のため、エージェントの操作記録が必要
  • エージェントの全社展開(Agent Platform化)を計画している
適合しにくい顧客
  • 業務エージェントを、まだ運用していない
  • Microsoft の ID 基盤を利用する予定がない
  • ライセンスの追加だけで、統制が完成すると考えている
  • エージェントの責任者・利用ルールを、決められない

08/想定ROI

棚卸し・申請審査・インシデント調査・監査対応の工数削減

指標
前提
導入前
導入後
削減
エージェントの棚卸し工数
エージェント100件。年4回、1件あたり30分の確認を、Registryの一覧確認へ切り替え
200時間/年
約60時間/年
約70%
エージェントの申請・審査工数
月20件の新規申請。1件あたり3時間の個別確認を、ポリシーテンプレートによる一次確認へ
60時間/月
約25時間/月
約58%
インシデント調査時間
月2件の調査。1件20時間かかる原因特定を、監査ログと検知結果の集約で短縮
40時間/月
約16時間/月
約60%
監査・説明対応工数
年2回の監査。エージェントの権限・操作記録の収集・整理に40時間
80時間/年
約30時間/年
約63%

代表的な部門1〜2つで、現行のエージェント数と棚卸し・審査・調査の工数を測定し、試算を実測値に置き換えてご判断いただけます。

09/導入ステップ

エージェントの棚卸しから、ポリシー適用・運用定着までの5段階導入

STEP 1 現状の棚卸し 利用中のエージェント、作成基盤、接続先、責任者を洗い出し、シャドウAIを含めて診断 成果物:エージェント台帳、リスク一覧
STEP 2 統制方針の設計 登録対象、ID・スポンサー、権限、データ範囲、承認フローを定義 成果物:統制ポリシー、役割分担
STEP 3 Agent 365の有効化 Registry、Entra Agent ID、条件付きアクセス、Purview・Defenderの設定を実施 成果物:設定書、ポリシーテンプレート
STEP 4 パイロット運用 代表的な部門で運用し、棚卸し・審査・検知の工数と課題を測定 成果物:運用手順、効果測定
STEP 5 全社展開と改善 横展開し、定期棚卸しと、失敗の再発防止をルールへ戻す運用を定着 成果物:運用ガイド、改善レポート

10/他の手段との違い

Entra・Purview単体の運用、他社の管理ツール、個別開発との違いと使い分け

他の手段
主にできること
Agent 365での扱い
Entra・Purview・Defenderの個別運用
ID・データ・脅威のそれぞれを、既存の運用で管理
Agent 365で、エージェント視点に束ねて管理する。当社は、既存のポリシーとの整合と、運用の設計を担う
他社のAIガバナンス・IDツール
複数のクラウドやフレームワークを横断した管理
Microsoft環境が中心の組織はAgent 365を軸にし、対象の範囲に応じて他社ツールとの使い分けを設計する
エージェント構築基盤の標準機能
各基盤の中での、権限・ログ・評価の管理
基盤ごとの標準機能を活かしつつ、基盤をまたいだ統制を、Agent 365で一元化する
SIer・社内個別開発
要件に合わせた、個別の管理画面・台帳の構築
Microsoftの標準機能を軸にし、個別開発は不足部分に絞る。知見はSAIDDarで標準へ還元する

11/ガバナンス

エージェントのID・権限・データ保護・監査を前提にした統制設計

実行環境は、顧客のテナント、認証、アクセス制御、データ管理方針に沿って構成します。

エージェントの統制
  • エージェントごとのIDと、責任者(スポンサー)の明確化
  • 最小権限のスコープと、権限付与・剥奪の承認フロー
  • 条件付きアクセスの、人とエージェントへの共通適用
  • 機密情報へのアクセス範囲の制限(DLP・秘密度ラベル)
  • 操作の監査ログと、不審な挙動の検知・ブロック
運用体制
  • IT管理者・セキュリティ・業務リーダーの役割分担
  • 定期的なエージェントの棚卸しと、未使用エージェントの廃止
  • セキュリティポリシーのテンプレート化と、新規エージェントへの適用
  • 観測結果をルール・評価基準へ戻す、継続改善のサイクル
機能の範囲について Agent 365 は、エージェントの登録・ID・権限・データ・脅威を管理する統制面です。コードやモデルの出力そのものを検査する製品ではなく、機能の提供状態(GA・プレビュー)は Microsoft の更新に従って変わります。導入時に最新の情報で確認します。

12/当社について

「AI Platform on Microsoft Azure」Specializationを更新(2026年10月)

第三者機関ISSIによる更新審査を完了し、すべての要件への適合が認められ、是正措置はありませんでした。AI導入の企画・設計から開発、セキュリティ、ガバナンス、本番運用、導入後支援までを一貫して提供する組織能力が確認されています。

認定バッジ

Microsoft Azure の AI Platform/Agentic DevOps Specialization取得

ヘッドウォータースは「Microsoft Solutions Partner for Digital & App Innovation(Azure)」の認定に加え、上位資格である「AI Platform on Microsoft Azure」「Agentic DevOps with Microsoft Azure and GitHub」の2領域のSpecializationを取得しています。

認定バッジ

Microsoft AI Innovation Partner of the Year 2024 受賞

「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」の初代受賞パートナーです。日本航空(JAL)様のSLM活用や大和証券様のAIオペレーター、JR西日本様の「Copilot for 駅員」など、エンタープライズ企業向けの大規模AIエージェント開発を数多く手がけてきた実績が評価の背景にあります。

13/はじめ方

スタートプラン:HWS Agent Campで、最初の1業務を2日間で試作・検証

HWS Agent Campは、生成AIの活用・内製化を目指す企業向けに、専門エンジニアが伴走する2日間の集中ハッカソンです。通常3〜6ヶ月かかるAIエージェント開発を、約2週間の事前準備のうえで2日間に凝縮し、本格的なプロトタイプを構築します。Agent 365 の導入に向けては、対象業務のエージェントを試作し、あわせて ID・権限・責任者・ポリシーの設計を検証できます。

HWS Agent Camp

JRE MALL様(東日本旅客鉄道):ECモール運営の業務適用

ECモール運営の実業務を題材に、「データ取得→分析→提案」の流れをMicrosoft Foundry上でAIエージェントとして設計し、動作を検証しました。業務に組み込む際の設計観点、データ整備、構築・運用に必要な役割分担を整理しています。

事例を見る →

リモートロボティクス様:音声でロボットを遠隔操作

Microsoft AI Co-Innovation Lab KOBEで、音声コマンドによるロボット・カメラの遠隔操作プロトタイプを開発しました。音声認識からFunction Callingによるデバイス制御までの流れを検証しています。

事例を見る →

14/関連ソリューション

Microsoft Entra ID統合開発

Entra Agent IDで、 エージェントのIDを守る。

Microsoft Entra ID統合開発. ユーザーとAIエージェントの認証・認可を統合し、ゼロトラストとID管理を前提にしたAIエージェント基盤を設計します。

Microsoft Foundry(Azure AI Foundry)エージェント

Azure上のエージェント基盤で、 Agent Opsを回す。

Microsoft Foundry(Azure AI Foundry)エージェント. モデルの選定・評価・デプロイ・運用の基盤を設計・導入し、Agent Opsによる継続的な改善を支援します。

AI駆動開発(SAIDDar)

AI駆動開発を、 組織標準にする。

AI駆動開発(SAIDDar). 案件の改善を標準・テンプレート・エージェント定義へ還元し、人のレビューと責任者の確認を前提に、AI駆動開発を組織標準へ進めます。

SyncLect Data Intelligence

現場知を、 制約条件に変える。

SyncLect Data Intelligence. 事故報告書・規程・会議の判断などから暗黙知を構造化し、オントロジーと制約条件として蓄積・再利用する企業Knowledge基盤です。

コンテキストエンジニアリング

コンテキスト設計×現場実装を、 一気通貫で。

コンテキストエンジニアリング. 動的文脈の設計・供給・統制・改善の提供体制。5つの支援領域と動的文脈インフラの方針を掲載しています。

SyncLect Agent Garden

ファイルにない判断も、 会議から業務資産に。

SyncLect Agent Garden. Teams会議や業務資料の判断・経験則を抽出し、AIエージェント向けの仕事の型(Skill・Playbook)へ変換します。

Physical AI Harness

AIの判断を、 物理世界へ安全につなぐ。

Physical AI Harness. AIの提案動作を実行前に承認・ブロック・人への確認へ振り分け、判断ログを残すフィジカルAIの安全実装基盤です。

HWS Agent Camp

最初の1業務を、 2日間で試作する。

HWS Agent Camp. 専門エンジニアが伴走する2日間の集中ハッカソン。約2週間の事前準備のうえで、AIエージェントの本格的なプロトタイプを構築します。

15/よくあるご質問

Q. Microsoft Agent 365とは何ですか。 A. 組織内のAIエージェントを登録・可視化し、ID・アクセス制御、データ保護、脅威検出を適用するための管理基盤(コントロールプレーン)です。Microsoftは2026年5月1日に一般提供を開始しました。Entra、Purview、Defenderの機能を、エージェントの管理という目的で束ねています。
Q. Entra Agent IDとは何ですか。 A. エージェントごとに固有のIDをMicrosoft Entra上に持たせ、条件付きアクセスやライフサイクル管理を、ユーザーと同じ考え方で適用する仕組みです。Agent 365で管理するエージェントに含まれます。
Q. Agent 365を有効化するだけで、統制は完成しますか。 A. いいえ。登録の対象、IDの責任者、権限の範囲、データの扱い、承認フローは、組織として先に決める必要があります。当社は、その設計と運用の定着を支援します。
Q. Copilot Studio・Foundry以外のエージェントも対象ですか。 A. Microsoftは、他社クラウド上のエージェントやパートナーのエージェントも対象に含めています。ただし機能ごとに提供状態(GA・プレビュー等)が異なるため、導入時にMicrosoftの最新情報で確認し、対象範囲を決めます。
Q. ハーネスエンジニアリングとは、どう違いますか。 A. Agent 365は、エージェントの登録・ID・権限・データ・脅威を管理する統制面です。ハーネスエンジニアリングは、エージェントが動く内側の、委任範囲・承認ゲート・検証・停止の設計です。両者を組み合わせて、外側と内側から統制します。
Q. コードのセキュリティ検査にも使えますか。 A. Agent 365はコードを検査する製品ではありません。開発に関わるコーディングエージェントやMCPサーバーが許された範囲で動いているかを統制する層です。コードの検査は、GitHub Advanced Securityなどの別の層で担います。
Q. ライセンスと価格は、どうなっていますか。 A. Microsoftの公開情報では、Microsoft 365 E7に含まれるほか、既存のE3・E5向けの単体アドオンとして提供されています(2026年5月時点で、アドオンは1ユーザー月額15米ドル)。日本円の価格、契約形態、前提製品は、Microsoftまたは販売パートナーへご確認ください。
Q. Agent 365をすぐに導入できない場合は、どう進めますか。 A. Agent 365を含む構成はMicrosoft 365 E7を含めた検討になる場合があるため、まずCopilot Studioなどで業務エージェントの体験を進め、あわせて権限・API・管理ポリシーを整理します。そのうえで、Agent 365を将来の到達点として段階的に導入する進め方も選べます。
Q. 効果はどのくらいですか。 A. 一律の削減率はお約束できません。想定ROIは試算であり、導入時に現行のエージェント数と工数を測定して検証します。
Q. 最初は何から始めればよいですか。 A. 利用中のエージェントの棚卸し(STEP 1)から始めます。短期間で試作と統制設計を検証したい場合は、2日間のHWS Agent Campも利用できます。

Microsoft Agent 365についてのご相談

エージェントの棚卸しから、ID・権限・ポリシーの設計、運用定着まで、貴社の状況に合わせてご提案します。

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