Topics トピックス・ニュース: 2025年
2025.07.04 ヘッドウォータース、Microsoft AzureでAIエージェントを検討している企業向けに「Azure AI Foundry Agent Service」ハンズオン型AgentOpsラボサービス開始
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース)」は、マイクロソフトが提供する「Azure AI Foundry Agent Service」※ハンズオン型AgentOps※ラボサービスを開始いたします。
※Azure AI Foundry Agent Serviceとは
Azure AI Foundry Agent Serviceは、マイクロソフトが提供するエンタープライズ向けのAIエージェント開発・運用基盤であり、Azure AI Foundryの中核を担うサービスです。Azure AI Foundry Agent Serviceは、大規模言語モデル(LLM)を活用したAIエージェントで、設計・構築・デプロイ・運用まで一貫して支援する統合ランタイム環境です。企業がAIエージェントを安全・スケーラブル・信頼性の高い形で本番環境に導入できるよう設計されています。
※AgentOpsとは
AgentOps(エージェントオプス)とは、AIエージェントの開発・運用・監視・評価・改善を一元的に管理するための新しい運用フレームワークで、企業が本番環境でAIエージェントを安全に運用するための基盤として導入が進んでいます。AIの透明性・説明責任を求める規制が強化される中、AgentOpsはコンプライアンス対応の要としても注目されており、企業の標準運用プロセスの一部となる見込みです。
ヘッドウォータースでは、「Azure OpenAI Service」や「Microsoft 365 Copilot」による企業向け生成AIのサービスラインナップ拡充を行う中、企業向けの生成AI基盤構築やAIエージェント※導入に向け、当社の技術力を活かしたRAG(Retrieval Augmented Generation)システムや伴走支援型ラボを多くの企業向けに提供してまいりました。
そのような中、今後AIエージェントが業務の中核を担う時代においては、「作って終わり」ではなく「運用して育てる」ことが求められています。
また、大規模言語モデル(LLM)を基盤とするAIエージェントは、単純な応答生成を超えて、意思決定や業務プロセスの自動化まで担うようになっていきます。
※AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
しかしその一方で、以下のような課題が生じています。
・マルチエージェント※やMCP/A2Aによるエージェントアーキテクチャの複雑化
・内部の動作ロジックが不透明でエラー発生時の原因特定が困難
・意図しない動作のリスクや野良エージェント対策
・説明責任や透明性の欠如
・AIエージェント開発や継続改善サイクルの高コスト化と負担増加
・とりあえず試してみたがうまくいかない
※マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各エージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
これらの課題を解決するためにヘッドウォータースでは、一般公開前から検証を重ねてきた「Azure AI Foundry Agent Service」※の導入支援並びにAgentOpsラボサービスを開始しました。AIエージェントを取り入れたい企業のIT部門、DX部門向けに伴走支援を行います。
尚、本サービスは既に複数の大手企業から受注が決定しております。
■サービス概要
①Azure AI Foundry ワークショップ/アセスメント
AIエージェントとAzure AI Foundry、Microsoft Copilot Studio(以下Copilot Studio)などの基本的な理解を行うためのワークショップと実践によるハンズオンワークショップで構成したサービスメニューです。まずは基本概念を抑えて頂き、アセスメントを通してMicrosoft 365 Copilot/Copilot Studio/Azure AI Foundry Agent Serviceを使い分けるAIエージェントのロードマップ策定、並びに期間内に目指すべきKPIをご提案いたします。
②Azure AI Foundry Agent Serviceを利用した高速MVPエージェントハンズオン開発
とにかく実際に動くものを短期間で構築したいお客様向けにハンズオン型で高速MVP開発を支援いたします。既存のエージェントカタログを活用することで短期間での構築を実現し、お客様の開発チームと伴走しながら支援することで、Azure AI Foundry Agent Serviceを実際に開発しながら学び、自律的に内製開発に取り入れて頂くための足掛かりとなります。
③Azure AI Foundryを軸にしたデータセントリックアーキテクチャ策定支援
単にAzure AI Foundry Agent Serviceを使ってみただけでは、高難度な取り組みまで至らないケースがあります。その解決策の1つとして、Microsoft FabricやAzure Databricksと言ったデータプラットフォーム活用と合わせてAgentic RAGやAgentic Workflow設計、MCP/A2A対応、マルチエージェント基盤策定が必要となります。ヘッドウォータースの専門知見を活用し、データセントリックアーキテクチャ策定支援を行います。
④Azure AI Foundry Agent Serviceマネージドサービス
AIエージェント利用ガイドライン策定支援、プロンプト設計、ガードレール設計、品質モニタリング、トレーシングログ監視、評価レポーティング、Microsoft Entra連携、コンテンツフィルタ設定、LLMモデル選定/更新支援、ツール統合支援、エージェント利用のためのトレーニングやナレッジベース構築、Agentic RAGの品質改善、セキュリティやガバナンス対応支援などAzure AI Foundry Agent Service導入後の規模に合わせた支援としてAgent Ops対応を行います。
■今後について
当社は、AIエージェントがすべてのプラットフォーム、すべてのDXプロジェクトに適用できると考えております。
今後は、Agentic Retrievalを活用した回答品質改善やEntra Agent IDを活用したアクセス制御、NLWebを活用した自然言語インターフェースの実装など、お客様のAIエージェント構築支援を通して、お客様の労働生産性の向上を行っていきます。さらに、お客様独自のAIエージェントを活用した新規事業支援を図ってまいります。
また、当社の掲げるアライアンス戦略において顧客企業ともビジネスパートナーとなり、共に生成AI経済圏を拡大する取り組みを行ってまいります。
以上
■参考
・AIエージェントプラットフォーム「SyncLect AI Agent」のMCP連携開始
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_mcp.html
・大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
・「Azure OpenAI Service OpenAI o1」や「GitHub Copilot」などの生成AIをマイグレーションに活用する「マイグレーションAIエージェント サービス」を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/migration_aiagent_service.html
・マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
■商標について
Microsoft、Azure、Microsoft 365、Bing、SharePoint、Microsoft Entraは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.07.02 JR西日本とヘッドウォータースコンサルティング、AI Agent Day 2025 Summerで「鉄道におけるAI活用と業務の未来」について共同発表
株式会社ヘッドウォータースコンサルティング(本社:東京都新宿区、代表取締役:加藤 健司、以下「ヘッドウォータースコンサルティング」)は、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:倉坂 昇治、以下「JR西日本」)とともに、7月9日に開催されるカンファレンス「AI Agent Day 2025 Summer」に登壇し、「鉄道におけるAI活用と業務の未来」をテーマに実践事例を紹介します。
■登壇セッションの概要
テーマ:「鉄道におけるAI活用と業務の未来|JR西日本が挑むリスク、ヒト、デジタルの最適化」
日 程:2025年7月9日(水)13:30~14:00
講演者:JR西日本 理事 鉄道本部 副本部長 イノベーション本部長 田淵 剛氏
ヘッドウォータースコンサルティング DXデザイン事業部 グループリーダー 森岡 達也
本セッションでは、JR西日本が構想する「次世代の駅」の実現に向け、両社が連携して推進している「Copilot for 駅員」の導入事例を通じて、鉄道業務におけるAIエージェント活用の最新事例を紹介します。
■「AI Agent Day 2025 Summer」開催概要
本イベントは、AIエージェントの社会実装を推進する一般社団法人AICX協会が主催し、製造・交通・食品・航空など幅広い業界の先進事例が共有されるカンファレンスです。
日 時:2025年7月9日(水)~11日(金) 10:00〜17:15
形 式:完全オンライン(YouTube配信)
参加費:無料(事前登録制)
※詳細、お申込み https://aicx.jp/conference2025summer
以上
■参考情報
・JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
■商標について
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設 立:2022年2月
URL :https://consulting.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.06.27 HMS社が世界初公開するARグラス「SiNGRAY G2」に協賛しています
AIソリューション事業を展開する株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、HMS株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:胡 振程、以下「HMS社」)が世界初公開する産業用ARスマートグラス「SiNGRAY G2」ならびに生成AI型XRアプリケーション(※1)に協賛し、「XR・メタバース総合展【夏】」のイベントにも協力いたします。
■「SiNGRAY G2」について
HMS社の「SiNGRAY G2」は、最先端のAR技術を搭載しており、従来モデルを大きく上回る性能と操作性を実現しました。産業用に特化し、製造業、建設業、医療、物流などのあらゆる業種に適しており、作業支援、遠隔支援、顧客サポートなど、さまざまな業務課題の解決に役立ちます。
https://www.hms-global.com/service/singray-ar
・プレスリリース:HMS社、新型ARグラス「SiNGRAY G2」を世界初公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000110128.html
■「XR・メタバース総合展【夏】」の紹介について
「XR・メタバース総合展【夏】」では、「SiNGRAY G2」に搭載されたXRアプリケーションをご紹介します。このXRアプリケーションは、生成AIによる音声ガイダンスと対話型インターフェースを備えており、ユーザーは自然な対話を通じて直感的に操作することができます。
製造・建設・医療・物流など、さまざまな業種で活用が期待されており、来場者の皆さまには、実際の業務シナリオを想定したデモンストレーションをご体験いただけます。
■XR・メタバース総合展【夏】の概要
会期:2025年7月2日(水)~4日(金)
会場:東京ビッグサイト
※詳細、お申込みはこちらをご覧ください https://www.xr-fair.jp
以上
※1:XRアプリケーションとは
XR(Extended Reality)は、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)といった現実と仮想空間を融合させる技術の総称です。XRアプリケーションは、これらの技術を活用し、視覚・音声・操作インターフェースなどを通じて、現実世界とデジタル空間をシームレスに統合した体験を提供します。
■商標について
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:HMS株式会社
所在地:〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目12−12 第5グリーンビル4F
代表者:代表取締役社長 胡 振程(HU ZHENCHENG)
設 立:2018年9月
URL :https://www.hms-global.com
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.06.25 AIエージェントによる自律的なソフトウェア開発を支援する 「AI駆動開発/バイブコーディング」CoEサービスを開始 ~「GitHub Copilot Coding Agent」「Devin」など 自律型AIコーディングエージェントの浸透と30%以上の効率化を実現~
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース)」は、AIエージェント(※1)がプログラムを書く「AI駆動開発(※2)/バイブコーディング(※3)」内製化支援サービスの開始をお知らせいたします。
※1:AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。複数のAIモデルを組み合わせることで、単一のモデルでは困難な高度なタスクも自動で実行できます。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために活用され、業務効率の向上とビジネス成果の最大化に寄与しています。国内におけるAIエージェント市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
※2:AI駆動開発とは
AI駆動開発とは、ソフトウェア開発プロセスにおいて人工知能(AI)技術を活用し、コードの自動生成やテストの自動化、要件分析の支援などを行う開発手法です。従来は人間のプログラマーが手作業で行ってきた処理を、機械学習モデルや大規模言語モデル(LLM)などの生成AIが補助・自動化することで、開発効率と生産性を向上させることを目指します。
たとえばGitHub CopilotといったAIペアプログラミング支援ツールにより、自然言語で指示を出すだけでコードの一部が自動生成されるということが現実となっています。
2025年現在、生成AIによるコード補助は一部の先進的なエンジニアだけでなく、誰もが活用できる時代に突入しており、開発現場でこれらのツールが実際に利用されています。さらに、AIはコーディング工程のみならず、上流の要件定義から設計、下流のテストやデプロイ、プロジェクト管理に至るまで、ソフトウェア開発の全工程で活躍し始めています。AI駆動開発は単にコードを書く作業を助けるだけでなく、ソフトウェア開発ライフサイクル全般を変革しつつあります。
※3:バイブコーディングとは
バイブコーディングとは、AIを使用してコードを生成する技術のことです。
シリコンバレーで誕生した新しいトレンド用語で、AI駆動開発の中でも特に生成AIによるコーディング支援にフォーカスした概念です。具体的には、GitHub Copilot、Windsurf、Devin、Cursor、Claude Codeといった専用のAIコードジェネレーターを使い、開発者が書くコードの相当部分をAIに自動生成させる手法を指します。
バイブコーディングは現在、多くの企業で注目され始めており、欧米においてはエンジニア採用の場でも「バイブコーディングのスキル」が要件に挙がるケースが出てきています。
ヘッドウォータースは、企業向け生成AIサービスのラインアップを拡充し、生成AI基盤の構築やAIエージェントの導入に向けて、当社の技術力を活用したRAG(Retrieval Augmented Generation)システムおよび伴走支援型ラボを、多くの企業に提供してきました。
今後、AIエージェントが業務の中核を担う時代へと移行する中、企業はDXプロジェクトにおいて、生成AIを活用した業務効率化を推進していくことになります。数ある生成AI活用の業務領域の中でも、避けて通れないのが「プログラミング業務におけるAIエージェントの活用による効率化」です。
現在、海外の大手テクノロジープラットフォーマー各社から、AI駆動の開発ツールやバイブコーディングツールが相次いで発表されており、ソースコードの20~30%がAIによって自動生成されています。
ヘッドウォータースでは、かねてよりAI駆動の開発ツールに着目しており、2023年にはGitHub Copilot(※4)を全社導入しました。マイグレーションAIエージェントなどを活用し、企業が開発するソースコードのAIエージェント化を推進するだけでなく、「カスタマーゼロ」(※5)をコンセプトとした新技術の社内実装にも取り組んでいます。
また、逼迫するIT人材の需要に応えるため、生産性向上を目的として、AI駆動開発の検証に継続的に取り組んでいます。当社のプロダクト開発業務における一部の工程(コード生成、新機能の実装、バグの調査・解析、仕様書作成、コードレビュー、テストコード作成、運用設計書作成など)をAIに担わせることで、30~92%の工数削減が期待できるという検証結果が得られました。これを受けて、AI駆動開発チームを発足し、体制強化を進めています。
幅広いAI駆動開発ツールの検証を通じて、「情報漏洩リスクに配慮した企業向け」「個人開発者ではなく、チーム開発に適したもの」「AI駆動開発の初心者でも扱いやすい」といった特徴を抽出し、企業のDXプロジェクトに適した推奨ツールの選定を行いました。
度重なる検証によって蓄積されたAI駆動開発のナレッジは、大手企業のDX部門における内製開発チームのニーズに合致し、複数の大手企業からパイロットプロジェクトの受注が決定しました。これを受けて、外販向けに「AI駆動開発/バイブコーディングCoE支援サービス」を発表するに至りました。
※4:GitHub Copilotとは
GitHub Copilotは、Microsoft傘下のGitHub社が提供する、開発者がより迅速かつ効率的にソースコードを記述できるように支援するツールです。開発者がコードを書く際、GitHub Copilotは開発者が記載する前後のソースコードから内容を理解し、新しいコード行や関数全体、テスト、さらには複雑なアルゴリズムまで瞬時に処理を提案してくれるため、プログラミング作業を大幅に効率化します。
※5:カスタマーゼロとは
カスタマーゼロ(Customer Zero)とは、製品やサービスを開発・提供する企業自身がその最初のユーザー(顧客)となることを指します。企業が自社の製品を内部で積極的に使用し、フィードバックを得て改善することで、製品の品質やユーザー体験を向上させるアプローチです。
たとえば、ソフトウェア会社が自社開発のツールを社内で最初に導入し、実際の業務でテストする場合、これがカスタマーゼロの例です。このプロセスにより、外部顧客に提供する前に問題を特定し、製品を洗練させることができます。この概念は、特にテクノロジー企業やスタートアップでよく使われ、顧客視点での製品開発を強化する戦略として重要視されています。
■AI駆動開発/バイブコーディングCoE支援サービスとは
センター・オブ・エクセレンス(CoE:Center of Excellence)とは、組織内で特定の分野(ここではAI駆動開発やバイブコーディング)の導入・活用を推進し、最適化とガバナンスを担う専門チームまたは組織です。
CoEは特定分野に関する専門知識、ベストプラクティス、リソースの集約拠点として機能し、各プロジェクトが組織の戦略目標に沿って推進され、確実にビジネス価値を創出することを支援します。特に、AI駆動開発やバイブコーディングのような新しい技術領域では、ノウハウが社内の各部署や個人に散在しがちであり、そのままでは非効率で、成果も不安定になりやすいとされています。
「GitHub Copilot Coding Agent」(※6)「Devin」(※7)「Windsurf」(※8)などに関する専門知識を有するCoEを設置することで、社内のサイロ化を解消し、知見やリソースを一元管理します。これにより、重複作業の削減や標準化による効率向上を図り、組織全体でAI駆動開発やバイブコーディングを円滑かつ効果的に展開するための推進役として、企業支援を行います。
※6:GitHub Copilot Coding Agentとは
GitHub Copilotの新しい機能であるGitHub Copilot Coding AgentはIssue(課題)にCopilotを担当者としてアサインするだけで、AIがタスクを解析し、コーディングを自律的に開始します。コードの実装、修正、テスト、ドキュメント作成、プルリクエストの作成といった一連の開発タスクをAIが自律的に行うことができます。
※7:Devinとは
Devin(デビン)とは、Microsoft社が提携するAIスタートアップ企業Cognitionが開発した、世界初の完全自律型AIソフトウェアエンジニアです。ソフトウェア開発の全工程(要件定義、設計、コーディング、テスト、デプロイ)を人間の指示なしに自律的に実行できる革新的なツールです。
※8:Windsurfとは
Windsurfとは、OpenAI社が買収したWindsurf社が提供するAIを活用したコード補完ツールで、リアルタイムのコード予測や補完が可能になり、プログラミングの効率を大幅に向上させます。 特にスピーディーに開発を進めたいエンジニアや、コードの品質を向上させたい方に最適です。 使い方はシンプルで、対応エディタにプラグインを導入するだけで利用できます。
①トレーニングとワークショップ
CoEでは、社内エンジニアや関係者のスキル向上を目的に、定期的にトレーニング、ワークショップ、セミナーを開催します。生成AIコーディングの入門ハンズオンから、プロンプトエンジニアリング(AIへの効果的な指示の出し方)研修、さらには応用事例を交えた勉強会まで、習熟度に応じた段階的なプログラムを企画・提供します。
②ツールとリソースの提供
CoEでは、AI駆動開発やバイブコーディングに必要となる共通ツール群や開発環境を整備し、全社で利用できるようにします。たとえば、コード自動生成AIを利用するためのクラウド環境(Azure OpenAIや社内サーバ上の大規模言語モデル)、データサイエンティスト向けのGPUクラスタ、機械学習フレームワーク、ライブラリ、社内コードのナレッジベースなどを、CoEが構築・管理します。
また、社内専用のAIコーディングアシスタントを導入してIDEと統合するほか、プライベートなプロンプト管理システムの提供など、独自リソースの整備も進めます。
③ベストプラクティスとガイドライン策定
CoEの重要な役割の一つは、AI駆動開発やバイブコーディングにおける社内標準の策定です。
具体的には、AIを用いたコーディング手法や生成AIの利用に関するベストプラクティス集の整備、既存のコーディング規約に対する拡張、プロンプト文法やテスト基準のガイドライン作成、個人ごとにばらつきがあるプロンプト品質を組織推奨型に自動変換するプロダクトの提供などを行います。
④サポートとメンタリング
CoEは専門チームとして、日常的な問い合わせ対応や技術支援も担います。
AI駆動開発に取り組むプロジェクトチームからの質問対応、プロンプトの改善提案、各チームへのメンターのアサインによる伴走支援などを行います。たとえば「生成AIが出力したコードにバグが多いが、どう対処すべきか」といった相談に対しては、CoEのエキスパートが原因分析や修正方針の助言を行います。また、経験豊富なエンジニアが各部署のメンバーに対してコーチングやペアプログラミングを実施し、AI駆動開発の定着を支援します。
■今後について
当社は、現状のAI駆動開発について、ITアーキテクトやフルスタックエンジニアなどのシニアエンジニアを代替するレベルとして使うには困難であると考えています。一方で、指示通りにコーディングを行う作業者としての代替は、近い将来に始まる可能性があるとの見解を持っています。
今後、AIを使いこなすプログラマーとそうでないプログラマーの価値は二極化すると見込まれます。AIを扱うシニアエンジニアを多数擁するヘッドウォータースでは、AI駆動開発を積極的に導入し、AIエージェントの監督者やAI駆動開発の設計・企画者を増やすことで、AIによる労働力の拡充を図る基盤を構築し、さらなる差別化と高付加価値化を目指します。
当社プロダクト「SyncLect AI Agent」では、AI駆動開発向けのAIエージェントやプロンプトテンプレートを提供することで、AI駆動開発における学習コストを低減し、顧客の内製開発者が誰でも業務効率化を実現できるスキームの構築を進めてまいります。
以上
■参考
・GPTモデルを活用したAIプログラミングアシスタント 「GitHub Copilot for Business」の全社導入を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/gptai_github_copilot_for_business.html
・ヘッドウォータース、GitHubテクノロジーパートナーとして認定
https://www.headwaters.co.jp/news/github_technology_partner.html
・「Azure OpenAI Service OpenAI o1」や「GitHub Copilot」などの生成AIをマイグレーションに活用する「マイグレーションAIエージェント サービス」を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/migration_aiagent_service.html
・マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
■商標について
Microsoft、Azure、Microsoft 365は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.06.19 ヘッドウォータースと富士通、宣言型エージェントを活用した プレゼンテーション自動化機能「Fujitsu AI Auto Presentation」を共同開発
株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、富士通株式会社(本店:神奈川県川崎市、代表取締役社長:時田 隆仁、以下「富士通」)と共同で、AIアバターによるプレゼンテーションおよび質疑応答の自動化を実現する「Fujitsu AI Auto Presentation」(以下、本機能)を開発しました。
・「Fujitsu AI Auto Presentation」(動画) https://www.youtube.com/watch?v=2EFglY9VnpA
・富士通プレスリリース
「AIアバターがプレゼンテーションや質疑応答対応を行う「Fujitsu AI Auto Presentation」を開発。
Microsoft 365 CopilotのAIエージェントとして利用可能に」
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2025/06/19-01.html
■「Fujitsu AI Auto Presentation」の概要
本機能は、富士通が提供するAIサービス「Fujitsu Kozuchi」(※1)のコア技術である、AIアバターによるプレゼンテーションおよび質疑応答の仕組みを発展させ、Microsoft 365 Copilot向けの宣言型エージェント(※2)として開発したものです。
本機能により、ユーザーはMicrosoft 365 Copilotとのチャットを通じて、ユーザー自身の顔や声を模したAIアバターを作成することができます。そして言語とプレゼンテーション資料を指定すると、AIが説明文を自動生成し、AIアバターによるプレゼンテーションを実行できます。
このようにユーザーは技術的な知識を必要とせず、誰でも容易にAIアバターによる自動プレゼンテーションを活用できるようになります。また、今後Microsoft TeamsやMicrosoft PowerPoint のアプリケーションからシームレスに利用可能となる予定です。
ヘッドウォータースは、機能開発において下記の技術領域を担当しました。
➀Microsoft 365 Copilot宣言型エージェントに対応した設計・開発
CopilotチャットUIから呼び出し可能なエージェントを構築し、資料・言語・時間などの条件を自然言語で指定することで、段階的に処理を実行。
➁Azure OpenAIおよびSpeech Service(※3)を活用した、説明文と音声の生成
PowerPointやPDFファイルの内容から説明文を生成し、音声合成によるナレーションを自動化。
③Graph API連携(※4)による資料取得と認証制御の実装
Microsoft Entra IDとOAuth2.0のOn-Behalf-Ofフローを活用し、ユーザーのOneDriveやSharePointから資料取得を安全かつスムーズに実行。
④アバターおよび音声ファイル生成APIと統合出力機能の構築
アップロードされた顔画像や音声サンプルをもとにAIアバターとナレーション音声を生成し、自動プレゼンテーション動画に統合。
■富士通株式会社SVP, AI戦略・ビジネス開発本部長 岡田 英人氏のコメント
このたび、ヘッドウォータース株式会社および日本マイクロソフト株式会社と共同で、当社の富士通研究所が開発したAIサービス「Fujitsu Kozuchi」の技術をベースに、Microsoft 365 Copilotと連携するAIエージェント「Fujitsu AI Auto Presentation」を開発いたしました。
当社のAI技術と、パートナー企業各社の高度な知見・ノウハウを融合させることで、より多くのお客様に革新的な価値をご提供できることを、大変嬉しく思っております。
今後も当社は、当社のAI技術を核としながら、ヘッドウォータース社をはじめとするパートナーの皆様との連携をさらに強化し、AIエージェントの実装を通じてお客様のビジネス変革を支援するとともに、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。
■株式会社ヘッドウォータース 取締役 兼 ITインキュベーション事業本部長 西間木 将矢のコメント
このたび、富士通株式会社様と共に、AIアバターによるプレゼンテーションおよび質疑応答機能を備えた「Fujitsu AI Auto Presentation」の開発に携わることができ、心より光栄に存じます。
本プロジェクトでは、Microsoft 365 Copilotと連携し、複雑な業務を自律的にこなすAIエージェントの実装にいち早く取り組んでまいりました。その成果として、業務に根ざした生成AIの実用性と、業務効率化につながる大きな可能性を強く実感しています。
今後も富士通様と力を合わせ、誰もが恩恵を受けられる実践的なAIエージェントの社会実装を通じて、その民主化を推進し、より良い未来の創造に貢献してまいります。
■今後の展開
本機能は、プレゼンテーションの作成時間や人的負荷を軽減し、均一かつ高品質な情報伝達の実現を目的としています。
今後、富士通社内での試験運用を2025年度第2四半期(7月1日~9月30日)に開始し、2025年度第3四半期中(10月1日~12月31日)に法人のお客様向けに提供を開始する予定です。
以上
※1:「Fujitsu Kozuchi」について
https://www.fujitsu.com/jp/services/kozuchi/
※2:Microsoft 365 Copilotの宣言型エージェントとは
ユーザーの自然言語による指示(プロンプト)をもとに、あらかじめ定義された業務プロセスや処理を段階的に実行するAIエージェント。Microsoft 365のチャットUI上から呼び出し可能で、資料作成や分析、情報検索などの業務タスクを効率化することを目的としています。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/extensibility/overview-declarative-agent
※3:Speech Serviceとは
Microsoft Azureが提供する音声認識および音声合成機能のクラウドサービス。テキストから自然な音声を生成したり、音声をテキストに変換したりすることが可能で、多言語対応や話者スタイルの調整など、高精度かつ柔軟な音声処理を実現します。
※4:Graph API連携とは
Microsoft Graphは、Microsoft 365の各種サービス(Outlook、OneDrive、SharePointなど)とデータ連携するためのAPI群です。Graph APIを活用することで、ユーザーのアクセス権限を維持したまま、ファイル取得やスケジュール情報の取得、ユーザー情報の参照などを安全かつ効率的に実行できます。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/graph/overview
■商標について
Microsoft、Azure、Microsoft 365、Microsoft Teams 、Microsoft Power Platform、Azure OpenAI、OneDrive、SharePoint は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■参考情報
・富士通とヘッドウォータース、日本航空客室乗務員のレポート作成業務効率化に向け業務特化型オンデバイス生成AIソリューションの実証実験を実施
https://www.headwaters.co.jp/news/headwaters_fujitsu_generative_ai_jal_cabin_crew_workflows.html
■会社情報
会社名:富士通株式会社
所在地:〒211-8588 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
代表者:代表取締役社長 時田 隆仁
設 立:1935年6月
URL : https://global.fujitsu/ja-jp
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.06.18 FastLabelと協業し、Data-centric AIアプローチによる業界特化型AIエージェント、SLM、Agentic RAGの開発を強化
AIソリューション事業を展開する株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、AI開発に必要なデータ収集・生成やアノテーションに強みを持つFastLabel株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:鈴木 健史、以下「FastLabel」)と協業し、「Data-centric AI」(※1)アプローチによる業界特化型AIエージェントやSLM(※2)、高精度のAgentic RAG(Retrieval-Augmented Generation)(※3)の開発強化に取り組みます。
※1:Data-centric AI(データセントリックAI)とは
Data-centric AIとは、AIモデルの精度を高めるために、アルゴリズムよりもデータの質の最適化に注力するアプローチです。
※2:SLMとは
SLM(小規模言語モデル)は、LLM(大規模言語モデル)よりもサイズが小さく軽量化された言語モデルです。高速なトレーニングと推論が可能で、リソース効率も高まり、コストパフォーマンスに優れています。
また、リソースに制約のあるデバイスやエッジコンピューティングに適しており、セキュアで機密性が高いといった様々な特徴があります。より小型となる言語モデルの可能性が生成AIカテゴリーで注目されており、小規模言語モデルの採用が増加しております。
※3:Agentic RAG(エージェンティック・ラグ)とは
Agentic RAGは、RAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)の構造にマルチエージェント技術を組み合わせた次世代型の情報活用アーキテクチャです。
検索(Retrieval)、補完(Augmentation)、生成(Generation)といった各プロセスを役割分担した複数のAIエージェントが連携・統制することで、従来型RAGよりも柔軟かつ文脈に応じた情報取得・出力が可能になります。業務の複雑化・多様化に対応する新しい知識活用手段として注目されています。
■協業の背景
近年、企業におけるAI活用が本格化する中、生成AIの導入では、従来以上に「データの質と量」が導入効果を左右する重要な要素とされており、特に企業固有の知識や業務文脈を反映した高品質なデータ基盤の整備が求められています。
導入の初期段階ではプロンプト設計やモデルの微調整で一定の成果も得られますが、継続的な精度向上と業務適用には、それらを補完する形で「用途に最適化されたデータ」の整備が不可欠であり、こうした考え方に基づく「Data-centric AI」への注目が高まっています。
これまでヘッドウォータースは、複数のAIエージェントが連携して実行するマルチエージェント型プラットフォーム「SyncLect AI Agent」(※4)を軸に、大和証券、西日本旅客鉄道、日本航空などへのAIエージェントやSLM、Agentic RAGの導入支援を行ってきました。今回、このような取り組みを一層加速するため、「Data-centric AI」開発のデータ収集・生成・アノテーションに高度な専門性を持つFastLabelと協業を開始しました。
※4:SyncLect AI Agentとは
SyncLect AI Agentは、AIエージェント同士が連携し、複雑なタスクを効率的かつ柔軟に遂行する次世代型AIサービスです。
このサービスはマイクロサービス型で提供されており、企業の業務環境に合わせた高いカスタマイズ性を誇るだけでなく、AIエージェント活用の幅を大きく広げ、「業務全体を最適化するAIエージェントプラットフォーム」となります。
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_release.html
https://www.youtube.com/watch?v=5mmW4YjgKJk (動画デモ)
■協業概要
両社は、「Data-centric AI」アプローチに基づき、下記支援を顧客企業に提供します。
➀自動車・金融・運輸・製造・医療分野を中心とした高品質な業界特化型AIエージェントの開発。
➁業界特化した専用のAIエージェントを自律的に参照する「Agentic RAGオーケストレータ」、
AIエージェントの全体設計指針である「Agentic Design Pattern」の策定、
ならびに要件に応じた最適なAgentic RAGアーキテクチャを提供。
③SLMのファインチューニング高度化による開発期間の短縮とパフォーマンス向上。
④RAGデータの最適化技術とAgentic RAG技術の組み合わせによる精度向上と効果の最大化。
⑤SLM×エッジAI技術と効率的なデータセット提供による高性能エッジAIの実現。
■ヘッドウォータースの強み
・複数の自律的なAIエージェントが連携して動作するマルチエージェントの技術力
・RAGの実装技術と実績
・SLM×エッジAIの知見
・Microsoft Azure連携技術
・大手企業へのAIエージェント導入実績
■FastLabelの強み
・多様なデータセット作成技術
・インストラクションデータ(※5)作成のノウハウ
・ファインチューニングのノウハウ
・RAG向けデータの構造化や最適化技術
※5:インストラクションデータとは
AIに特定のタスクや振る舞いを学習させるための「指示と応答例」のセットです。生成AIの精度向上や業務適応に不可欠な学習用データとして活用されます。
■代表者コメント
・FastLabel株式会社 代表取締役CEO 鈴木 健史氏
今回の協業は、業界特化型AIエージェント、SLM、Agentic RAGの社会実装を加速させる重要な一歩になると考えています。
当社のデータエンジニアリング技術とヘッドウォータース社のAIエージェント技術を融合させることで、企業のAI導入障壁を大きく低減し、日本企業の競争力強化に貢献できると考えており、引き続き両社の強みを最大限に活かしたソリューションの提供を目指してまいります。
・株式会社ヘッドウォータース 代表取締役 篠田 庸介
今回のFastLabel社との協業は、AIの社会実装を推進するうえで、大きな力になると確信しております。
AIの性能は、優れたモデルだけでなく、どれだけ現場に最適化された高品質なデータを用意できるかによって決まります。
ヘッドウォータースが持つマルチエージェント技術やSLMの開発力と、FastLabel社の高度なデータエンジニアリングを掛け合わせることで、より精緻で実用的なAIエージェントを業界ごとに展開してまいります。
今後も両社の強みを活かし、AIの社会実装を進めてまいります。
■今後について
今後も両社は、マルチエージェント(※6)の開発や、個別業務資産を活用した統合型Agentic RAG構成の確立を通じて、企業の意思決定や業務効率化に対する支援を強化してまいります。
また、MCP(※7) / A2A(※8)を通じた外部・オンプレミスデータの活用が本格化する中で、それらのデータを活かした高度なAI活用基盤の構築にも共同で取り組んでまいります。
※6:マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のAIエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。
各AIエージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のAIエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
※7:MCP(Model Context Protocol)とは
MCPとは、AIモデルが外部の文脈情報(Context)を動的に取得・参照しながら処理を行うための接続方式または設計思想を指します。
これにより、オンプレミス環境やクラウド上に分散した業務データ、ドキュメント、アプリケーションなどと連携し、リアルタイムかつ状況に応じた回答や判断を可能にします。RAGやAIエージェントの<活用が進む中で、企業内の多様な情報資産を有効に活かす次世代のプロトコルとして注目されています。
※8:A2A(Agent-to-Agent)とは
A2Aとは、複数のAIエージェントが互いに役割を分担し、情報や処理結果を連携・受け渡しながら業務を自律的に遂行するアーキテクチャです。
個々のエージェントが特定の機能や領域を担いながら協調することで、複雑な業務プロセスにも対応可能となり、よりスケーラブルかつ柔軟なAI活用が実現できます。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■参考情報
・富士通とヘッドウォータース、日本航空客室乗務員のレポート作成業務効率化に向け業務特化型オンデバイス生成AIソリューションの実証実験を実施
https://www.headwaters.co.jp/news/headwaters_fujitsu_generative_ai_jal_cabin_crew_workflows.html
・大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
・JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:FastLabel株式会社
所在地:〒163-0224 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル24階
代表者:代表取締役CEO 鈴木健史
設 立:2020年1月
URL :https://fastlabel.ai/
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.06.17 ヘッドウォータース、日本マイクロソフト主催「AI Agent Pitch Day for Insurance」にて、生命保険の引受け査定業務に対応したAIエージェントを紹介しました
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)が主催したイベント「AI Agent Pitch Day for Insurance」にて、生命保険の引受け査定業務(※1)に対応したAIエージェントを紹介しました。
■ 生命保険引受け査定業務向けAIエージェントの概要
生命保険の引受け査定業務は人手と時間を要し、判断基準のばらつきにより標準化が難しいという課題があります。加えて従来のシステムでは、現場の期待水準を満たせないケースも見られます。
ヘッドウォータースは、以下の技術を組み合わせ、「業務プロセスの自動化」と「判断基準の標準化」を図ることで、査定業務の約80%を自動化するAIエージェントを紹介しました。
・Azure OpenAI Service(※2)とAzure AI Document Intelligence(※3)による帳票解析と情報抽出
・GraphRAG(※4)およびマルチエージェントシステム(※5)による複雑なケースへの対応
・査定結果ログの活用による継続的なルール改善(フィードバックループ)
■登壇メンバーによる開発体制とプレゼンテーション設計
本紹介は、下記の5名によるプロジェクトチームが構想から開発・プレゼン設計まで担当、各職種の専門性を活かして、生成AIを用いた査定業務の再設計に取り組みました。
・藤江 梓(AI戦略マネージャー)
全体戦略と構想設計をリードし、業務課題と技術の接点を明確にする提案構成を設計。
・須永 かおり(コンサルタント)
保険業務の業務フローを分析し、業界知見を活かした実務ベースの要件を整理。
・河合 望(バックエンドエンジニア)
AIエージェントの制御ロジックや、GraphRAGを用いた分岐処理の実装を担当。
・池澤 直美(フルスタックエンジニア)
業務構造に基づくエージェント設計と、システム全体の整合性設計を担う。
・伊藤 沙耶花(フロントエンジニア)
査定担当者・営業担当者向けのUI設計およびデモ開発を担当。
■「AI Agent Pitch Day for Insurance」について
本イベントでは、Microsoftパートナー企業各社が営業支援や引受け査定、保険金支払いなどを想定した具体的なユースケースを提案し、生成AIの保険業務活用をテーマにプレゼンテーションを行いました。
詳細は下記をご覧ください。
・AI Agent Pitch Day - 生成 AI による保険業界の業務課題解決【セミナーレポート】
https://www.microsoft.com/ja-jp/industry/blog/financial-services/2025/05/27/ai-agent-pitch-da-report/
以上
※1:生命保険の引受け査定業務について
生命保険の引受け査定業務とは、契約申込者の健康状態や告知内容、過去の医療履歴などをもとに保険の加入可否や条件を判断するプロセスです。リスク評価に基づき、公平かつ迅速な査定が求められる重要な業務です。
※2:Azure OpenAI Serviceについて
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/ai-services/openai-service
※3:Azure AI Document Intelligenceについて
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/ai-services/ai-document-intelligence
※4:GraphRAGについて
GraphRAG(Graphs + Retrieval-Augmented Generation)は、知識グラフと大規模言語モデル(LLM)を組み合わせて情報検索と生成を強化する技術です。Microsoft Researchが開発したこの技術は、LLMが未学習のデータセットに対しても高精度な質問応答を実現します。具体的には、LLMが生成した知識グラフを用いて、複雑な情報の質問応答性能を向上させます。これにより、企業のプロプライエタリデータや大規模な文書解析において、従来のRAG手法を上回る成果を上げています。
https://www.microsoft.com/en-us/research/project/graphrag/
※5:マルチエージェントシステムについて
マルチエージェントシステムは、複数のエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各エージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
■商標について
Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.06.14 【6/20開催】富士通 x FastLabel x ヘッドウォータースによる、最新AIエージェントセミナー開催のお知らせ
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、2025年6月20日に富士通株式会社、FastLabel株式会社、日本マイクロソフト株式会社と共催セミナー「AIエージェントの最前線 〜Data-centric AI × Agentic RAG x SLMファインチューニングの実践と未来〜」を開催いたします。
■セミナー概要
生成AIの進化に伴い、企業ではAIエージェントの導入が急速に進んでいます。
本セミナーでは、業界特化型エージェント、Agentic RAG(検索拡張生成)、SLM(小規模言語モデル)など、次世代AI活用の最新動向を紹介します。また、Microsoft 365 Copilotと連携した富士通のAIエージェントも初公開します。
・日時: 6月20日(金) 10:30〜12:30
・会場: 日本マイクロソフト品川オフィス セミナールームD(先着50名)
・参加費:無料(事前登録制)
※詳細、お申込みはこちら
https://connpass.com/event/358329/
以上
■商標について
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.06.11 ナプキンの備品化プロジェクト「職場のロリエ」に賛同し、 生理用品の備品化を実施しました。
株式会社ヘッドウォータース、株式会社ヘッドウォータースコンサルティング、株式会社ヘッドウォータースプロフェッショナルズ(以下「ヘッドウォータースグループ」)は、花王株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:長谷部 佳宏)の生理用品ブランド「ロリエ」が推進するナプキンの備品化プロジェクト「職場のロリエ」に賛同し、女性が安心して働ける環境づくりの一環として生理用品の備品化を実施しました。
■経緯
ヘッドウォータースグループでは、ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)(※1)の取り組みとして、多様な社員が安心して働ける職場環境の実現を目指しています。
先頃、D&I委員会の女性活躍推進チーム(※2)が女性特有の健康課題に関する社内アンケートを実施したところ、多くの女性社員が月経痛やPMS(月経前症候群)(※3)による体調不良を抱えていることが明らかになりました。
この結果を受け、より働きやすい環境づくりの一環として「職場のロリエ」に賛同し、生理用品の備品化を実施しました。
■「職場のロリエ」について
「職場のロリエ」は、職場のトイレに生理用ナプキンを備品として設置し、突然の生理にも安心して対応できる環境を整えることを目的としています。2022年の開始以来、2025年5月末時点で導入企業数は400社に拡大しており、働く人々の安心感や企業への信頼感向上に寄与しています。
<期待される導入効果>
・女性社員が安心して業務に専念できる環境整備
・生理用品の備品化による突発的な体調不良時の対応力向上
・社員満足度と生産性の向上
・生理に対する理解促進と職場におけるダイバーシティ推進
※詳細は下記サイトをご覧ください。
https://www.kao.co.jp/laurier/project/shokuba/
ヘッドウォータースグループは、ナプキンの備品化プロジェクト「職場のロリエ」に共感し、導入企業として取り組みを支援いたします。
今後は、職場備品としてのナプキンの設置にとどまらず、プロジェクトの趣旨に基づく社内啓発活動や、女性の健康をめぐる理解促進にも積極的に取り組んでまいります。
以上
※1:ダイバーシティ&インクルージョンとは
ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)とは、多様な価値観や背景を尊重し、すべての人が自分らしく働ける環境を目指す取り組みです。
※2:D&I委員会について
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)委員会では、「誰もが長く安心して働ける職場づくり」を目指し、「女性活躍の推進」「障がい者雇用の促進」「グローバル人財の活躍支援」のテーマに対して、有志の社員が主体的に取り組んでいます。
※3:PMSとは
PMSとは、月経前症候群(premenstrual syndrome)の略称です。月経の3~10日前頃から心身の不調が起こり、月経が始まると消失する状態を指します。
■参考情報
・ESG経営について
https://www.headwaters.co.jp/company/sustainability.html
・健康経営について
https://www.headwaters.co.jp/company/kenkoukeiei.html
■商標について
記載されているサービス名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設立 :2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設立 :2022年2月
URL :https://consulting.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータースプロフェッショナルズ
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 近藤 慎哉
設立 :2022年2月
URL :https://pro.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.06.06 協働開発した大和証券「AIオペレーター」の記事が、ITmedia AI+で紹介されました。
ヘッドウォータースおよびヘッドウォータースコンサルティングが大和証券と協働開発した「AIオペレーター」に関する記事が、ITmedia AI+で紹介されました。
タイトル:大和証券、「AIオペレーター」開発 金融機関では異例のAI活用
半年間のプロジェクトを追う
URL :https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2505/29/news002.html
■大和証券「AIオペレーター」について
大和証券「AIオペレーター」は、ログイン手続きやNISA関連等の一般的な内容に関するお問い合わせに生成AIが応対するサービスです。
ヘッドウォータースとヘッドウォータースコンサルティングは、開発プロジェクトのプライムベンダーとしてユーザー体験を最大化するためのAIコアエージェントとアプリケーションを開発しました。
・大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
以上
■商標について
記載されているサービス名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設 立:2022年2月
URL :https://consulting.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.05.30 【6/5開催】業務特化型SLM + AIエージェントセミナー開催のお知らせ
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、2025年6月5日に日本マイクロソフトと共催のセミナー「業務特化型SLM + AIエージェントセミナー」を開催いたします。
■セミナー概要
このセミナーでは、オフライン環境で生成AIを稼働させるための、業界特化型のSLM(小規模言語モデル)Phi-4ファインチューニングと、業務特化型AIエージェントの活用方法についてヘッドウォータースの最新事例を深く掘り下げた内容となっています。SLMの最適化手法を学び、さらにその知識を基に業務に即したAIエージェントの導入方法やマルチエージェント並びにMCP/A2Aに関する知見を提供することができます。実践的なユースケースを通じて、実際の業務に役立つ具体的なスキルとアイデアを得ることができる機会をご提供します。
・日時: 6月5日(木)14時~15時30分
・会場:日本マイクロソフト株式会社 品川オフィス セミナールームA
・登壇者: 株式会社ヘッドウォータース 2024 Microsoft Top Partner Engineer Award AI賞受賞 池内隆人、野口修
※詳細、お申込みはこちら:【6/5開催】業務特化型SLM + AIエージェントセミナー-connpass
以上
■商標について
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.05.26 採用サイトリニューアルのお知らせ
平素より、私たちの企業にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
このたび、採用サイトをリニューアルいたしました。
新しいサイトでは、私たちの働き方、社員のインタビュー記事、求人情報をより分かりやすく掲載いたしました。
採用サイトを通じて、私たちの企業に興味を持っていただければ幸いです。
沢山の新しい仲間との出会いを心から楽しみにしています!
今後も求人情報や社員インタビュー記事を更新してまいりますので、是非ともご確認ください。
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:saiyou@headwaters.co.jp
2025.05.23 デリバリーコンサルティングと協業 ~データリテラシーエンジニアリングを基盤に AIエージェントの導入効果を最大化するための支援サービスを開始~
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、データリテラシー(※1)の向上を通じてデータドリブンカンパニーへの変革を支援する株式会社デリバリーコンサルティング(本社:東京都港区、取締役CEO:内藤 秀治郎、以下「デリバリーコンサルティング」)と協業し、企業のデータリテラシーを可視化・改善する「データリテラシーエンジニアリング」(※2)を基盤に、AIエージェントの導入効果を最大化するための支援サービスを開始いたします。
■協業の背景
近年、企業のDX推進において、生成AIを活用した業務効率化や高度な意思決定支援の重要性が高まっています。特にこうした取り組みでは、企業が保有する膨大なデータを適切に整理・統合し、AIエージェントで活用することが効果を最大化する鍵となります。
AIエージェントは、従来のAIでは対応が難しかった複雑なタスクを自律的に処理し、業務の自動化・効率化を実現します。これにより業務精度の向上とコスト削減に加え、さらにAIエージェントを24時間稼働させることで対応力や業務の継続性を高めるなど、DX推進への貢献が期待されています。
一方で、多くの企業が「データはあるが活用できない」「AI導入後も精度が出ない」「データ活用スキルを持つ人材が不足している」といった課題に直面しています。こうした課題を解決するには、データを正しく理解し、活用する力――すなわちデータリテラシーの向上が不可欠です。
こうした課題解決と企業が持つデータ活用基盤の強化に向けて、ヘッドウォータースとデリバリーコンサルティングは協業を開始いたしました。
■協業概要
両社は、企業のデータリテラシーを向上させながら、AIエージェントの実運用における効果を最大限に引き出すため、以下の包括的な支援を行います。
➀データリテラシー診断:組織のデータ活用力を多角的に可視化し、課題を明らかにします。
➁育成施策の設計と実施:業務に即した教育プログラムを設計し、実践的な研修を提供します。
③AIエージェント活用設計:データ統合と業務プロセスの連携設計・運用を支援します。
④定着支援 :定着に向けた活用制度の設計と評価指標の整備を支援します。
■両社の役割
【デリバリーコンサルティング】
データリテラシーエンジニアリングを通じて、研修設計から制度化、データ戦略の接続までを体系的に整備し、組織のデータ活用力を高めます。
【ヘッドウォータース】
独自の「SyncLect AIエージェント」(※3)を基盤に、柔軟なカスタマイズと豊富な実績を活かした業務特化型AIソリューションを提供し、現場への定着を支援します。
■代表者コメント
・株式会社デリバリーコンサルティング 取締役CEO 内藤 秀治郎
生成AIを業務に活かすには、ツールとしての導入にとどまらず、それを支える"組織の土壌"をどう育てるかが重要です。
当社はこれまで、業務プロセスの再設計やデータ活用の内製化支援を通じて、企業の変革力そのものを高めることに取り組んできました。ヘッドウォータース社との協業により、同社の先進的なAIエージェント技術と、当社のデータマネジメント・人材育成ノウハウが融合します。
両社で目指すのは、"AIが企業文化として根づき、現場の意思決定や創造性を自然に支える世界"です。私たちは、この実現に向けて、より一層実務とテクノロジーをつなぐ役割を果たしてまいります。
・株式会社ヘッドウォータース 代表取締役 篠田庸介
生成AIの急速な進化により、企業がAIエージェントを活用する機会は飛躍的に拡大しています。しかし、その真価を最大化するには、データの統合・整理や、現場の"データリテラシー向上"が不可欠です。
このたび、データ活用のプロフェッショナルであるデリバリーコンサルティング様と手を携え、AIエージェントの活用支援サービスを提供できることを、大変心強く感じております。
我々ヘッドウォータースは、AI技術の社会実装において「人」と「現場」に寄り添うことを最も大切にしてまいりました。本協業を通じて、単なるシステム導入に留まらず、企業の文化として"AIが定着する未来"を共に創造してまいります。
■今後の展望
ヘッドウォータースとデリバリーコンサルティングは、AIエージェントとデータリテラシーの活用支援を軸に、企業のDX推進とデータ利活用高度化を支援するサービスの拡充に取り組んでまいります。
なお、本件による当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
※1:データリテラシーとは
データリテラシーとは、データを正しく理解・分析し、課題解決や意思決定に活用する能力を指します。単にデータを読み取るだけでなく、データに基づいて論理的に考え、適切なアクションを導き出す力を含みます。企業においては、データリテラシーの向上が業務効率化や競争力強化、DX推進において重要な基盤となります。
※2:データリテラシーエンジニアリングについて
https://service.deliv.co.jp/feature
※3:SyncLect AIエージェントについて
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_release.html
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。。
■会社情報
会社名:株式会社デリバリーコンサルティング
所在地:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー23階
代表者:取締役CEO 内藤 秀治郎
設 立:2003年4月
URL :https://www.deliv.co.jp/
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.05.22 AIエージェント基盤の導入やAI CoEを設置する Microsoft Azure、Microsoft 365 Copilot利用企業向けに カスタムMCPサーバー導入ハンズオンラボサービスを開始
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、AIエージェント基盤の導入推進顧客向けにカスタムMCPサーバー導入ハンズオンラボサービスを開始しました。
■背景
ヘッドウォータースでは Azure OpenAI ServiceやMicrosoft 365 Copilot、AIエージェントなどの導入企業に向けて、順次AIソリューションを提供してまいりました。
昨今、多くの企業がAIエージェントを活用するためのベストプラクティスを求める中、次世代技術として注目されているのが「MCP(Model Context Protocol)」(※)です。
※MCPとは
MCP(Model Context Protocol)は、AIエージェントがリアルタイム情報や外部ツールと連携し、より高度なタスクを
実行するための共通基盤です。Anthropic社が提唱し、Microsoft社やOpenAI社が賛同することで、注目を浴びている
規格です。
企業はMCPを利用することでAIエージェントアプリケーションの開発期間や有効活用のためのLLMOps運用コストを減らし、より競争力のあるAIエージェントを用意することができます。そのため、AIエージェントを積極推進するためにAIエージェント基盤の検討を行う企業や、よりAIを活用するためのAI CoE(※)チームを設置する企業が増えているのが現状です。
※AI CoEとは
AI CoE(AI Center of Excellence)とは、組織全体でAIの導入、最適化、ガバナンスを促進するために特化した組織構造
のことです。AIに関する専門知識、ベストプラクティス、リソースのハブとして機能し、AIプロジェクトが組織の目標
に沿い、ビジネス価値を生み出すように支援します。
一方、「MCP」の技術的理解が難しく、トレンドに追いつこうとするも打ち手や決め手に欠ける企業が一定数見受けられ、MCPをキャッチアップするためのソリューションニーズが高まっています。
その中でヘッドウォータースはMCPを初めて学び検討する企業向けに、カスタムMCPサーバー導入ハンズオンラボサービスを開始しました。
■MCPサーバー導入ハンズオンラボサービスとは
「MCPサーバー導入ハンズオンラボサービス」は、Microsoft AzureやMicrosoft 365 Copilot環境におけるAI活用、AIエージェントの試行開発を目論む顧客企業に向けて、当社のMicrosoft AzureやMicrosoft 365 Copilot の専任ソリューションエンジニア、AIエージェント コンサルタント、Pythonエンジニア、スクラムマスターなど顧客企業専用の体制を構築して、生成AIの活用習熟度に合わせた伴走型支援サービスとなります。「MCPサーバー導入ハンズオンラボサービス」は、顧客企業の目的や状況に合わせた下記メニューで構成されております。
① MCPワークショップ・MCPアセスメント
MCPの基本的な理解を行うためのワークショップと実践によるMCPサーバーハンズオンワークショップで構成したサービスメニューです。まずはMCPの基本概念を抑えて頂き、MCPアセスメントを通してお客様環境に合ったMCPのMVPとロードマップ、期間内に目指すべきKPIをご提案いたします。その上で伴走型の支援を行い、MCPを活用したAIアプリケーションの開発・評価を行います。
② Microsoft Azure Container App/Azure App ServiceのカスタムMCPサーバー構築支援
お客様がご利用中のIT環境では、公式のMCPサーバーが用意されていないシナリオも想定されます。
そのような場合に、最適なMCPサーバーを用意するため、お客様のMicrosoft Azure 環境でAzure Container App/Azure App Service上にカスタムMCPサーバーを用意いたします。
③Azure AI Foundryを利用したMCPサーバー作成支援
AI CoEやAI Agent Opsをご検討のお客様にAzure AI Foundryのワークショップと導入支援、併せてAI Foundryを利用したMCPサーバーの作成を伴走型で支援いたします。
④Copilot Studioを利用したMCPサーバー作成支援
Microsoft 365 CopilotやPower Platformをご利用のお客様向けに、Microsoft 365 Copilot Chat上でカスタムAIエージェントをローコード開発できるCopilot StudioのMCPサーバー作成支援を伴走型で行います。
⑤GitHub MCPサーバー活用型のAI駆動開発推進
ソフトウェアエンジニアが行うプログラミング作業の一部を生成AIに対応させてAI駆動型のソフトウェア開発手法を取り入れる、もしくは取り入れたいお客様向けにGitHub MCPサーバーを活用したAI-Driven-Development型のDevOps導入支援とアドバイザリーを行います。
⑥マルチエージェント基盤のためのMCPサーバー作成支援
マルチAIエージェント導入を検討するお客様向けにMicrosoft Azureマルチエージェント基盤との連携を前提としたMCPサーバーとアーキテクチャを用意いたします。各社が提供するMCPサーバーとSyncLect AI Agent(※)を連携させることで、AIエージェントをコンポーネント化し、マルチエージェント向けに保持・呼び出しを可能にするAIエージェント基盤を早期に提供します。
※SyncLect AI Agentとは
SyncLect AI Agentは、AIエージェント同士が連携し、複雑なタスクを効率的かつ柔軟に遂行する次世代型AI
サービスです。マイクロサービス型で、企業の業務環境に合わせた高いカスタマイズ性を誇り、AIエージェント
活用の幅を大きく広げることで、「業務全体を最適化するAIエージェントプラットフォーム」となります。
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_release.html
https://www.youtube.com/watch?v=5mmW4YjgKJk(動画デモ)
■今後の展開
今後、ヘッドウォータースは、「SyncLect AI Agent」を通じて、Microsoft社のMicrosoft 365 Copilot ChatやCopilot Studio、Azure AI Foundryと連携を強化してまいります。
さらにGoogle社が提唱する「Agent to Agent(A2A)」機能をMicrosoft AzureとSemantic Kernelを用いて対応することで、企業のAIエージェント活用をさらなる高みへと引き上げることを目指します。
今後も企業の業務効率化、コスト削減、ユーザー体験向上を支援する新たなAIソリューションを開発してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各エージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
■参考
AIエージェントプラットフォーム「SyncLect AI Agent」のMCP連携開始
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_mcp.html
大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
「Azure OpenAI Service OpenAI o1」や「GitHub Copilot」などの生成AIをマイグレーションに活用する「マイグレーションAIエージェント サービス」を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/migration_aiagent_service.html
マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
■商標について
Microsoft、Azure、Microsoft 365、Power Platform は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.05.21 カンキツの高品質果実生産技術「シールディング・マルチ栽培(NARO S.マルチ)」における管理導入支援アプリを開発しました
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(※1)が開発した、カンキツの高品質果実生産技術「シールディング・マルチ栽培(以下NARO S.マルチ)」(※2)における管理導入支援アプリケーションを開発しました。
■経緯
NARO S.マルチは、温州ミカンなどの果実に適度な乾燥ストレスを与えることで、高糖度・高品質な果実の安定生産を実現するための栽培技術です。導入にあたっては、園地の排水性診断や専用資材の施工が必要であり、導入後も気象や土壌の状況に応じた適切な灌水判断が求められます。
この技術は、農林水産省が推進した令和3年度補正予算による「スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」(※3)の一環として実施された「カンキツ輸出に向けた高糖度果実安定生産技術と鮮度保持技術の確立(JPJ011397)」のカンキツ輸出コンソーシアム(※4)が主体となり現場への導入・活用が進められました。
ヘッドウォータースは、同コンソーシアムの一員として「NARO S.マルチ」の導入・管理作業を支援することを目的に、生産者がiPhoneから利用できるWebアプリケーションを開発しました。
本アプリは、診断・判断・管理といった各プロセスを支える機能を備え、現場の技術活用を円滑にするツールとして設計されています。
■アプリ開発の特徴
➀Azure Active Directory B2Cを採用し、万全な認証基盤を構築
本アプリには、生産者同士や技術指導員との間で果実の成長状況や診断結果を共有できる機能が備わっており、こうしたデータのやりとりを安心して行うためには柔軟性・拡張性・セキュリティ性を兼ね備えた認証基盤の導入が不可欠でした。
この基準を満たす情報共有環境を構築するため、Microsoft社のクラウド型認証基盤「Azure Active Directory B2C(Azure AD B2C)」(※5)を採用しました。Azure AD B2Cは、標準的な認証プロトコル(OAuth 2.0やOpenID Connect)への対応に加え、ユーザー管理やアクセス制御を安全かつスムーズに行える点が特長です。
今回のように、複数アカウントによる情報共有を前提としたWebアプリケーションにおいては、こうした認証の信頼性と柔軟な設定が可能なAzure AD B2Cが最適であると判断し、ヘッドウォータースのクラウド実装に関する専門知識と技術力をいかして実装を行いました。
➁農業現場でも使いやすいユーザーインターフェース
本アプリは農業現場における使いやすさを重視し、スマートフォンから直感的に操作できるユーザーインターフェースを採用しました。入力や診断の手順はシンプルかつ視覚的に分かりやすく構成されており、ICT(情報通信技術)に不慣れな利用者でも迷わず操作できるよう配慮しました。
例えば、AIを活用した灌水適期判断機能では、専門的な知識がなくても判断結果を直感的に理解できるよう、画面上に視覚的な表示を取り入れるなど、日常業務の中で自然に活用できる工夫を盛り込みました。操作のステップも最小限に抑え、生産者が無理なくAIの支援を受けられる構成としています。
また、各機能は現場の作業動線や判断フローに沿って配置されており、必要な情報にすばやくアクセスできる設計となっています。こうしたユーザー体験を重視したUX設計により、導入前の検討から導入後の管理までを一貫して支援できるアプリとして、現場で活用が進むことを期待しております。
■今後の展望
ヘッドウォータースは、アプリ構築を通じて得た知見や技術力を活かし、農業現場に寄り添ったITソリューションの提供によるスマート農業技術の実装に貢献してまいります。
なお、本件による当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
※1:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構について
https://www.naro.go.jp/index.html
※2:シールディング・マルチ栽培(NARO S.マルチ)について
https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2020/20_024.html
※3:「スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」について
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/yosan/attach/pdf/mokuji-15.pdf
※4:「カンキツ輸出に向けた高糖度果実安定生産技術と鮮度保持技術の確立(JPJ011397)」のカンキツ輸出コンソーシアムについて
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo/theme/files/SA2-103M.pdf
※5:Azure Active Directory B2C(Azure AD B2C)について
Microsoft Entra 製品群の一部として提供されているクラウドベースの認証プラットフォームです。顧客や市民、患者など、組織外の幅広いユーザーを対象に、高度なセキュリティと柔軟なカスタマイズ性を備えたログイン体験を提供できるのが特長です。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory-b2c/overview
■商標について
Microsoft、Azure AD B2Cは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。そのほか記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.05.20 東京都の「建築物環境報告書作成支援システム」を構築支援 ~ Microsoft Azure・Microsoft Power Platformを活用し、 行政DXと環境施策の推進を支援 ~
DXに関する構想・戦略の策定から施策の検討・実施までを一気通貫で支援する株式会社ヘッドウォータースコンサルティング(本社:東京都新宿区、代表取締役:加藤 健司、以下「ヘッドウォータースコンサルティング」)は、東京都環境局が推進する「建築物環境報告書制度」(※1)の運用を支えるシステムとして提供された「建築物環境報告書作成支援システム」(※2)の構築支援を行いました。
なお、本システムは2025年4月から本格運用が開始されています。
■背景
東京都は、2050年ゼロエミッション東京(※3)の実現に向け、建物分野のCO₂排出削減を重点施策に位置づけています。その一環として、延べ面積2,000㎡未満の新築建築物を対象に省エネ性能の確保や再生可能エネルギー利用設備の設置等を義務付け、その取組状況を報告する「建築物環境報告書制度」が新たに施行されました。
この制度を円滑に運用するには、複雑な環境情報を正確かつ効率的に収集・管理できるデジタル基盤と、事業者・都職員双方の利便性を高める仕組みの両立が求められています。
こうした要望に応えるため、ヘッドウォータースコンサルティングは、MicrosoftのクラウドテクノロジーであるMicrosoft Azure(※4)およびMicrosoft Power Platform(※5)を活用し、これまでに培ってきた業務設計とシステム構築の知見を生かして、「建築物環境報告書作成支援システム」の構築支援を行いました。
■「建築物環境報告書システム」の特徴
・報告書作成の省力化
フォーム形式による直感的な入力に加え、複雑な項目は自動計算されるため、入力作業の負担を軽減します。
・ファイル取込と既存データの活用
PDFやCSVファイルの解析・連携に対応し、外部データの自動反映によって入力ミスや作業時間を削減します。
・柔軟な帳票出力と編集
登録済みデータからMicrosoft ExcelやPDF形式の帳票を出力することで、提出資料の作成を効率化します。
・将来的な制度改正への柔軟な対応
設定項目を外部管理し、Power Platformの標準機能・ベストプラクティスを活用することで、制度変更時の改修コストを
最小限に抑えることが可能です。
■今後の展望
ヘッドウォータースコンサルティングは、本プロジェクトを通じて東京都の制度運用におけるデジタル基盤整備を支援し、都民の「Quality of Life(生活の質)」向上や脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
また、本取り組みで得た知見を生かし、自治体の技術パートナーとしてSociety 5.0の実現を見据えた公共サービス基盤構築に引き続き取り組んでまいります。
なお、本件による当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
※1:建築物環境報告書制度について
東京都が推進する地球温暖化対策の一環として、2025年4月に施行された制度です。
特定供給事業者が建設等する延べ面積2,000㎡未満の新築建築物を対象に、断熱・省エネルギー性能の確保、再生可能エネルギー利用設備の設置等を義務付け、その取組状況について、特定供給事業者は年1回、東京都に対して報告書を提出することが求められます。制度は、住宅の環境性能を向上させるとともに、脱炭素社会の実現と都民のQOL(生活の質)の向上を目指すものです。
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/green_housing/contents/
※2:「建築物環境報告書作成支援システム」サイト
https://env-reporting.metro.tokyo.lg.jp/
※3:2050年ゼロエミッション東京について
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/own_efforts/zero_emi_plan
※4:Microsoft Azureモダンクラウド開発について
https://www.headwaters.co.jp/service/azure.html
※5:Microsoft Power Platformカスタム開発サービスについて
https://www.headwaters.co.jp/service/powerplatform.html
■商標について
Microsoft、Azure、Power Platform 、Excelは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設 立:2022年2月
URL :https://consulting.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.05.19 2025年度 人工知能学会全国大会 (第39回)において、「ローカル環境におけるSLM活用」と「GraphRAGを用いたシナリオ自動翻訳」に関する研究成果を発表
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)とAIソリューション開発を手掛けるDATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY(本社:ベトナム ハノイ市、代表者:Dang Quang Duy、以下「DATA IMPACT」)は、5月27日(火)~30日(金)に開催される「2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)」に登壇し、ローカル環境におけるSLM活用とGraphRAGを用いたシナリオ自動翻訳に関する研究成果を発表します。
本発表は、当社エンジニアによる論文が審査を経て採択されたものであり、実務に基づく知見と技術力が評価された成果となります。
■登壇概要
➀ポスターセッション
表 題:小規模言語モデルを用いた閉域環境における情報システムの構築
日 時:5月29日(木) 15:30~17:30
発表者:竹石 興紀、下斗米 貴之、池内 隆人、坂田 修一朗、竹川 智貴、田中 航平、阿久津 啓、野田 寿輝也、
戸嶋 隆太、グエン リン
内 容:データを外部に出せないセキュリティ要件や、航空機内・高速移動中といった通信環境の制約に対応する手段として
小規模言語モデル(SLM)への関心が高まっています。
このような制約のある状況下で、SLMを効果的に活用するために必要な量子化やファインチューニングといった技術的
手法と、それらがモデル精度に与える影響について報告します。
詳 細:https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2025/subject/3Win5-80/tables?cryptoId=
➁オーガナイズドセッション
表 題:大規模言語モデルとGraphRAGを用いたシナリオ自動翻訳
日 時:5月29日(木) 16:40 〜 17:00
発表者:下斗米 貴之、野田 寿輝也、小谷 拓史、竹川 智貴、池内 隆人、柴田 楓佳、竹石 興紀
内 容:ゲームの海外展開では、翻訳コストの高さに加え、シナリオの一貫性やキャラクターの個性、文化的背景を反映した
世界観の再現といった課題への対応が求められます。本研究では、大規模言語モデルとGraphRAGを用いた多言語翻訳
アルゴリズムを提案し、キャラクター性や一貫性の維持に関する評価を通じてその有効性について報告します。
詳 細:https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2025/subject/3R5-OS-31-04/tables?cryptoId=
■2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)について
会 期:2025年5月27日(火)~30日(金)
会 場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)+オンライン(Zoom予定)
主 催:一般社団法人 人工知能学会(JSAI)
公式サイト:https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2025/
概 要:人工知能学会全国大会は、AI技術の研究者、技術者、実務家、学生が一堂に会し、最新の研究成果や社会実装事例を
共有・議論する国内最大級の人工知能に関する学術会議です。
※詳細および参加申し込みはこちら https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2025/top
以上
■商標について
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
会社名:DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY
所在地:ベトナム ハノイ市
代表者:Dang Quang Duy
設 立:2023年6月
URL :https://dataimpact.vn
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.05.16 決済AIエージェントソリューションとして Stripeエージェントツールキットをサービスラインナップに追加 ~AIと決済の融合、ペイメントエージェントでDXを加速~
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、Stripeエージェントツールキット(※1)およびMCP(Stripe Model Context Protocol)を組み込んだ新たなAIエージェントソリューションのラインナップを拡充し、金融、小売、交通、製造、ロボティクス業界向けのB to C向けデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速します。
■背景
昨今、多くの企業がAIエージェントを活用するためのベストプラクティスを求める中、従来の単一AIエージェントモデルでは複雑なタスクの処理やカスタマイズの対応に限界があるとの声が高まっています。
また、AIエージェントのプロジェクトにおいては、コストパフォーマンスの向上が重要課題となっており、これらを解決する新しいアプローチが求められています。
このAIエージェントの次世代技術として注目されているのが「MCP(Model Context Protocol)」やAgent To Agent(A2A)であり、各企業が提供するサービスを横断してAIエージェントがタスクを実行します。AIエージェントを活用したデジタル経済の成長に伴い、企業は多様な顧客接点でスムーズな決済と、AIを活用した新たな収益機会の創出を求めています。
ヘッドウォータースは、生成AIを駆使した対話型エージェントソリューションや企業向けエージェンティックワークフローの構築支援事業を行っており、StripeエージェントツールキットとMCPの統合により、決済プロセスの自動化とAIツールの収益化を強化します。
Stripeの120カ国、135通貨対応とMCPの柔軟な収益化モデルを活用することで、ヘッドウォータース並びにクライアントのグローバル販売に向けた対応を強化します。
ソリューションラインナップは次の通りになります。
・自社サービス「SyncLect AI Agent」(※2)上の決済機能連携
・Generative-UI型のチャットコマース
・生成AIチャットボットやEコマースの動的決済自動化ソリューション
・マルチモーダルAIエージェントを駆使したスマートフォンアプリの決済エージェントアドオン
・音声対話型エージェントから購入手続きを行う決済ソリューション
・対話型サービスロボットや対話型デジタルヒューマンがレジ係を行うレジ決済ソリューション
・「Agentic RAG」「Agentic Voice RAG」など企業独自となるエージェンティックワークフローの決済エージェント組み込み
・カスタムAIエージェントやカスタムMCPの従量課金自動化
・Microsoft AzureやPower Platformによる決済機能連携
・NVIDIA AIプラットフォーム上の決済エージェント連携
※1:Stripeエージェントツールキットとは
Stripe社が提供するAIエージェントに決済機能を追加できるSDK(ソフトウェア開発期キット)です。大規模言語モデル(LLM)を活用したAIエージェントに、支払いや請求といった金融プロセスを動的に処理する能力を与え、一般的な決済ワークフローの自動化を可能にすることで、企業のAIエージェントによる購入や送金に対応することができます。
※2:SyncLect AI Agentとは
SyncLect AI Agentは、AIエージェント同士が連携し、複雑なタスクを効率的かつ柔軟に遂行する次世代型AIサービスです。マイクロサービス型で、企業の業務環境に合わせた高いカスタマイズ性を誇り、さらにAIエージェント活用の幅を大きく広げる、「業務全体を最適化するAIエージェントプラットフォーム」となります。
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_release.html
■今後の展開
今後、ヘッドウォータースは、決済連携エージェントソリューションをさらに拡充し、協業パートナーとの連携を拡大します。MCPを活用した新たな収益化モデル(AI対話ごとの課金、データ分析サービス、クライアントの新たな収益モデル)の開発を推進いたします。生成AIの進化を背景に、リアルタイム多通貨決済や対話型ロボットの機能拡張も行ってまいります。
引き続き、ヘッドウォータースでは業務効率化やコスト削減、ユーザー体験の向上を支援する新たなAIソリューションを提供してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各エージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
■Agent to Agent(A2A)とは
「Agent to Agent」は、Google社が提唱する異なるAIエージェント間の連携を可能にするオープンソースの通信プロトコルです。A2Aは、異なるベンダーやフレームワークで構築されたエージェントが、互いに協調して作業できるよう、通信を標準化することを目的としており、50社以上がサポートを表明しています。また、MCPと補完的な関係にあり、MCPと合わせてAIエージェント連携において注目されています。
【参考リンク】
・マイクロサービス型で外部サービスと連携を可能にする AIエージェントプラットフォーム「SyncLect AI Agent」のMCP連携開始
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_mcp.html
・AIエージェントと業務データ連携で自律思考型AIを可能にする 「Agentic RAG」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_agentic_rag_service.html
・「GPT-4o Realtime API」を活用したAIエージェント 「Agentic Voice RAG」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/gpt4o_realtime_api_agentic_voice_rag_service.html
・「Azure OpenAI Service」を活用し、UI/UXを自動生成する 「Generative UI」サービス拡充
https://www.headwaters.co.jp/news/generative_ui_service_expansion.html
・NVIDIA NIM ACEマイクロサービスによる 対話型AIデジタルヒューマンサービスを開始
https://www.headwaters.co.jp/news/conversational_ai_digital_human_services.html
・大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
・JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.05.02 マイクロサービス型で外部サービスと連携を可能にする AIエージェントプラットフォーム「SyncLect AI Agent」のMCP連携開始
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、企業独自の高度なAIエージェントプラットフォーム構築を行う「SyncLect AI Agent」のMCP連携を開始しました。
■背景
昨今、多くの企業がAIエージェントを活用するためのベストプラクティスを求める中、従来の単一AIエージェントモデルでは複雑なタスク処理やカスタマイズ対応に限界があるとの声が高まっています。
また、AIエージェントのプロジェクトではコストパフォーマンスの向上が重要課題となっており、これらを解決する新しいアプローチが求められています。
ヘッドウォータースはこれまでコンタクトセンターAIエージェント(※1)、駅員業務AIエージェント(※2)、マイグレーションAIエージェント(※3)、車載エッジAIエージェント(※4)、SLM AIエージェント(※5)だけでなく、文章校正AIや翻訳AIなど様々なAIエージェントの開発支援を行ってまいりました。
このAIエージェントで次世代技術として注目されているのが「MCP(Model Context Protocol)」となります。
「MCP」は、複数の自律的なエージェントが協力して動作するシステムで、各エージェントは独自の判断基準に基づいて行動して、他のエージェントと情報を共有しながら、複雑なタスクをこなします。
これまでのAIエージェントは、多くの場合、特定のタスクやデータに特化しており、異なる情報源やツールを連携させることが困難でした。例えば、顧客管理システム(CRM)のデータに基づいてメールを作成するAIエージェントと、プロジェクト管理ツールのタスクを更新するAIエージェントは、別々の存在として扱われることが一般的でした。
MCPは、これらのサイロ化されたAIエージェントを統合し、コンテキストを共有しながら複数のタスクを連携して実行できる可能性を秘めています。これにより、例えば「最新の顧客データを参照し、未完了のタスクに基づいてパーソナライズされたフォローアップメールを作成し、その結果をCRMとプロジェクト管理ツールに記録する」といった、より複雑でインテリジェントなワークフローが実現可能になります。
マルチAIエージェントのためのマイクロサービス型プラットフォームである「SyncLect AI Agent」は、Azure、Excel、OneNote、Teams、Cosmos DB、GitHub、Deep Research、Databricks、Elasticsearch、Dify、Stripe、Salesforceなど各社が提供するMCPサーバと連携することで、より早くAIエージェント構築を可能にします。また、既存のMCPサーバを使ったカスタムAIエージェントをコンポーネント化し、マルチエージェント向けに保持・呼び出しを可能にします。
■MCPとは
MCP(Model Context Protocol)は、AIエージェントがリアルタイム情報や外部ツールと連携し、より高度なタスクを実行するための共通基盤です。Anthropic社が提唱し、Microsoft社やOpenAI社が賛同することで、注目を浴びている規格です。
■SyncLect AI Agentとは
SyncLect AI Agentは、AIエージェント同士が連携し、複雑なタスクを効率的かつ柔軟に遂行する次世代型AIサービスです。このサービスはマイクロサービス型で提供されており、企業の業務環境に合わせた高いカスタマイズ性を誇るだけでなく、AIエージェント活用の幅を大きく広げ、「業務全体を最適化するAIエージェントプラットフォーム」となります。
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_release.html
動画デモ:https://www.youtube.com/watch?v=5mmW4YjgKJk
■今後の展開
今後、ヘッドウォータースは、「SyncLect AI Agent」を通じて、Microsoft社のMicrosoft 365 Copilot ChatやCopilot Studio、Azure AI Foundryと連携を強化してまいります。
さらにGoogle社が提唱する「Agent To Agent(A2A)」機能をMicrosoft AzureとSemantic Kernelを用いて対応することで、企業のAIエージェント活用をさらなる高みへ引き上げることを目指します。
引き続きヘッドウォータースでは、企業の業務効率化やコスト削減、ユーザー体験の向上を支援する新たなAIソリューションを提供してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各エージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
■Agent to Agent(A2A)とは
「Agent to Agent」は、Google社が提唱する異なるAIエージェント間の連携を可能にするオープンソースの通信プロトコルです。A2Aは、異なるベンダーやフレームワークで構築されたエージェントが、互いに協調して作業できるよう、通信を標準化することを目的としており、50社以上がサポートを表明しています。また、MCPと補完的な関係にあり、MCPと合わせてAIエージェント連携において注目されています。
※1
大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
※2
JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
※3
「Azure OpenAI Service OpenAI o1」や「GitHub Copilot」などの生成AIをマイグレーションに活用する「マイグレーションAIエージェント サービス」を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/migration_aiagent_service.html
※4
自動車業界向け生成AIサービスラインナップを強化 ~第一弾は車載エッジAIエージェント~
https://www.headwaters.co.jp/news/Invehicle_edge_ai_agent_hws.html
※5
富士通とヘッドウォータース、日本航空客室乗務員のレポート作成業務効率化に向け業務特化型オンデバイス生成AIソリューションの実証実験を実施
https://www.headwaters.co.jp/news/headwaters_fujitsu_generative_ai_jal_cabin_crew_workflows.html
■参考情報
マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
■商標について
Microsoft、Azure、Azure AI Foundryは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
■
2025.04.23 大和証券グループ本社と協働し、 スマートフォン向けアプリ「Daiwa Lens β版」をリリース
株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介)と株式会社ヘッドウォータースコンサルティング(本社:東京都新宿区、代表取締役:加藤 健司)は、株式会社大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:荻野 明彦、以下「大和証券グループ本社」)、株式会社QUICK (本社:東京都中央区、代表取締役社長:松本 元裕)と協働し、写真に写った物品から連想される企業の株価等の投資関連情報を表示するスマートフォン向けアプリ「Daiwa Lens β版」(以下、本アプリ)をリリースいたしました。
■リリースの目的
近年、社会環境の変化により、預貯金だけでなく有価証券による資産形成の重要性が増す中、若年期から金融や経済の知識や判断力が必要不可欠となっています。同時に、社会的・職業的な自立に向けて、子どものころから生き方や進路を主体的に選択する資質や能力を身に付けることが求められています。このことから、小学校・中学校・高等学校の新学習指導要領では、金融経済教育やキャリア教育の拡充が図られています。
本アプリは、マルチモーダルな生成AIを利用し、本アプリ利用者の撮影した写真から連想される企業の株価等の投資関連情報を表示します。本アプリ利用者は、スマートフォンによる撮影という手軽な方法から企業の株価等を調べることができ、金融経済分野になじみのない方でも、身の回りの物品から投資や資産運用に関する情報を手に入れることができます。
大和証券グループでは地域の学校や一般・職域の方々を対象に、社員が講師を務める出張授業・セミナー等の支援活動を実施しており、受講者にあわせてより楽しく金融知識を学ぶ機会を提供するために、本アプリを活用した教育プログラムの開発も進めております。
今後、利用者からのご意見・ご感想を参考に本アプリの機能や教育プログラムを随時拡充していく予定です。
■アプリ開発における役割
ヘッドウォータースとヘッドウォータースコンサルティングは、Microsoft Azureを活用した最先端の生成AI技術とユーザー視点重視のデザインアプローチを活用して、「Daiwa Lens β版」の開発において以下の技術的貢献を行いました。
1.高度な画像解析技術の導入
Azure OpenAI ServiceにおけるOpenAIの最新軽量モデル「GPT-4o mini」(※1)を活用し、ユーザーが撮影した写真から連想される企業の株価情報を迅速に
提供する機能を開発しました。
2.直感的なUI/UXデザインの提供
株式取引で一般的に使用される「ローソク足グラフ」は、初心者にとって理解が難しい場合があります。
そこで、ヘッドウォータースとヘッドウォータースコンサルティングは情報を直感的に理解できる
シンプルなグラフデザインを提案し、初心者でも投資関連情報を理解しやすくしました。
■アプリ概要
1.リリース日:2025年4月14日(月)
2.対応OS:iOS/Android
※タブレット端末は非推奨です。
3.本アプリの主な機能
撮影機能 :写真を撮影すると関連する企業の株価を表示します。
表示された株価をタップすることで、その企業の詳細情報を見ることができます。
お気に入り機能:一度表示した企業は、お気に入りに登録することで、いつでもその企業の情報を見ることができます。
ランキング機能:他の利用者がどのような企業に注目しているのか、ランキング形式で確認することができます。
4.利用イメージ
5.本アプリのダウンロード方法
アプリは以下のストアよりダウンロードいただけます。
・App Store (iOS):https://apps.apple.com/jp/app/daiwa-lens/id6742809916
・Google Play (Android):
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.daiwa_grp.daiwalens&pli=1
6.本アプリの利用上の注意
・本アプリは生成AIを使用しているため、分析結果に一部正しくないものが含まれる場合があります。
・本アプリ内で撮影した画像は分析結果画面表示後に全て破棄されます。
(分析結果画面にある保存ボタンで端末に保存可能です)
・免許証の写真やマイナンバーカードなど個人情報を含むものや不適切な画像は撮影しないようにしてください。
なお、本件によるヘッドウォータースとヘッドウォータースコンサルティングの当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
※1:「GPT-4o mini」について
https://openai.com/ja-JP/index/gpt-4o-mini-advancing-cost-efficient-intelligence/
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■参考情報
・大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
■会社情報
会社名:株式会社大和証券グループ本社
所在地:〒100-6751東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 グラントウキョウ ノースタワー
代表者:代表執行役社長 荻野 明彦
設 立:1999年4月26日
URL :https://www.daiwa-grp.jp/
会社名:株式会社QUICK
所在地:〒103-8317 東京都中央区日本橋兜町7番1号 KABUTO ONE
代表者:代表取締役社長 松本 元裕
設 立:1971年10月1日
URL :https://corporate.quick.co.jp/
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設立 :2022年2月
URL : https://consulting.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.04.17 健康経営優良法人2025(大規模法人部門)の認定に関するお知らせ
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、経済産業省および日本健康会議が運営する健康経営優良法人認定制度(※1)において、「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されたことをお知らせします。
■認定について
健康経営優良法人認定制度とは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価を受けることができる環境へ整備する目的で、2016年度に経済産業省が創設した制度です。健康経営推進検討会(日本健康会議健康経営・健康宣言15万社WG合同開催)において定められた評価基準に基づき、日本健康会議(※2)が「健康経営優良法人」を認定します。
ヘッドウォータースグループは、経済産業省が推進する「健康経営」(※3)を実践し、社員も当事者意識を持って健康管理や働きやすい職場環境作りに取り組んでおります。今般、こうした取り組みが評価され、ヘッドウォータースは「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。
■健康経営の取り組みについて
ヘッドウォータースグループは、全社をあげて健康経営に取り組んでおり、2024年には健康優良企業「銀の認定」(※4)を取得しました。現在は、健康経営推進チームを中心に、以下の施策を推進しています。(※5)
➀ 健康診断結果の活用
② 健康づくりの為の環境整備
③「食」への取り組み
④「運動」への取り組み
⑤「禁煙」への取り組み
⑥「心の健康」への取り組み
ヘッドウォータースグループでは、社員が心身とも健康で幸せに働くことができる環境を整備することで、企業の生産性向上や離職率の低減、企業価値の向上につながると考えています。本取り組みを通じて、社会に貢献し、持続可能な成長を実現するため、今後も積極的に健康経営へ取り組んでまいります。
以上
※1:健康経営優良法人認定制度について
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html
※2:日本健康会議とは
日本健康会議とは、少子高齢化が急速に進展する日本において、国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行うために組織された活動体です。経済団体、医療団体、保険者などの民間組織や自治体が連携し、職場、地域で具体的な対応策を実現していくことを目的としています。
https://2025.kenkokaigi.jp/
※3:経済産業省「健康経営とは」
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html
※4:健康優良企業「銀の認定」取得のお知らせ
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_kenkouyuuryou_silver.html
※5:ヘッドウォータースの健康経営について
https://www.headwaters.co.jp/company/kenkoukeiei.html
■商標について
記載されている制度名、企業名、団体名称などの固有名詞は、各企業・団体の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.04.17 働き方の多様化と社員満足度向上を実現するため、 福利厚生サービス「Resort Worx」を導入
株式会社ヘッドウォータース、株式会社ヘッドウォータースコンサルティング、株式会社ヘッドウォータースプロフェッショナルズの3社(以下「ヘッドウォータースグループ」)は、働き方の多様化と社員満足度向上を実現するため、新しい福利厚生サービスとして「Resort Worx」を導入しました。
■「Resort Worx」について
「Resort Worx」とは、国内外の一流ホテルやリゾート施設を特別価格で利用できる福利厚生サービスです。社員は通常価格の30%~80%割引で施設を利用でき、さらに社員の家族(2親等以内)もサービス利用の対象となります。
「Resort Worx」は、社員にワーケーションやビジネストラベルの多様な選択肢を提供し、生産性・創造性の向上に寄与します。また、最短で申込当日から利用可能であり、充実した導入サポートにより、スムーズな運用を実現します。
詳細はこちら:https://resortworx.jp/
■背景
Fヘッドウォータースグループでは、社員一人ひとりが健康で幸せな状態で仕事とプライベートを調和させることが、企業全体の生産性向上や離職率の低減、さらには企業価値の向上につながると考えています。
これを実現するため、働き方の多様性を尊重し、社員とその家族がより充実したライフスタイルを築ける環境を整備することが重要と考え、「Resort Worx」の導入を決定しました。
本制度の導入により、以下の目的を達成することを目指しています。
①社員がライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を選べる環境を整え、快適なワーケーションや
ビジネストラベルの体験による社員満足度の向上。
➁社員家族もメリットを享受できる福利厚生の充実。
③地方出張や地方在住社員の本社出張に伴う宿泊費の軽減によるコスト改善。
■「Resort Worx」の利用による社員メリット
・国内外の一流ホテルやリゾート施設を30%~80%割引で利用可能。
・2親等以内の社員家族も対象となり、家族旅行や休暇の充実に活用可能。
・リゾート地でのリモートワークやワーケーションを活用し、リフレッシュと仕事の両立を実現。
■今後について
ヘッドウォータースグループでは、社員が充実したワークライフバランスを実現できるよう、柔軟な働き方の推進や福利厚生の充実を図り、安心して働ける環境整備に引き続き取り組んでまいります。
以上
■参考情報
・ヘッドウォータースグループの健康経営について
https://www.headwaters.co.jp/company/kenkoukeiei.html
・プレスリリース:【ヘッドウォータース、ヘッドウォータースコンサルティング、 ヘッドウォータースプロフェッショナルズ】 健康優良企業「銀の認定」取得のお知らせ
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_kenkouyuuryou_silver.html
・プレスリリース:ヘッドウォータース、ヘッドウォータースコンサルティングが 「新宿区ワークライフバランス推進企業」に認定されました
https://www.headwaters.co.jp/news/shinjuku_worklife_balance.html
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設立 :2022年2月
URL :https://consulting.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータースプロフェッショナルズ
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 近藤 慎哉
設立 :2022年2月
URL :https://pro.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.04.17 転職希望者向け 会社説明会開催のお知らせ

ヘッドウォータースでは、エンジニアをはじめ幅広い職種の仲間を募集しています。
今回開催する転職希望者向け会社説明会では、当社エンジニアリングチーム役員の西間木と現場のトップエンジニアが登壇して、業務内容や社風、働き方、今後の展望などをお届けいたします。
■開催概要
テーマ :【AIで世の中を変える!】ヘッドウォータースで活躍するトップエンジニアが業務内容や今後の展望をお届け!
日 時:4月28日(月) 18:00~19:30(接続開始17:45)
場 所:リモート開催(Teams)
定 員:20名(先着順)
応募締切:4月25日(金)
※定員になり次第、募集を締め切らせていただきます
リモート開催となります。お気軽にご参加ください!
≫ 申し込みフォーム
■タイムテーブル
18:00~18:20 ヘッドウォータースってどんな会社?
エンジニアが主役であるヘッドウォータースのカルチャーについてお届けします。
18:20~18:40 AIの社会実装をどのように体現している?
最先端技術を利用した業務内容について、具体的な事例も交えてお届けします。
18:40~19:00 プロジェクトマネージャーの業務内容は?
プロジェクトマネージャーが実際に行っている業務内容や現場の苦労、楽しさなど生の声をお届けします。
19:00~19:15 質疑応答
※セッション内容や順番、登壇者は変更になる可能性がございます。
■登壇者紹介
・西間木 将矢(取締役 兼 ITインキュベーション事業本部 本部長)
ヘッドウォータースについて説明させていただきます。
転職サイト「ビズリーチ」に西間木のインタビュー記事が公開されていますので、是非ともご覧ください。
インタビュー記事はこちらから
・竹石 興紀( ITインキュベーション事業本部 AI Design推進室室長)
最先端技術を駆使した業務内容についてお伝えいたします。
Zennにて竹石をはじめ多くのエンジニアが技術情報を発信しています。是非ともご覧ください。
Zennの記事はこちらから
・藤江 梓( ITインキュベーション事業本部 AI戦略室室長)
AI事業マネージャーとしての業務内容や現場のリアルをお伝えします。
2024 Microsoft Top Partner Engineer Awardを受賞した藤江のインタビュー記事が公開されています。是非ともご覧ください。
インタビュー記事はこちらから
■こんな方におすすめです
何か一つでも当てはまるものがあれば、ぜひご参加ください!
・AIや先端技術の活用に興味があるものの、なかなか触れる機会がない方
・技術情報を発信できる環境で働きたい方
・自身の経験や知識を顧客や社会に還元していきたい方
・技術力だけでなく社会実装のビジネス能力も身につけたい方
・変化とチャレンジを推奨する環境で成長したい方
・まだ本格的に転職を考えてはいないが、ヘッドウォータースの仕事を覗いてみたい方
皆様からのご質問も大歓迎です!会社説明会の途中で気になる点がございましたら、遠慮なくチャットでお聞きください。
■会社概要
ヘッドウォータースは「AIの社会実装」を目指す国内トップクラスのAIテックカンパニーです。
AIエージェント、SLM/VLMを始めとするエッジAI、クラウド、XR、モダンWEB・モバイルアプリ開発、データ分析基盤など、最先端テクノロジーを駆使した事業を展開しております。
2025年3月に開催されたMicrosoft AI Tour Tokyoでサティア・ナデラ(CEO)の講演にて弊社事例が紹介されました!
YouTubeはこちらから
■申し込みについて
≫ 申し込みフォーム
※本会社説明会では、Teams会議を使用します。
※申し込みフォームにご回答後、メールにて会社説明会の詳細をお送りします。
※迷惑メール対策やドメイン指定受信等を設定の方は【@headwaters.co.jp】から届く確認メールが受信できるように設定をお願いいたします。
※入力いただいた参加者情報は、個人情報保護方針に則り適切に管理いたします。
ヘッドウォータースは、新しい挑戦と成長の機会を大事にしています!
ぜひ、私たちと一緒にヘッドウォータースの未来を創りましょう!
■商標について
記載されているサービスなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.04.16 川崎重工のソーシャルイノベーション共創拠点KAWARUBAへの賛同を表明。 水素社会実現とソーシャルロボットの社会変革に向けソリューション実証
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「当社」)は、川崎重工業株式会社(代表取締役社長執行役員:橋本 康彦、以下「川崎重工」)のソーシャルイノベーション共創拠点「CO-CREATION PARK - KAWARUBA」(カワルバ、以下「KAWARUBA」)の趣旨・目的に賛同することをここに表明いたします。
■CO-CREATION PARK - KAWARUBA ロゴ
■CO-CREATION PARK - KAWARUBA とは
川崎重工のソーシャルイノベーション拠点であるKAWARUBAは、オープンイノベーションの考え方をコアに据え、異業種・異分野間の垣根を超えた連携と協力を推進するプラットフォームとして「HANEDA INNOVATION CITY」(東京都大田区)内に2024年11月に開設されました。製造業の高度な技術力だけでなく、ロボット技術やAI、IoTなどの先端領域に強みを持つスタートアップや研究機関と共同で、社会課題解決に向けた新たなソリューションやビジネスモデルの創出を図っています。
また、川崎重工はKAWARUBAにおいて、チャレンジテーマとして『ロボットと生きる、喜び豊かな未来をささえる社会の実現』や『水素・カーボンニュートラルソリューションでグリーン社会の新時代を切り拓く』を設定し、多様な実証フィールドを活用しながら、事業起点でソリューション開発を推進しています。
KAWARUBA周辺の臨海エリアでは、水素の潜在的な需要が高く見込まれており、水素社会実現に向けた水素の供給体制構築が進められており、川崎重工はKAWARUBAにおいて、そのような地理的特長を活かし、スマートエアポート、スマートシティ、カーボンニュートラルといったテーマも取り上げ、多様な企業、行政・自治体、アカデミアなど、様々なパートナーと共創することで、世界に向けて社会変革イノベーション創造に邁進しています。
■参考URL
・川崎重工 CO-CREATION PARK - KAWARUBA 公式サイト:https://kawaruba.com/
・川崎重工 プレスリリース
2024年11月6日「ソーシャルイノベーション共創拠点 CO-CREATION PARK - KAWARUBAオープン」
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20241106_1.html
■当社の賛同背景
当社は、AI・ロボット技術をはじめとした先端テクノロジーの実用化や社会実装、カーボンニュートラル対策を行っている一方で、「大量の電力を消費するAIでのエネルギー不足リスク」に対する新エネルギー源として「水素エネルギー」に着目しておりました。
川崎重工のKAWARUBAが目指す「水素社会の実現」「ソーシャルロボットの社会実装」「多様なパートナーとの連携によるイノベーション創出」というビジョンに当社も深く共感し、当社が強みとするAI技術やDX推進のノウハウを活かしながら、川崎重工およびKAWARUBAに参画する多様なパートナーとのコラボレーションを通じた社会・産業界への貢献を果たしてまいりたいと考えております。
■今後の取り組み
・イノベーション創出の加速
当社が保有する最先端のAI活用ノウハウやシステム開発技術と、川崎重工およびKAWARUBAに参画する企業が持つロボット技術・製造業の知見を融合し、新たなプロダクト・サービスの共同開発を推進します。また、当社の大手法人顧客とネットワーキングを伴う協業を促進することで、これまでにないイノベーションの創出を加速させます。
・社会課題解決への貢献
深刻化する労働力不足、地球温暖化に伴う気候変動や甚大化する災害への備え、SDGsの目標達成など、多様な社会課題に対して連携を図り、社会に実装可能なソリューション開発に取り組みます。
・多様なパートナーとの協業
当社の大手法人顧客を中心に、スタートアップ企業や研究機関、行政機関など異なる分野のプレイヤーと積極的に連携し、イノベーションの裾野を広げるとともに、新たなビジネスエコシステムの構築を目指します。
■当社 代表取締役 篠田 庸介のコメント
「当社はAI・DXに強みを持つ企業として、川崎重工がKAWARUBAで掲げるオープンイノベーションによる社会課題解決の理念に大いに共感しております。多様なパートナーと知見を共有しながら、最先端テクノロジーを用いて新たな価値を創造し、より良い社会の実現に貢献したいと考えています。」
■今後の展開
今後、更なるオープンイノベーションを通じて、多様な企業を誘致すると共に、新たな価値を創出するソリューションを提供し、未来の社会課題を解決するソリューション提供を加速させることを目指します。特に、AIエージェントとソーシャルロボット、水素エネルギーを活用した新しいビジネスモデルの提案に注力してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。また、「CO-CREATION PARK - KAWARUBA」(KAWARUBA)は、川崎重工業株式会社のソーシャルイノベーション共創拠点となります。
KAWARUBAに関するお問い合わせは、以下サイトからお問い合わせください。
公式サイト:https://kawaruba.com/
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.04.15 ヘッドウォータース、日本マイクロソフト主催パートナーイベントでパートナープログラム「Azure Innovate」活用によるAI導入事例を発表
株式会社ヘッドウォータースと株式会社ヘッドウォータースコンサルティングは、2025年3月17日(月)に日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)が主催したパートナー向けCommunity Eventに登壇いたしました。
本イベントは、「AI時代にAzureで実現するインフラビジネスのオポチュニティ」をテーマに、Microsoft Azure(以下Azure)の最新動向や技術オファリング、ビジネス機会をパートナーと共有する目的で開催されました。
ヘッドウォータースは、「パートナービジネス推進におけるメリット/最新オファリング」セッションに登壇し、Specialization認定を受けたパートナー限定プログラムであるAzure Innovateを活用した店舗DX、マルチモーダルAI、生成AIなどの導入事例と、それを支える社内連携体制について紹介しました。
登壇者:ヘッドウォータースコンサルティング DXデザイン事業部 コンサルタント 須永 かおり(写真左)
ヘッドウォータース AI戦略室室長 エキスパート 藤江 梓(写真右)
■Azure Innovate とは
Azureの特定領域におけるサービス提供が最高レベルであることを認められた Specializationパートナーのみにマイクロソフトから提供される支援プログラムです。お客様のAIやデータ活用、AIアプリケーションの構築を支援するためのリソースとインセンティブ提供を通じて、Specializationパートナーが顧客のクラウドジャーニーを加速し、価値を最大化するための支援を行います。この制度は、お客様の導入ハードルを下げると同時に、パートナーの提案推進力を高める実践的な支援策です。
詳細は下記をご覧ください。
https://partner.microsoft.com/ja-jp/partnership/azure-offerings
以上
■商標について
Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.04.02 第20期定時株主総会後の会社概要説明会における質疑応答及び追加情報開示について
株式会社ヘッドウォータースは2025年3月28日(金)に開催いたしました第20期定時株主総会終了後、ご出席いただいた株主様を対象に会社説明会を実施いたしました。説明会では、当社の事業戦略や今後の展望について説明を行い、株主の皆様からいただいたご質問とその回答について、下記のリンクより詳細をご確認いただけます。
株主の皆様からのご意見・ご質問を今後の経営に活かしてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
質疑応答の詳細及び追加開示情報 : こちら(※クリックするとPDFファイルが開きます。)
2025.03.27 富士通とヘッドウォータース、日本航空客室乗務員のレポート作成業務効率化に向け業務特化型オンデバイス生成AIソリューションの実証実験を実施
富士通株式会社(注1)(以下、富士通)と、AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(注2)(以下、ヘッドウォータース)は、日本航空株式会社(注3)(以下、JAL)様の客室乗務員が行う引き継ぎレポート作成業務において、生成AIソリューションを活用して効率化を図る実証実験を実施しました。
JAL様では、客室乗務員から空港地上スタッフへの引き継ぎのためのレポート作成における業務効率化が課題となっています。そこで富士通とヘッドウォータースは、クラウド環境へのネットワーク接続が必要となる従来の大規模言語モデル(以下、LLM)に代わり、オフライン環境での性能に強みを持つ小規模言語モデル(以下、SLM)であるマイクロソフトの「Phi(ファイ)」を活用し、フライト中の機内においてタブレット端末上でチャット形式でのレポート作成が可能な生成AIソリューションのプロトタイプアプリを開発しました。これにより両社は、従来と比較してレポート作成業務を効率化できることを確認し、JAL様のさらなる顧客サービス向上への貢献を目指しています。
■本ソリューションに関する共同実証の概要
1.実証期間
2025年1月27日から2025年3月26日まで
2.実施場所
東京都大田区羽田空港3-6-8 テクニカルセンター ほか
3.実証内容
本実証では、客室乗務員がタブレット端末上でチャット形式で入力した情報に基づき、引き継ぎレポートを自動で生成し、
レポート作成にかかる時間を大幅に削減することを確認しました。富士通は、AIサービスである「Fujitsu Kozuchi」を
通じて社内外の実践の中で培った業務に特化した生成AIモデルの開発ノウハウを生かして、JAL様の過去のレポートを元に、
「Phi」を客室乗務員の業務に特化したモデルへファインチューニング(注4)しました。
ヘッドウォータースは、オフライン環境のデバイス上でも稼働する業務特化型生成AIアプリケーションを開発し、
量子化技術(注5)による処理の軽量化によって、タブレット端末上での動作を最適化しました。
また、ヘッドウォータースは、AIコンサルタントによる伴走型支援を通じて、AI導入におけるワークフロー分析からPoCの
実施・評価、アジャイル
開発の進行管理を実施したほか、AIエンジニアが「Fujitsu Kozuchi」のファインチューニング環境
を構築し、お客様の利用環境に最適化するための技術支援を行いました。
4. 検証項目と評価結果
・レポート生成およびファインチューニングの精度
生成されたレポートにおいて、文章がJAL様の業務用語が学習された自然な表現であり編集が容易であることや、
スムーズな英訳により業務負担が軽減されたことを確認
・作業時間の短縮
既存アプリと比較して、レポート作成にかかる作業時間および修正発生率が削減できたことを確認
■今後について
富士通とヘッドウォータースは、JAL様における本システムの本番運用に向け段階的な検証を実施し、JAL様が運用する生成AIプラットフォームへの導入を目指します。また、業務特化したSLMを「Fujitsu Kozuchi」の生成AIとして活用し、オフライン環境で動作するオンデバイス型・エッジ型・オンプレミス型での提供を目指します。
両社は今後、AIを活用したJAL様のさらなる業務改革を支援することで、課題解決を通じて顧客サービス向上に貢献していきます。
以上
・富士通株式会社 グローバルソリューションビジネスグループ クロスインダストリーソリューション事業本部 本部長 宮田 伸一氏のコメント
日本航空株式会社様の客室業務における生成AI活用事例を発表できることを嬉しく思います。本共同実証はオフライン環境下での生成AI活用の促進に寄与するものであり、ネットワークの使用が容易でない様々な業種や職種の業務を変革する可能性を秘めています。
このような意義のある共同実証の実施は、株式会社ヘッドウォータース様の卓越した提案力と富士通の技術力が組み合わさることで実現できたことだと思います。今後も、強固なパートナーシップをもって、お客様ビジネスの拡大と社会課題の解決に取り組んでいきたいと考えています。
・株式会社ヘッドウォータース 代表取締役 篠田 庸介のコメント
このたび、富士通株式会社様、日本航空株式会社様と共に、生成AIを活用した客室乗務員によるレポート作成業務の効率化に向けた実証に取り組めたことを、大変光栄に思います。
本プロジェクトでは、通信環境が限られる航空機内でも生成AIを活用できるよう、小規模言語モデル(SLM)をオフライン対応でタブレット端末に最適化するという新たな挑戦に取り組みました。 その結果として、引き継ぎレポートの作成時間や修正負担の削減といった明確な成果が得られ、現場に根ざした生成AI活用の可能性を強く実感しています。また、この取り組みを実現できたのは、日本マイクロソフト株式会社様の高い技術力とご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。
今後も富士通様と連携し、日本航空株式会社様の業務改革とサービス向上に向けた生成AIの実運用を、引き続き全力で支援してまいります。
・日本航空株式会社 執行役員 デジタルテクノロジー本部長 鈴木 啓介氏のコメント
この度、富士通様とヘッドウォータース様との協力により、客室乗務員の業務効率化を目指した生成AIソリューションの実証実験を実施できたことを大変嬉しく思います。
生成AIの導入により、引き継ぎレポート作成業務を効率化し、客室乗務員の負担を軽減することで、お客さま一人ひとりに対するよりきめ細やかな対応が可能となり、さらなる顧客サービスの向上に貢献できることを期待しています。
・日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 クラウド&AIソリューション事業本部長 岡嵜 禎氏のコメント
日本航空株式会社様における航空機内(オフライン)でのSLM活用について、「Fujitsu Kozuchi」と連携した事例として公開できる ことを心から感謝申し上げます。
このプロジェクトは弊社内においても最先端の取り組みとなりました。富士通株式会社様、株式会社ヘッドウォータース様の高い技術力と強固なパートナーシップがあってこそだと思います。今後の JAL-AI の発展と、より一層の空の安全、日本ならではのホスピタリティに寄与できると感じております。
■商標について
Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■注釈
(注1)富士通株式会社
本店:神奈川県川崎市、代表取締役社長:時田 隆仁
(注2)株式会社ヘッドウォータース
本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介
(注3)日本航空株式会社
本社:東京都品川区、代表取締役社長 グループCEO:鳥取 三津子
(注4)ファインチューニング
公開されている学習済のモデルに独自のデータを追加で学習させ、回答の質や精度・性能などを向上する技術
(注5)量子化技術
モデルリソースを効率化し、メモリ使用量を削減することで、計算を高速化する技術
■本件に関するお問い合わせ先
富士通株式会社 富士通コンタクトライン(総合窓口)
電話: 0120-933-200
受付時間: 9:00~12:00および13:00~17:30(土・日・祝日・富士通指定の休業日を除く)
お問い合わせフォーム:https://contactline.jp.fujitsu.com/customform/csque04802/873532/
株式会社ヘッドウォータース 広報担当
電話: 03-6258-0525
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.03.26 即戦力人材に特化した転職サイト「ビズリーチ」に取締役 兼 ITインキュベーション事業本部 本部長 西間木のインタビュー記事が紹介されました
ヘッドウォータースの取締役 兼 ITインキュベーション事業本部 本部長 西間木が即戦力人材に特化した転職サイト「ビズリーチ」からインタビューを受け、記事が掲載されました。
インタビューでは、当社の事業概要やAIの社会実装へ向けた一気通貫の伴奏支援、そして多様な業界で積み上げた成功事例について詳しく語られています。
現在、ヘッドウォータースでは事業拡大に伴い、AIエンジニアの採用を強化しています。
私たちの理念に共感し、AIを通じて社会に貢献したいと考える仲間を心よりお待ちしております。
・記事は下記URLからご欄ください
https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/to8bqo1/
ぜひ、インタビュー記事を通じて私たちのビジョンや文化に触れてみてください。
共にヘッドウォータースの未来を切り開いていきましょう。
以上
■商標について
記載されているサービスなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.03.26 ハイクラス転職サイト「JAC Recruitment」に代表 篠田のインタビュー記事が紹介されました
ヘッドウォータースの代表取締役 篠田庸介がハイクラス転職サイト「JAC Recruitment」からインタビューを受け、その記事が掲載されました。
インタビューでは、篠田が当社の成り立ちや独自の強み、今後の展望について語っています。
特に、AIをビジネスに生かすための「伴走型」プロジェクトの重要性や、
フラットなチーム作りを通じたクリエイティビティの最大化に関する考え方を紹介しています。
設立20年目を迎えたヘッドウォータースは、急速な事業拡大フェーズの為、採用を強化しています。
私たちの理念に共感し、一緒に新たなイノベーションを創出したいと思っている方々からのご応募を心よりお待ちしております。
・記事は下記URLからご欄ください
https://www.jac-recruitment.jp/company/headwaters/interview01/
ぜひ、インタビュー記事を通じて私たちのビジョンや文化に触れてみてください。
共にヘッドウォータースの未来を切り開いていきましょう。
以上
■商標について
記載されているサービスなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.03.24 セミナー「それ、Agentでええやん!~AIの最先端を紐解く~」に登壇します
「すきやねん Azure!!」(※1)が3月28日に開催するセミナー「それ、Agentでええやん!~AIの最先端を紐解く~」において、ヘッドウォータースグループの社員が登壇いたします。
■セミナー概要
「すきやねん Azure!!」は、関西在住の技術者に向けて、Azureをより深く理解していただくことを目的としたコミュニティです。主にオフラインの開催を中心に、最新情報の提供、ハンズオン、ハッカソン、事例共有など、多彩な活動を行っています。今回のセミナーでは、2025年のトレンドとも言える「AI Agent」に着目し、最新の事例から実際のハンズオンまで、情報盛りだくさんでお届けします。
・日時: 3月28日(金)14:30~18:00
・会場:日本マイクロソフト株式会社 関西支店
・申し込み締め切り: 3月26日(水)
※詳細、お申込みはこちら:それ、Agentでええやん!~AIの最先端を紐解く~ - MICUG(マイカグ)
■登壇者およびセッション内容
・14:30 - 14:50 「ITコンサルタントが現場で『変革』を支援していて思うこと」
登壇者: ヘッドウォータースコンサルティング ジュニア・エキスパート 森岡
・15:00 - 15:50 「Agentic Worldは現場で起きている!AI Agentの最新事例」
登壇者: ヘッドウォータース AI戦略室室長 エキスパート 藤江
ヘッドウォータースコンサルティング ジュニア・エキスパート 森岡
・16:00 - 16:50 「行動なしには始まらない!AI Agentを作ってみる」
登壇者: ヘッドウォータース AI戦略室 スペシャリスト 竹川
以上
※1:「すきやねん Azure!!」は、関西在住の日本マイクロソフト社員が有志で運営する技術者向けコミュニティです。Azureを中心に、マイクロソフト製品全般に関する最新情報を提供しています。主に月1回のペースでセミナーを開催し、ハンズオンやハッカソン、事例共有など多彩な活動を行っています。
https://sukiyanenazure.connpass.com/?utm_source=chatgpt.com
■商標について
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設立 :2022年2月
URL :https://consulting.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.03.19 ヘッドウォータース、Microsoft AI Tour Tokyoに出展 ~ 最新のPhi-4モデルを活用した業務特化型AIエージェントと 新たな概念「Agentic Edge Workflow」「Agentic Twin」を紹介 ~
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、2025年3月27日に東京ビッグサイトで開催されるマイクロソフトの旗艦イベント「Microsoft AI Tour Tokyo」に出展いたします。
Microsoft AI Tourは、『ビジネスの変革』をテーマに、世界12都市で開催されるグローバルイベントとなり、ビジネスリーダーとAI開発者を対象にAIに関するセッションや展示が行われます。
今回、ヘッドウォータースはShowcase Partnerとして、Phi-4 ファインチューニング(※1)による業務特化型AIエージェントについてのセッションを行います。また、出展ブースでは、ヘッドウォータースが支援する各業界のAIエージェント活用事例を紹介いたします。
イベント詳細、参加申し込みは下記をご覧ください。
https://aitour.microsoft.com/ja-JP/tokyo
■出展情報
1.セッション(11:40 - 11:55)
名称:AIエージェント時代のSLM活用事例 Phi-4 ファインチューニングによる業務特化型AIエージェント
概要: SLM(小規模言語モデル)を活用し、業務特化型AIエージェントを構築するためのPhi-4ファインチューニング手法を
解説します。さらに、「Agentic Edge Workflow」や「Agentic Twin」といった新たな概念への応用例もご紹介します。
登壇者:ヘッドウォータース AI Design推進室室長 シニア・スペシャリスト 竹石 興紀(写真左)
ヘッドウォータース AI戦略室室長 エキスパート 藤江 梓(写真右)
詳細は下記をご覧ください。
https://aitour.microsoft.com/ja-JP/sessions/88c0f7af-b15b-4b01-a23f-0ff8016721d0?source=sessions
2.展示ブース
下記のAIエージェント活用事例を詳しくご紹介します。
・金融業界
AIオペレーターの導入によるコールセンター業務の自動化によってサービス品質を向上させた事例や、
デジタル帳票を活用した顧客情報管理および請求処理の効率化を実現した事例。
・製造業界
LLM(大規模言語モデル)を活用した製品仕様書・設計要求書の作成効率化や問い合わせ業務を自動化した事例、
XR技術を用いた技術伝承ソリューションで課題を解決した事例。
・医療業界
音声認識技術と生成AIを活用した医療記録の自動作成により、医療事務の負担を軽減し業務効率化を実現した事例。
・鉄道業界
生成AIアシスタントを活用し、駅員が複雑な業務ルールに対応することでサービス品質の向上に取り組んだ事例。
詳細は下記をご覧ください。
https://aitour.microsoft.com/ja-JP/partners/d5e76e3a-a1a0-4ad9-9531-58be398d68b5?source=partners
■開催概要
名称:Microsoft AI Tour Tokyo
会期:3月27日(木)
会場:東京ビッグサイト 〒135-0063東京都江東区有明 3-11-1
主催:日本マイクロソフト株式会社
公式サイト:https://aitour.microsoft.com/ja-JP/tokyo
参加方法:事前登録制(無料)
以上
※1:ヘッドウォータース、Microsoft社のSLM最新モデル Phi-4-multimodal と Phi-4-miniに関するエンドースメントが「Microsoft Azure Blog」で紹介されました
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_azure_blog_company_news_endorsement.html
■参考情報
・マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
・マイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_azure_ai_machine_learning_specialization.html
■商標について
Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
また、記載されているイベントや製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.03.19 ヘッドウォータース、情報戦略テクノロジー・日本マイクロソフトと共催で「企業価値を高める生成AIの戦略的導入:実践ワークショップ」を3月24日に開催します
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、大手企業向けにDX内製支援サービスを行う株式会社情報戦略テクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高井 淳、以下「IST」)、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)と共催で「企業価値を高める生成AIの戦略的導入:実践ワークショップ」を開催いたします。
■概要
本イベントは、生成AIの導入に向け課題を抱える企業を対象に、生成AIとその活用方法について学ぶことを目的としています。ハンズオンで生成AIの基礎知識からデータやアプリケーションと組み合わせたシステム構築例まで解説した後、アイディアソンで具体的な生成AI活用のアイデアを考えていただきます。
日 時:2025年3月24日(月)13時~17時
会 場:IST本社オフィス 大会議室(東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー15F)
※本ワークショップの詳細および参加申し込みは、下記までお問い合わせください。
IST 事務局 E-mail:ir-contact_cmcp@is-tech.co.jp
■ISTとの共催について
ヘッドウォータースとISTは、「生成AIを活用したDX内製化支援サービス」の共同提供を通じて協業を加速させ、金融・IT系のエンタープライズ企業に向けて生成AIの導入を支援しています。(※1)
本ワークショップは、生成AIの導入を検討・推進している企業へ向けて、両社のノウハウを提供し、DXの促進と生成AIの活用支援を目的に開催いたします。
※情報戦略テクノロジーとの協業強化に関するお知らせ ~ 金融・IT系のエンタープライズ企業を対象に 「生成AIを活用したDX内製化支援サービス」を共同提供 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_ist_partnership.html
■生成AI分野における日本マイクロソフトパートナーとしての実績
ヘッドウォータースは、2016年に日本マイクロソフトとパートナー契約を結び、MicrosoftのAIサービスを活用した事業を開始して以降、様々なAIケイパビリティを高めてまいりました。Microsoft Azure のAIサービスを活用した画像解析や音声認識、Azure Machine Learningを活用した機械学習、Azure IoT Edgeを活用したエッジAI開発、そして2023年からは生成AI を積極的に導入して豊富な案件実績と先進的な事例公開、並びにAI活用支援サービスのラインナップも拡充しております。
生成AI分野では、Microsoft Azure (AI/App/DB/Security)で構成された生成AI基盤「SyncLect Generative AI」上で Azure OpenAI Service(※1)や Microsoft Fabric(※2)を連携させて、LLM(大規模言語モデル)・RAG(Retrieval Augmented Generation)システム開発やマルチモーダルAI Mobile App Copilot(※3)もサービス開始しており、 Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャAdvancedパートナー(※4)にも選ばれております。 また、伊藤忠商事株式会社や西日本旅客鉄道株式会社、株式会社ローソンなど、先進的な支援実績を数多くあげています。
こうした実績が評価され、マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞(※5)、またマイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得(※6)しております。
以上
※1:Azure OpenAI Service とは
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service
※2:Microsoft Fabric とは
Microsoft Fabric は、データ移動からデータサイエンス、データレイク、データエンジニアリング、データ統合、リアルタイム分析、ビジネスインテリジェンスまですべてをカバーする企業向けオールインワン分析ソリューションのSaaSサービスです。
Microsoft Fabric は、複数ベンダーのさまざまなサービスをつなぎ合わせる必要がなく、分析ニーズを簡素化し、生成AIを中心としたAI連携に優れています。 Copilot in Fabric では、自然言語を中心としたデータ分析を可能としています。
※3:生成AI搭載の独自モバイルアプリ開発支援を行う 「マルチモーダル AI Mobile App Copilot」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/multimordal_ai_mobile_app_copilot.html
※4:Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ賛同プログラムのAdvanced Partnerに認定されました
https://www.headwaters.co.jp/news/azure_openai_service_advanced_partner.html
※5:マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
※6:マイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_azure_ai_machine_learning_specialization.html
■商標について
Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されているイベントや製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.03.14 「2024年12月期通期決算説明会」動画、議事録、及び質疑応答の公開について
株式会社ヘッドウォータースは「2024年12月期通期決算説明会」に関して説明会動画、議事録、及び質疑応答の公開をいたしました。
説明会動画 : こちら(※クリックすると外部サイトへ移動します)
議事録・質疑応答: こちら(※クリックすると外部サイトへ移動します)
2025.03.13 ヘッドウォータース、日本マイクロソフトの生成AI事業化支援プログラム イベント「Columbus DAY Feb AIエージェント特集」に登壇
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下「日本マイクロソフト」)が「生成AI事業化支援プログラム」(※1)の参加パートナー企業を対象に開催したイベント「Columbus DAY Feb AIエージェント特集」に登壇しました。
本イベントは2024年2月26日に開催され、自律的にタスクを遂行するAIエージェントの活用が生産性向上やイノベーション推進へどのように貢献するかを焦点として、日本マイクロソフトの戦略や最新事例が紹介されました。
その中でヘッドウォータースのAI戦略室室長 藤江はmeet upセッションに登壇し、日本マイクロソフトと連携して行っているAIエージェントの活用事例について講演を行いました。
■生成AI分野における日本マイクロソフトパートナーとしての実績
ヘッドウォータースは、2016年に日本マイクロソフトとパートナー契約を結び、MicrosoftのAIサービスを活用した事業を開始して以降、さまざまなAIケイパビリティを高めてまいりました。Microsoft Azure のAIサービスを活用した画像解析や音声認識、Azure Machine Learningを活用した機械学習、Azure IoT Edgeを活用したエッジAI開発、そして2023年からは生成AI を積極的に導入して豊富な案件実績と先進的な事例公開、並びにAI活用支援サービスのラインナップも拡充しております。
生成AI分野では、Microsoft Azure (AI/App/DB/Security)で構成された生成AI基盤「SyncLect Generative AI」上で Azure OpenAI Service(※1)や Microsoft Fabric(※2)を連携させて、LLM(大規模言語モデル)・RAG(Retrieval Augmented Generation)システム開発やマルチモーダルAI Mobile App Copilot(※3)もサービス開始しており、 Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャAdvancedパートナー(※4)にも選ばれております。 また、伊藤忠商事株式会社や西日本旅客鉄道株式会社、株式会社ローソンなど、先進的な支援実績を数多くあげています。
こうした実績が評価され、マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞(※5)、またマイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得(※6)しております。
以上
※1:Azure OpenAI Service とは
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service
※2:Microsoft Fabric とは
Microsoft Fabric は、データ移動からデータサイエンス、データレイク、データエンジニアリング、データ統合、リアルタイム分析、ビジネスインテリジェンスまですべてをカバーする企業向けオールインワン分析ソリューションのSaaSサービスです。
Microsoft Fabric は、複数ベンダーのさまざまなサービスをつなぎ合わせる必要がなく、分析ニーズを簡素化し、生成AIを中心としたAI連携に優れています。 Copilot in Fabric では、自然言語を中心としたデータ分析を可能としています。
※3:生成AI搭載の独自モバイルアプリ開発支援を行う 「マルチモーダル AI Mobile App Copilot」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/multimordal_ai_mobile_app_copilot.html
※4:Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ賛同プログラムのAdvanced Partnerに認定されました
https://www.headwaters.co.jp/news/azure_openai_service_advanced_partner.html
※5:マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
※6:マイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_azure_ai_machine_learning_specialization.html
■商標について
Microsoft、Azure、Bing、Power Platform、SharePoint は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.03.10 東京都教育委員会が開催した「モバイルアプリコンテスト2024」の運営支援を行いました

DXに関する構想・戦略の策定から施策の検討・実施までを一気通貫で支援する株式会社ヘッドウォータースコンサルティング(本社:東京都新宿区、代表取締役:加藤 健司、以下「ヘッドウォータースコンサルティング」)と、AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、東京都教育委員会が開催した「モバイルアプリコンテスト2024」において、企画・運営・審査を含む包括的な支援を行いました。
本コンテストは、東京都教育委員会が主催するプログラミングイベント『みんなでアプリ作ろうキャンペーン』の一環として開催され、都内の国公私立高等学校・中学校等の生徒を対象としたものです。参加した生徒たちは、モバイルアプリ開発のアイデアとスキルを競い合い、創造力や技術力を発揮する場となりました。
■「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」について
「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」はIT化が進展する社会で、様々な分野にITを活用し展開できる人材育成を目的とした事業です。多くの子供たちがプログラミングの基本スキルに興味を持ち、実践的に学べるよう、以下の3つのイベントで構成されています。
・ワークショップ(2024年6月~7月):アプリ開発の基礎を学習
・ハッカソン(2024年8月):生成AIを活用した実践的なアプリ開発に挑戦
・モバイルアプリコンテスト(2024年9月~2025年1月):
生徒自身が企画・開発した生成AI活用アプリを発表し、審査を通してスキルを向上
■「モバイルアプリコンテスト2024」の運営支援について
ヘッドウォータースコンサルティングとヘッドウォータースは、今までワークショップやハッカソンの運営支援を通じて、生徒がアプリ開発に挑戦しやすい環境を整えてきました。(※1)これらの取り組みで培った知見を生かし、「モバイルアプリコンテスト2024」に対しても下記の運営支援を行い、成果の向上に貢献しております。
1. 応募支援
複数の都立高校の生徒がスムーズに応募できるよう、Power Appsを活用したアプリ制作を支援し、作品のブラッシュアップや提出準備をサポートしました。また、ワークショップやハッカソンに参加した生徒のフォローを継続したことで、昨年を上回る応募数の増加と技術的な向上につながりました。
2. 一次・最終審査の支援
応募作品の整理やプレゼン資料の準備、操作動画の作成によって、作品の完成度を正しく伝えられるよう工夫しました。さらに審査員が実際に操作できるようアプリを適切にビルドし、UI/UXや操作性を確認しやすい環境を整えたことで正確な評価が可能になりました。
3. 表彰式の運営支援
令和7年1月19日(日)、Tokyo Innovation Baseで開催された表彰式では、受賞者の案内と進行管理を適切に行い、スムーズなプレゼンテーションと表彰を実現しました。
本コンテストには74作品が応募され、昨年度を上回る多くの生徒がアプリ開発に挑戦しました。特に今年はAIを活用した作品が増え、受賞作品にはリリース可能なアプリも見られ、参加者の実践的な開発力の向上が明確になりました。


■エンドースメント
・東京都教育委員会様
東京都教育委員会では、多くの子供たちがITの基本的なスキルであるプログラミングに興味関心をもてるよう、多様なプログラミングイベント「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」を昨年度から実施しています。今年度のモバイルアプリコンテストでは、前年度を大幅に上回る応募があり、個々の作品も、昨年度よりもパワーアップしていて審査に苦労しました。
本イベントの参加をきっかけとしてちょっとした自分の悩みや課題をITの力で解決するということが、当たり前になってくれれば良いと思っています。今後も、多くの子供たちにプログラミングに興味関心をもってもらえるようなイベントを開催していきます。
・ヘッドウォータースコンサルティング ソリューションデザイン事業部長 髙橋 一樹
ワークショップ・ハッカソン・モバイルアプリコンテストと、一連のプログラミングイベントの企画・運営を支援させていただく中で、子供たちの成長や力強さを感じました。子供ならではの柔軟な発想に基づいた、生成AIを活用したアプリケーションの応募が数多くあり、本事業の継続が子供たちのITリテラシー向上に貢献できると確信いたしました。
近い将来、AGI(汎用人工知能)やASI(人工超知能)が実現されると言われる中で、ITリテラシーの重要性はさらに高まっていくと考えています。子供たちがITやAIを適切に活用できるよう必要となる人材育成支援を行い、よりよい社会の実現に貢献してまいります。
■キャンペーン運営支援の意義について
ヘッドウォータースコンサルティングとヘッドウォータースは、「テクノロジーを使って世の中に新しい価値を生み出す」ことを経営ビジョンに掲げています。この経営ビジョンの下、企業としての社会的責任を果たすため、SDGs達成に向けた取り組みを積極的に推進しています。
両社は、「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」に対する運営支援を通じて、子供たちのデジタルリテラシー向上と未来の人材育成に貢献できると考えております。
以上
※1:東京都教育委員会が実施するプログラミングイベント「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」の運営支援を行いました
https://www.headwaters.co.jp/news/kyoiku_metro_tokyo_appli_contest_2024_support.html
■キャンペーン運営支援の意義について
・PR:東京都教育委員会と共同で 都立学校生を対象にアプリ作成ワークショップを開催しました
https://www.headwaters.co.jp/news/tokyo_kyouikutyou_powerplatform_workshop.html
・「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」について
https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/appli.html
・「モバイルアプリコンテスト2024」について
https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/applicon2024.html
・「モバイルアプリコンテスト2024」の表彰式について
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/about/photonews/2024/photonews250119-2
■商標について
記載されている団体名やイベント名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータースコンサルティング
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 加藤 健司
設立 :2022年2月
URL :https://consulting.headwaters.co.jp
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.03.06 「GPT-4o Realtime API」を活用したAIエージェント 「Agentic Voice RAG」サービス開始
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース)」は、音声対話ソリューションのサービスラインナップに、「GPT-4o Realtime API」を活用したAgentic Voice RAGを追加したことをお知らせいたします。
これにより、生成AIとリアルタイムに音声対話するソリューションに企業独自のナレッジを追加するAgentic RAGシステムの構築サービスと、AIエージェントが自律的にタスクを実行するAgentic Workflowを強化いたします。
■「Agentic Voice RAG」サービスについて
ヘッドウォータースでは、以前よりMicrosoft Azureを活用した音声認識や自然言語認識、クラウドコンピューティングとヘッドウォータースの技術力を活かしたAIシステムを企業向けに提供してまいりました。
また2015年よりコミュニケーションロボットを活用した「音声対話機能」、2018年からはスマートスピーカーによる「音声UI」に取り組み、「音声によるQ&A」、「音声認識×IoT」、「音声UI×システム開発」に関する多くのナレッジとコンポーネントを蓄積しています。
加えて、ヘッドウォータースが提供するRAGは90%を超える精度を実現しており、各企業の生成AIを活用したサービスに複数導入されています。
今回、「GPT-4o Realtime API」を活用し、生成AIとの音声対話を日常の対話と同じスピードで回答する「リアルタイムスピーチ」にAgentic RAGを統合することで、「生成AIリアルタイム音声対話×企業独自ナレッジを付与した根拠のある応答」のAIエージェントを提供することが可能となりました。
これによりヘッドウォータースが提供する音声対話コンタクトセンターソリューション、デジタルヒューマンソリューション、対話型ロボティクスソリューション、車載エッジAIソリューションを進化させ、人との対話のような自然な生成AI体験だけでなく、AIエージェントにタスクを自動実行させるソリューションを実現していきます。
Agentic Voice RAGのユースケース:
・金融向けAIコンタクトセンターのAIエージェントにて、音声対話型で口座開設手続きを行う
・駅に設置したデジタルヒューマン型の案内係に、対話内容に応じた運行案内を行い特急券の購入まで行う
・自律移動型の対話型ロボティクスが、音声対話から要望に応じて自律移動してフロア案内を行う
・店舗に設置したデジタルヒューマン型の店員係が、接客とレコメンド、オーダーにレジ決済までを行う
・車載AIエージェントへドライバーが音声で目的地を指定すると、経路案内を行い、利用する度にパーソナライズを行う
・証券業界にてAIアバター型投資アドバイザーが音声対話型で投資アドバイスやNISA口座開設申込を行う
・保険窓口業務でAIエージェントがCRMと連携して対話型でパーソナライズ提案や見積/契約処理を行う
■今後について
ヘッドウォータースは、リアルタイム音声対話AIをあらゆるプラットフォームに適用可能であると考えております。
今後は、人と同じ自然な会話速度の利便性とUXを追求し、合わせてXRスマートグラスや未来型UXアプリ、エッジ端末やモバイルデバイス、Microsoft Teams上で稼働するソリューションの展開を行い、一般消費者が当たり前のように生成AIを使うことができる社会の実現に貢献してまいります。
また、ヘッドウォータースはアライアンス戦略によって顧客企業ともビジネスパートナーとなり、共に生成AI経済圏を拡大するための取り組みを行ってまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■参考情報
・GPT-4o Realtime APIとは
GPT-4o Realtime APIは、音声と音響インタラクションを低遅延で実現するために設計されたAPIです。このAPIは、リアルタイムでの会話型インタラクションに適しており、様々なユースケースでの利用が期待されています。
・プレスリリース:大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
・プレスリリース:NVIDIA NIM ACEマイクロサービスによる 対話型AIデジタルヒューマンサービスを開始
https://www.headwaters.co.jp/news/conversational_ai_digital_human_services.html
・プレスリリース:JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
・プレスリリース:自動車業界向け生成AIサービスラインナップを強化 ~第一弾は車載エッジAIエージェント~
https://www.headwaters.co.jp/news/Invehicle_edge_ai_agent_hws.html
・プレスリリース:マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
■商標について
Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.02.28 ヘッドウォータース、Microsoft社のSLM最新モデル Phi-4-multimodal と Phi-4-miniに関するエンドースメントが「Microsoft Azure Blog」で紹介されました
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、米国Microsoft Corporationの公式ブログ「Microsoft Azure Blog」のSLM(小型言語モデル)最新モデルを紹介する記事内で、当社 取締役 西間木 将矢のエンドースメントが紹介されたことをお知らせいたします。
本記事は、米国Microsoft Corporationが発表したSLM最新モデル Phi-4-multimodal と Phi-4-mini を紹介する内容となっています。その中で、ヘッドウォータースがSLM技術を活用し、企業のイノベーション推進を支援する取り組みについて寄せたエンドースメントが紹介されています。
■記事概要
掲載元:Microsoft Azure Blog / AI + machine learning
タイトル:Company News「Empowering Innovation: The Next Generation of the Phi Family」
作成者:Weizhu Chen, Vice President, Generative AI
公開日:2025年2月26日
URL :https://azure.microsoft.com/en-us/blog/empowering-innovation-the-next-generation-of-the-phi-family/
・ヘッドウォータース 取締役 西間木 将矢のエンドースメント
ヘッドウォータースは、ファインチューニングしたSLMをエッジAIとして活用し、業務効率化や革新的なソリューションとして提供しています。エッジAIはネットワーク接続が不安定な環境や、機密性が求められる分野でもパフォーマンスを発揮するため、製造現場での異常検知、医療分野での迅速な診断補助、小売業での顧客体験向上など、様々な業界でイノベーションを起こすことが期待されています。
Phi-4 miniによるAIエージェント時代の新たなソリューション活用への広がりを楽しみにしています。
(当社による翻訳)
以上
■参考情報
・「Azure OpenAI Service」を活用し、UI/UXを自動生成する 「Generative UI」サービス拡充
https://www.headwaters.co.jp/news/generative_ui_service_expansion.html
■商標について
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.02.28 ヘッドウォータース、FINTEC SUMMIT 2025のセッション「Microsoft がAI Agent で描く新次元の金融(銀行・証券) 」に登壇します
金融イノベーションに関する日本最大級のイベント Fin/Sum (FINTEC SUMMIT)2025のセッション「Microsoft が AI Agent で描く新次元の金融(銀行・証券) 」に、株式会社ヘッドウォータース 取締役 西間木 将矢が登壇いたします。
西間木からは、Microsoft が提供する Azure OpenAI Service を活用してUI/UXを自動生成する「Generative UI」サービスで実現する業務改善・顧客体験の向上についてご紹介します。
■登壇セッションについて
このセッションでは、AIエージェントが生み出す新しいユーザー体験や業務改革をわかりやすく紹介します。同時に、それらを支える品質・セキュリティ・ガバナンスの新しい基準を、どのように満たしていくかを探ります。最新の活用事例や専門家の視点を通じて、金融業界におけるAIの可能性を深堀りし、新たな顧客価値の創出や持続的な成長に向けた具体的な戦略を考えます。
タイトル:Microsoft が AI Agent で描く新次元の金融(銀行・証券)powered by 日本マイクロソフト①
日 時 :3月4日(火)17:20-18:20
登壇者 :金子 暁(日本マイクロソフト 業務執行役員 金融サービス事業本部 銀行・証券本部長)
小田 裕也(日本マイクロソフト 金融サービス事業本部 銀行・証券本部 AI Transformation Lead)
與島 仙太郎(ACES取締役/COO)
西間木 将矢(ヘッドウォータース 取締役 /DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY取締役)
■Fin/Sum 2025の概要
Fin/Sum 2025は、Web3、生成AI、新決済手法、デジタル資産などの進化するテクノロジーの中で、新たな変革期を迎えるフィンテックの未来を探求します。「"真のマネタイズ"に挑む、次世代フィンテック」をテーマに掲げ、収益化だけでなく、顧客価値の最大化や社会貢献と両立する持続可能な成長を目指します。経済成長、新産業創出、国際競争力強化を促進するための議論と交流の場を提供します。
日 時:2025年3月4日(火) ~7日(金)
会 場:丸ビルホール(丸ビル7階)、丸ビルコンファレンススクエア(同8階)、マルキューブ(同1階)、
三菱ビル10階 コンファレンススクエアエムプラス(M+)
主 催:日本経済新聞社、金融庁
形 式:オフライン(要チケット購入)※後日アーカイブ配信あり(無料、要事前登録)
公式サイト:https://www.finsum.jp/index.html
以上
■参考情報
・「Azure OpenAI Service」を活用し、UI/UXを自動生成する 「Generative UI」サービス拡充
https://www.headwaters.co.jp/news/generative_ui_service_expansion.html
■商標について
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.02.21 個人投資家向け決算説明会に関するお知らせ
株式会社ヘッドウォータースは個人投資家の皆さまに対するIR活動の一環として、2025年3月6日に2024年度12月期通期決算説明会を下記のとおり開催いたします。
■個人投資家向け2024年度12月期通期決算説明会開催概要
1.主催 : 株式会社ヘッドウォータース
2.日時 : 2025年3月6日(木) 19:00~20:00
3.講演者 : 代表取締役 篠田 庸介
4.開催方法 : オンライン開催(「Microsoft Teams」によるライブ配信)
5.URL : こちら
2025.02.20 日本マイクロソフトのレポート【日本の最新事例:AI エージェントで実現する業務効率化とイノベーション】で、ヘッドウォータースが支援している大和証券と西日本旅客鉄道のAI 活用事例が紹介されました
株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)が日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下日本マイクロソフト)と共同支援している、「大和証券株式会社のAIオペレーター導入」と「西日本旅客鉄道株式会社の鉄道業界特化型エージェント開発」の取り組みが、日本マイクロソフトのレポート【AI エージェントで実現する業務効率化とイノベーション:日本の最新事例】で紹介されました。
レポートURL:http://msft.it/6187oXmY5
■紹介内容
「カスタマイズ型エージェントの事例として、下記内容が紹介されています。
・大和証券株式会社
生成 AI を活用した「AI オペレーター」を導入し、マーケット情報提供や手続き関連の問い合わせ対応を効率化し、顧客体験の改革をはかっています。投資家層の拡大に伴い、問い合わせ増加と待ち時間の削減を目指し、複数の AI エージェントがリアルタイムでタスクを高速、効率的に処理します。リアルタイムで正確なマーケット情報の提供や、信頼性の高い手続き案内を迅速かつ信頼性高く提供することが可能になりました。あわせて、モニタリング AI が応対内容をチェックしています。有人オペレーターの業務負荷を軽減し、24 時間対応が実現。今後はお客様ごとに必要な手続きの案内や執行、入出金や受発注等の対応も目指しています。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8601/tdnet/2507527/00.pdf
・西日本旅客鉄道株式会社 (JR西日本)
駅員の業務負担低減とお客様満足度向上を目的に、鉄道業界特化型エージェント「Copilot for 駅員」を開発。鉄道固有の複雑で膨大な営業制度に対応するため、生成 AI アシスタントが駅員を支援し、お客様の待ち時間短縮とサービス品質向上をはかります。お客様からの問い合わせ実績データを蓄積、分析、活用することで、新任係員の教育レベル向上や営業制度の改善への寄与が期待されます。今後は業務対応範囲の拡大やお客様への利用展開などを検討中です。
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
以上
■参考情報
・プレスリリース:ヘッドウォータース、日本マイクロソフトが開催したイベント「生成AIとDX の最前線」で、大和証券AIオペレーターの開発に関するプレゼンテーションを行いました
https://www.headwaters.co.jp/news/msevents_speaker_daiwa_ai_operator.html
・プレスリリース:大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
・プレスリリース:日本マイクロソフトが提供する生成AI事業化支援プログラムのイベント Columbus DAYに登壇しました
https://www.headwaters.co.jp/news/ms_columbus_day_speaker.html
・プレスリリース:JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
■商標について
Microsoftは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
記載されているイベントなどの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.02.19 AIエージェントと業務データ連携で自律思考型AIを可能にする 「Agentic RAG」サービス開始
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、外部データやツールへのアクセスを通じて大規模言語モデル(LLM)の性能を最大限に引き出す「Agentic RAG(Agentic Retrieval-Augmented Generation)」サービスが開始されたことをお知らせいたします。
■経緯
ヘッドウォータースでは、「Azure OpenAI Service」による企業向けLLMサービスラインナップの拡充を行い、企業特有のニーズに応じたRAG(Retrieval Augmented Generation)のシステム構築や、コンタクトセンターAIエージェント(※1)、駅員業務AIエージェント(※2)、マイグレーションAIエージェント(※3)、車載エッジAIエージェント(※4)のほか、文章校正AIや翻訳AIなど様々なAIエージェントの開発支援を行ってまいりました。
その中でヘッドウォータースは「AIエージェント」の早期導入に関心を持つ企業から多くの問い合わせをいただいており、企業内に蓄積された業務データと組み合わせて、一部の業務を代替する業務特化型AIエージェントに対するニーズは非常に強いものとなっております。
ヘッドウォータースではこのようなニーズに対して、既に大手顧客導入実績のある「Agentic RAG」のサービス提供を行います。「Agentic RAG」は、AIエージェントとRAGのハイブリッドモデルである多段階検索と自律的推論プロセスを併せ持つテクノロジーです。
これにより、Wordで作成された現場レポートや製品設計書、Excelの受発注資料や製品リスト、データベースに格納された管理データなど、業務ごとに最適化された業務特化型AIエージェントを導入することができます。
また、AIエージェントに依頼するタスクを分担することで、特定のドメイン知識に長けた専門性と業務の効率性を向上させ、参照するデータソースを絞り込むことでRAGの精度向上にも貢献します。
業務特化した専用のAIエージェントを自律的に参照する「Agentic RAGオーケストレータ」、AIエージェントの全体設計指針である「Agentic Design Pattern(エージェンティック・デザインパターン)」プランニング、必要要件を満たすための最適なAgentic RAGアーキテクチャ構想支援、セキュアなAgentic RAGを早期構築するためのマルチエージェント基盤「SyncLect AI Agent」(※5)を合わせて提供することで、自律性と拡張性に長けた「Agentic RAG」環境を顧客内のMicrosoft Azure環境に構築します。
■Agentic RAGとは
「Agentic RAG」は、大規模言語モデル(LLM)がタスクに応じて "自ら考え、何を検索し、どのように活用するか" を判断する仕組みを取り入れたRAG技術です。
従来の「Naive RAG」では、単一ステップの検索結果を元に応答を行うため、目的に応じて追加情報を取りに行く再検索や、部分的に不足したドキュメントを補完するといった作業を十分にカバーできない場合がありました。
これに対してAgentic RAGでは、下記のような多段階・自律的なプロセスを実装することで、より高度なクエリや柔軟な業務要件にも対応できるようになっています。
1.自律的思考プロセス
モデル自身が「まだ足りない情報は何か」「どのソースへ再度アクセスすべきか」を推論し、必要に応じて外部データソースへ
追加アクセスを行います。
2.多段階検索(反復的取得)
一度の検索だけでなく、状況に応じて複数回の検索や要約、再ランク付けを実行し、最適なコンテキストを構成します。
3.エージェント型推論
チャットボットや業務支援ツールが問い合わせに応じて行動し、さらに回答の根拠を提示することで高い説明可能性を
実現します。
4.高度なコンテキスト管理
複数のエージェントが連携して深い文章理解を行うことで、誤情報(ハルシネーション)の抑止や不要データの排除に
繋げる仕組みを備えています。
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムで、複数のAIモデルを組み合わせることで、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のAIエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各AIエージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のAIエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
■RAG(Retrieval Augmented Generation)とは
Retrieval Augmented Generation(RAG)は、大規模言語モデル(LLM)と外部のデータベースや情報源を結びつけるための新しい技術です。外部の知識ソースを検索し、より強化した文章生成を行います。2024年から2030年にかけて世界のRAGの年平均成長率(CAGR)は44.7%で成長すると予測されています。
■今後について
当社では「Agentic RAG」は企業独自のAIエージェント活用において、あらゆるプロジェクトでデファクトスタンダードになる技術と考えております。
企業は、AIエージェントを活用することで、減少する労働人口に対応した新たな働き方の創出を目指しています。こうした動向を支えるため、当社は業務効率化やコスト削減といった既存の課題を解決するだけでなく、次世代のユーザー体験を提供する革新的なAIエージェントソリューションの開発に取り組んでまいります。
また、ヘッドウォータースの掲げるアライアンス戦略では、顧客企業ともビジネスパートナーとなり、共に生成AI経済圏を拡大する取り組みを行ってまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
※1:大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
※2:JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
※3:「Azure OpenAI Service OpenAI o1」や「GitHub Copilot」などの生成AIをマイグレーションに活用する「マイグレーションAIエージェント サービス」を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/migration_aiagent_service.html
※4:自動車業界向け生成AIサービスラインナップを強化 ~第一弾は車載エッジAIエージェント~
https://www.headwaters.co.jp/news/Invehicle_edge_ai_agent_hws.html
※5:次世代AIエージェントサービス「SyncLect AI Agent」の提供開始
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_release.html
■参考情報
・マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
■商標について
Microsoft Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.02.17 東京エレクトロンデバイス と共同で「SLM×Microsoft IoT Edge×ファインチューニング」を活用したエッジAIの検証を行いました
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、東京エレクトロン デバイス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長・CEO:徳重 敦之、以下「TED」)と、「Phiモデルを中心としたSLM(小規模言語モデル)(※1)×Microsoft IoT Edge×ファインチューニング」を活用したエッジAIについて共同検証を行いました。
■共同検証の目的
近年、産業市場においてエッジAIの重要性が急速に高まっています。
エッジAIはデバイス上で直接データを処理するため、リアルタイム性が求められる自動運転や産業用ロボットにおいて不可欠な技術です。また、エッジAIはネットワーク接続が不安定な環境においても安定したパフォーマンスを発揮するため、医療や金融などデータの機密性が求められる分野でもセキュリティの向上に寄与しています。通信コストや遅延の削減も可能であることから、市場のIoTデバイス普及と相まって多様な産業分野で導入が進んでいます。
こうした市場ニーズに対応するため、ヘッドウォータースはSLMをエッジAIに活用し、業務効率化や革新的なソリューション提供に取り組んでいます。
SLMは複雑なデータ解析や予測、自然言語処理を可能にし、特定業務に特化した高度なソリューションを提供します。これにより、製造現場での異常検知、医療分野での迅速な診断補助、小売業での顧客体験向上など、様々な業界でイノベーションを起こすことが期待されています。また、SLMをエッジデバイスで活用することで、クラウド依存を抑えて機密性を高めつつ、高度なAI機能を現場で直接展開できる点が次世代産業を支える重要な要素となります。
この次世代産業を支える「エッジAI×SLM」技術を開発するため、ヘッドウォータースのSLMおよびエッジAIに関する技術力と、TEDのエッジソリューションに関する信頼性の高いサービス提供
力を組み合わせ、SLMファインチューニング(※2)を中心としたエッジAIソリューションの運用について共同検証を行いました。
<検証概要>
・Microsoft Olive(※3)を活用したモデル量子化・LoRA/QLoRAファインチューニングにより、Phiモデル(※4)などのSLMを業務に特化した形で適用し、モデルの多様性(mini、small、medium、vision)とマルチモーダル処理能力を活かしたテキストと画像処理の適用範囲を検証しました。
・「Azure IoT Edge for Linux on Windows(EFLOW)」(※5)や、iotedge-compose、Azure IoT Edgeランタイムを活用した、SLMアプリケーションの開発やデプロイメント効率化を検証しました。
また、Azure VM上のファインチューニング、Azure IoT Edge、Azure Container Registryを活用したクラウドとエッジによるデータ連携の有効性、さらにDirectML 、CUDA、ONNXランタイムをサポートすることで、様々なハードウェア環境への適用性についても検証しました。
■エンドースメント
・東京エレクトロン デバイス株式会社 執行役員 クラウドIoTカンパニー プレジデント 初見 泰男氏
ヘッドウォータース様との「SLM×Microsoft IoT Edge×ファインチューニング」を活用したエッジAI共同検証において、エッジAI技術の新たな可能性を探る取り組みを実施できたことを大変喜ばしく思います。
昨今急成長を遂げているIoTの分野では、データを円滑に処理するエッジAIの技術が不可欠です。今回の共同検証はエッジAIソリューションの新たな地平を切り開くものと確信しております。
東京エレクトロンデバイスは今後もヘッドウォータース様と共に、エッジAI技術のさらなる発展と実用化に向けて積極的に取り組んでまいります。
■今後の展望
ヘッドウォータースとTEDは共同検証で得た成果を生かし、産業界においてエッジAIの普及を加速させ、顧客の業務効率化と競争力向上を支援いたします。その一環として、SLMを活用した次世代エッジAIソリューションによる保全レポートの作成やオフライン生成AIボットの構築など、業界特化型の「エッジAI×SLM」ソリューションを提供してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
※1:SLMとは
SLM(小規模言語モデル)は、LLM(大規模言語モデル)よりもサイズが小さく軽量化された言語モデルです。高速なトレーニングと推論が可能で、リソース効率も高まり、コストパフォーマンスに優れています。また、リソースに制約のあるデバイスやエッジコンピューティングに適しており、セキュアで機密性が高いと言った様々な特徴があります。より小型となる言語モデルの可能性が生成AIカテゴリーで注目されており、小規模言語モデルの採用が増加しております。
※2:SLMファインチューニングとは
SLM(小規模言語モデル)を特定の用途や業務に最適化するために、追加データを使用してモデルを再学習させるプロセスです。これにより、汎用的なSLMが特定の業界やタスクに適応し、精度や効率を向上させます。Microsoft Oliveなどのツールを使用することで、量子化やパラメータ調整を効率的に実施可能です。これにより、エッジデバイス向けに軽量化されたモデルが生成され、リソースが限られた環境でも高性能を維持しつつ、カスタマイズされたAIソリューションの提供が実現します。
※3:Microsoft Oliveとは
Microsoft Oliveは、AIモデルの最適化とファインチューニングを効率化するためのオープンソースツールです。PyTorchやHugging Faceのモデルを入力として、軽量で高速推論が可能なONNXモデルを生成します。CLIベースの操作で量子化や最適化を簡単に実行でき、クラウドとローカル環境の両方に対応。GPUやCPUに最適化したモデルを作成し、エッジデバイスでの利用に特化しています。これにより、低リソース環境でも高いパフォーマンスを発揮するAIソリューションを実現します。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/ai/directml/dml-tools
※4:Phiモデルとは
Phi-モデルは、Microsoftが提供する高性能な自然言語処理およびマルチモーダルAIモデルです。軽量から高性能モデル(mini、small、medium、vision)まで多様なラインナップを揃え、幅広い用途に対応します。特にPhi-3-visionはテキストと画像を同時に処理可能で、マルチモーダルなタスクに優れています。CUDA、ONNX Runtime、DirectMLをサポートし、多様なハードウェア環境で活用可能です。エッジデバイス向けに最適化され、リソース効率の高いAIソリューションを提供するため、リアルタイム性や柔軟性を求める産業分野で注目されています。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/phi/
※5:Azure IoT Edge for Linux on Windows(EFLOW)とは
Azure IoT Edge for Linux on Windows(EFLOW)は、Windowsデバイス上でLinuxベースのIoT Edgeモジュールを動作させるためのプラットフォームです。Linuxコンテナの利便性とWindows環境の管理性を組み合わせ、Azure IoT Edgeアプリケーションをシームレスに統合できます。EFLOWを利用することで、既存のWindowsデバイス上にLinuxのIoTソリューションを簡単に展開し、デバイス管理やデータ収集・処理を効率化できます。エッジとクラウドの連携を強化し、多様な産業ニーズに応えます。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/iot-edge/iot-edge-for-linux-on-windows?view=iotedge-1.5
■参考情報
両社共同で作成した「エッジAIとしてのSLM展開ー検証ガイドライン」を「ITmedia Virtual EXPO 2025冬」のTEDブースでダウンロードすることができます。
ITmedia Virtual EXPO 2025」URL:https://members16.live.itmedia.co.jp/library/Nzg5NzY%253D
■商標について
Microsoft、Azure、Windows(正式名称は、Microsoft Windows Operating System )、Microsoft Edge は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの
■会社情報
会社名:東京エレクトロン デバイス株式会社
所在地:〒150-6234東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー
代表者:代表取締役社長・CEO 徳重 敦之
設 立:1986年3月
URL :https://www.teldevice.co.jp/
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.02.12 ヘッドウォータース 代表取締役 篠田 庸介が 「AI Agent Day 2025」に登壇
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、2月18日(火)・19日(水)に開催されるオンラインカンファレンス「AI Agent Day 2025」において、代表取締役の篠田 庸介が登壇することをお知らせいたします。
篠田の講演は、2月18日(火)13:10~13:40に予定されており、タイトルは「生成AIエージェントが創る新時代の顧客体験:開発支援事例と成功の鍵」です。本講演では、ヘッドウォータースが支援した顧客の事例を交え、AIエージェント導入成功のために重要なポイントをご紹介いたします。
■開催概要
「AI Agent Day 2025」は、AIエージェントに特化した国内初のカンファレンスであり、AIエージェントの社会実装と顧客体験(CX)の変革をテーマに、多彩なセッションが予定されています。
開催日時:2025年2月18日(火)、19日(水) 11:00~17:00
開催形式:オンライン(Zoom配信)
主 催:一般社団法人AICX協会
参加費 :無料(事前登録制)
詳細・お申し込み:https://aicx.jp/conference2025
■プロフィール
株式会社ヘッドウォータース 代表取締役(CEO)篠田 庸介
1989年にベンチャー企業の立上げに参画。
以降、一貫して起業家としての道を歩み、1999年にはE-Learning事業を柱とするIT企業を設立。
シリコンバレーのようなエンジニアが活躍し新しいビジネスを生み出す環境をつくるべく、2005年に株式会社ヘッドウォータースを設立し、代表取締役社長に就任。エンジニアを中心に据えたユニークな組織運営や、黎明期のAI・ロボティクス領域への進出などで注目を浴びる。
2020年9月に東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場、初値上昇率が過去最高の11.9倍をつける。
2023年には、マイクロソフト・NVIDIA・SONYとのアライアンス体制を構築し、大手企業向け生成AI活用支援サービスを開始。再び株式市場から注目を集め、2023年上期の株価上昇率1位(上昇率771.8%)となる。
2024年、生成AI実装における国内トップクラスの実績が認められ、マイクロソフトジャパン の「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞。
ヘッドウォータースグループを牽引し、AIの社会実装、Society5.0の実現を目指す。
■商標について
記載されているイベント名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.02.03 ヘッドウォータース、日本マイクロソフトと共催する「生成AIによるビジネス最適化:実践ワークショップ」を2月18、20日に開催
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下「日本マイクロソフト」)と共催する「生成AIによるビジネス最適化:実践ワークショップ」を2月18日にオンライン、20日にオンサイトで開催いたします。
■概要
本イベントは、生成AIの導入に向け課題を抱える企業を対象に、生成AIとその活用方法について学ぶことを目的としています。ハンズオンで生成AIの基礎知識からデータやアプリケーションと組み合わせたシステム構築例まで解説した後、アイディアソンで具体的な生成AI活用のアイデアを考えていただきます。
➀オンライン ワークショップ
日 時:2025年2月18日(火)13時~17時
※詳細および参加お申し込みについては、下記をご覧ください
https://micug.jp/event/aihack0218/
➁オンサイト ワークショップ
日 時:2024年2月20日(木)13時~17時
会 場:日本マイクロソフト品川オフィス 会議室
※詳細および参加お申し込みについては、下記をご覧ください
https://micug.jp/event/aihack0220/
■生成AI分野における日本マイクロソフトパートナーとしての実績
ヘッドウォータースは、2016年に日本マイクロソフトとパートナー契約を結び、MicrosoftのAIサービスを活用した事業を開始して以降、様々なAIケイパビリティを高めてまいりました。Microsoft Azure のAIサービスを活用した画像解析や音声認識、Azure Machine Learningを活用した機械学習、Azure IoT Edgeを活用したエッジAI開発、そして2023年からは生成AI を積極的に導入して豊富な案件実績と先進的な事例公開、並びにAI活用支援サービスのラインナップも拡充しております。
生成AI分野では、Microsoft Azure (AI/App/DB/Security)で構成された生成AI基盤「SyncLect Generative AI」上で Azure OpenAI Service(※1)や Microsoft Fabric(※2)を連携させて、LLM(大規模言語モデル)・RAG(Retrieval Augmented Generation)システム開発やマルチモーダルAI Mobile App Copilot(※3)もサービス開始しており、 Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャAdvancedパートナー(※4)にも選ばれております。 また、伊藤忠商事株式会社や西日本旅客鉄道株式会社、株式会社ローソンなど、先進的な支援実績を数多くあげています。
こうした実績が評価され、マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞(※5)、またマイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得(※6)しております。
以上
※1:Azure OpenAI Service とは
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service
※2:Microsoft Fabric とは
Microsoft Fabric は、データ移動からデータサイエンス、データレイク、データエンジニアリング、データ統合、リアルタイム分析、ビジネスインテリジェンスまですべてをカバーする企業向けオールインワン分析ソリューションのSaaSサービスです。
Microsoft Fabric は、複数ベンダーのさまざまなサービスをつなぎ合わせる必要がなく、分析ニーズを簡素化し、生成AIを中心としたAI連携に優れています。 Copilot in Fabric では、自然言語を中心としたデータ分析を可能としています。
※3:生成AI搭載の独自モバイルアプリ開発支援を行う 「マルチモーダル AI Mobile App Copilot」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/multimordal_ai_mobile_app_copilot.html
※4:Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ賛同プログラムのAdvanced Partnerに認定されました
https://www.headwaters.co.jp/news/azure_openai_service_advanced_partner.html
※5:マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
※6:マイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_azure_ai_machine_learning_specialization.html
■商標について
Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されているイベントや製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.01.27 セキュアとの協業を強化し、 AIエージェントを活用した監視カメラソリューションを共同開発
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、「AI(画像解析)×セキュリティ」で企業の課題解決のためのビジネスソリューションを提供する株式会社セキュア(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:谷口 辰成、以下「セキュア」)と協業を強化し、AIエージェントを活用した監視カメラソリューションの共同開発と事業展開を加速させることで合意いたしました。
■背景と目的
技術の進展により、監視カメラは従来のセキュリティ用途にとどまらず、リテール、物流、製造業など多様な業種で多目的に活用されています。しかし、これら新たな活用ニーズに応えるには画像解析機能や運用面での課題もあり、監視カメラソリューションの効果が十分に発揮できていない場面もあるのが実情です。
ヘッドウォータースは、こうした課題に対してAIエージェントを活用することで、監視カメラソリューションの映像解析や異常検知の性能を高度化することや運用効率の向上、人的負担の軽減が可能であると考えております。
ヘッドウォータースとセキュアは、これまでにもリテール業界向け店舗DX支援サービスの展開やエッジAIソリューションの提供、無人店舗ソリューションの開発など、多くの実績を共同で積み重ねてまいりました。
今回、これらの協業で培った知見を活かしてAIエージェントを活用した監視カメラソリューションを新たに開発し、事業展開を加速させることとなりました。
■開発目標
ヘッドウォータースと子会社であるDATA IMPACT JOINT STOCK COMPANYは、セキュアと連携して監視カメラソリューションとして次の開発に取り組みます。
➀運用機能の高度化
AIエージェントの活用により、異常検知に留まらず、関係者への連絡や他のシステムへの接続といった対応策の自動化にも取り組みます。さらに運用者が音声や文字で異常を確認すると、AIが対応策を教えてくれるシステムなど、自律型の監視カメラソリューションの構築が可能となります。
②映像解析機能の高度化
LLM(大規模言語モデル)を活用した映像解析ソリューションにより、記録映像内の特定のシーンや人物を自然言語で簡単に検索できるようになります。例えば、「午前5時から10時の間に歩道を歩いていた赤い服に黒いパンツの男性」や「ドリンクを飲んでいる女性」、「白いSUV車」などの条件に該当する映像を迅速に抽出できます。これにより、問題発生時の事後検証や必要な情報に対して迅速な取得が可能となり、映像データの検索性が飛躍的に向上します。
■エンドースメント
・株式会社セキュア 代表取締役社長 谷口 辰成氏
セキュアはこれまで、監視カメラを単なるセキュリティ機器としてではなく、企業経営を支える高度なITネットワークソリューションとして位置付け、多様な業界の課題解決に取り組んでまいりました。今回、ヘッドウォータース社と協業を強化し、AIエージェントを活用した新しい監視カメラソリューションを共同開発することで、映像解析の高度化や運用効率の向上、さらには人的負担の軽減という新たな価値を提供していきたいと考えています。これまでの両社の強みと実績を最大限に活かし、安心・安全な社会づくりに貢献できることを大変嬉しく思います。
・株式会社ヘッドウォータース 代表取締役 篠田庸介
セキュア社とは、無人店舗ソリューション開発やエッジAIカメラによる混雑度可視化など、多くの実証実験やサービス開発を共にしてまいりました。既に強固な信頼関係を築いており、今回の連携強化により、AIエージェント技術を駆使した監視カメラソリューションの進化と事業展開を加速してまいります。
■今後の展開
今後、ヘッドウォータースとセキュアは、開発目標を早期に達成し、監視カメラソリューションを市場に対して早期に提供することを目指してまいります。また、両社の顧客基盤を相互に活用し、協業を通じて事業の成功と持続的な成長を追求してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■参考情報
・プレスリリース:セキュアとリテールDX開発の協業強化 ~大手リテール向けに店舗DX支援サービスの展開を加速~
https://www.headwaters.co.jp/news/secure_retail_dx.html
■会社情報
会社名 : 株式会社セキュア
所在地 : 〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル20階
代表者 : 代表取締役社長 谷口 辰成
設 立 : 2002年10月16日
URL : https://secureinc.co.jp/
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
会社名 : DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY
所在地 : ベトナム ハノイ市
代表者 : Dang Quang Duy
設 立 : 2023年6月
URL : https://dataimpact.vn
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.01.22 次世代AIエージェントサービス「SyncLect AI Agent」の提供開始
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、マルチAIエージェント機能を搭載し、企業独自の高度なAIエージェントプラットフォームを構築する「SyncLect AI Agent」のサービス提供を開始しました。
本製品は、AIエージェントプラットフォーム「SyncLect Generative AI」(※1)の後継となる次世代型ソリューションであり、企業における生成AI活用のさらなる進化を実現いたします。
■背景
昨今、多くの企業が生成AIを活用した先進的な業務効率化や高度な意思決定支援を求める中、従来の単一AIモデルでは複雑なタスク処理やカスタマイズの対応に限界があるとの声が高まっています。また、生成AIプロジェクトでは費用対効果の向上も重要な課題とされており、これらを解決する新しいアプローチが求められています。
これらの課題を解決する新しいアプローチとして「AIエージェント」が成果を上げています。AIエージェントは、従来のAIでは対応が難しかった複雑なタスクを自律的に処理する能力を持ち、データ入力やレポート作成などのルーチンタスクを自動化します。これにより人的エラーが減少し、企業はコストを削減しながらリソースを戦略的な分野に集中できるようになります。さらに、24時間稼働可能なAIエージェントは、顧客サービスの向上や業務継続性の確保にも寄与します。
ヘッドウォータースでは、これまでコンタクトセンターAIエージェント(※2)、駅員業務AIエージェント(※3)、マイグレーションAIエージェント(※4)、車載エッジAIエージェント(※5)のほか、文章校正AIや翻訳AIなど、様々なAIエージェントの開発支援を行ってまいりました。
そして、今、生成AI分野における次世代技術として注目されているのが「マルチエージェント」です。
「マルチエージェント」は、複数の自律的なAIエージェントが連携して動作するシステムであり、それぞれのエージェントが独自の判断基準に基づき行動しながら情報を共有し、複雑なタスクを効率的かつ柔軟に処理します。こうした技術の特性は、企業が直面する課題の解決に直結しており、その導入ニーズが急速に高まっています。
特に、企業は投資対効果を重視するため、まず単一のAIエージェントを構築し、その後で複数のAIエージェントを連携させたシステムを構築したいというニーズが高まっており、当社への「マルチエージェント」に関する相談件数も増加しています。
こうした生成AI活用をさらに強化したいという企業ニーズに応えるため、MicrosoftのAIイノベーション パートナー(※6)であるヘッドウォータースは、Microsoft AzureとAIエージェント技術を最大限に活用した企業向けプラットフォーム「SyncLect AI Agent」を開発しました。「SyncLect AI Agent」は、AutoGen(※7)を活用することで複数のAIエージェントが連携し、複雑で高度なタスクを効率的に処理する環境を提供します。
■SyncLect AI Agentについて
SyncLect AI Agentは、AIエージェント同士が連携し、複雑なタスクを効率的かつ柔軟に遂行する次世代型AIサービスです。企業の業務環境に合わせた高いカスタマイズ性を誇り、生成AI活用の幅を広げる、「業務全体を最適化するAIエージェントプラットフォーム」となります。
<主な特徴>
・マルチエージェント
AutoGenを活用することで、各エージェントが役割を分担し、連携してタスクを解決できるため、高度なプロセスの自動化が実現します。また、エージェントテンプレートを用意することで、既存のAIエージェントを「Azure Cosmos DB」にナレッジとして保存した上での再利用が可能となります。これにより、企業が持つAIエージェントのアセットを効率的に蓄積・活用することができます。
・AIエージェントプラットフォーム基盤を早期構築
企業独自のAIエージェントプラットフォーム基盤をMicrosoft Azure上で自動構築するため、スクラッチで開発するよりも早期に利用開始することができます。また、アプリケーション部分は独自にカスタマイズ開発が可能で、企業グループが横断的に利用できるAIエージェントプラットフォームを構築することもできます。
・マルチモーダル
お客様からの電話に対応する音声認識、ドキュメントの読み込みに必要な画像認識、動画情報を解析する映像認識など、異なるデータ形式を同時に扱うことが可能です。
・マルチモデル
日々更新される生成AIモデルに対応するアップデートを行い、Azure Model Catalogを中心とした様々なLLMエンジンを活用可能です。
・マルチUI/マルチプラットフォーム
柔軟なカスタマイズに対応し、チャットインターフェースに加えて企業独自のWebやモバイルアプリ、電話、デジタルヒューマン、ロボティクスなど、オムニチャネルの応用が可能です。
・マルチデータ連携
データ分析基盤であるMicrosoft Fabric、Azure Databricks、Synapase Analyticsと連携し、企業ごとに格納されたOracle、SAP、BOXなどの外部データと統合も可能です。また、プロファイルエージェントの導入により、ユーザーの行動データやプロファイル情報からパーソナライズされたレコメンデーションを提供できます。
・エンタープライズセキュア
本サービスは生成AI SaaSとは異なり、お客様のクラウド環境にプラットフォームを構築するため、「データを外部に出したくない」というお客様でも安心してご利用いただけます。さらに、「Microsoft Entra ID」を用いたデータユーザー認証、「Key Vault」による暗号化、「Private Link」によるプライベート通信などを活用し、エンタープライズ向けのセキュアな環境を提供します。
・運用効率性
頻繁なアプリケーションリリースを可能にする「Azure Kubernetes Service」、並行ワークフロー処理を実現する「Durable Functions」、オブザーバビリティを提供する「Azure Monitor」を活用することで、運用効率を向上させます。
・拡張性
Azure AI Foundry(※8)と連携し、運用フェーズにおいてもAIエージェントの継続的な進化をサポートし、プロジェクトの拡張性と柔軟性を考慮します。また、「Azure ML」を活用することで、人間のフィードバックを考慮した強化学習や「Azure AI Service」と連携も可能です。
■今後の展開
ヘッドウォータースは「SyncLect AI Agent」を通じて、企業が生成AIを活用し、新たな価値を創出する未来の実現を目指しています。これにより、業務効率化やコスト削減といった既存の課題を解決するだけでなく、次世代のユーザー体験を提供する革新的なAIソリューションの開発に取り組んでまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各エージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
※1:「SyncLect Generative AI」とは
RAGを含むCopilot Stackな企業向け生成AI基盤を早期に提供するサービスです。企業が持つ Microsoft Azure 環境にエンタープライズセキュアなインフラを自動構築し、生成AIシステムでよく使う機能をコンポーネント(部品)として用意、Webやモバイルアプリ、Microsoft Teamsなどのマルチプラットフォーム展開、任意のLLMに切り替えることを可能にし、テンプレートChatGPT単体ではできない部分の強化・拡張を行うためにLLMライブラリを利用可能とします。
このように、企業向けの生成AIカスタムニーズに合わせた機能を提供します。
※2
大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
※3
JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
※4
「Azure OpenAI Service OpenAI o1」や「GitHub Copilot」などの生成AIをマイグレーションに活用する「マイグレーションAIエージェント サービス」を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/migration_aiagent_service.html
※5
自動車業界向け生成AIサービスラインナップを強化 ~第一弾は車載エッジAIエージェント~
https://www.headwaters.co.jp/news/Invehicle_edge_ai_agent_hws.html
※6
マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
※7:AutoGenとは
AutoGenは、AIエージェントを構築し、複数のエージェントが協力してタスクを解決するためのオープンソースのプログラミングフレームワークです。AutoGenは、複雑な大規模言語モデル(LLM)ベースのワークフローのオーケストレーション、最適化、自動化を簡素化します。エージェントはカスタマイズ可能で、会話を通じてタスクを解決することができます。これにより、開発者はより効率的に高度なLLMアプリケーションを構築できるようになります。
https://microsoft.github.io/autogen/
※8:Azure AI Foundryについて
Azure AI Foundryは、開発者がAIソリューションを迅速に構築、テスト、デプロイできる統合プラットフォームです。最新のAIツールと機械学習モデルを活用し、エンタープライズグレードの生成AIアプリケーションを開発するための強力なサポートを提供します。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/ai-studio/what-is-ai-studio
■商標について
Microsoft、Azure、Azure Cosmos DB、Microsoft Entra、Microsoft Teamsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.01.14 ヘッドウォータース、 データブリックスと生成AIおよびデータ基盤の協業を拡大する 「Databricks GenAI LAB」を新設
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、Databricks Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下「データブリックス」)との協業を強化して、生成AIとデータ基盤を統合的に活用した新たなソリューションを提供するとともに、生成AI技術とデータブリックスの生成AI研究や開発を行う「Databricks GenAI LAB」を新設いたしました。
近年、生成AI技術の進化によって、企業のデジタル変革(DX)や業務自動化に対するAIエージェントの活用、マルチエージェント対応が加速しており、ヘッドウォータースとデータブリックスはこの分野で顧客ニーズに応えるため協力体制を強化しております。本協業によって生成AIを活用したデータ主導の意思決定を促進し、企業の競争力向上を目指します。
■背景と目的
現在、多くの企業がデータ活用の重要性を認識しながらも、生成AIの導入やデータ基盤の構築に対してコストや技術的な課題に直面しています。ヘッドウォータースとデータブリックスは、この課題に応えるため両社の強みを結集し、生成AIとデータ基盤を両輪としたソリューションを提供することで、企業の成長を支援します。
■協業のポイント
1. 「Databricks GenAI LAB」の立ち上げ
ヘッドウォータースは、子会社であるDATA IMPACT JOINT STOCK COMPANYDATA IMPACTと連携して、生成AI技術とデータブリックスの生成AIを研究・開発する「Databricks GenAI LAB」を新設します。
このラボでは特定領域のデータ分析に特化し、高度な生成AIを搭載したデータブリックスの「データ・インテリジェンス・プラットフォーム」を活用することで企業ごとにカスタマイズされた高性能な生成AIモデルを開発・提供します。
また、「Databricks GenAI LAB」にオファリングを集中して、生成AI並びにAIエージェントとデータブリックスのベストプラクティス、予測型AI+生成型AIの業務自動化リファレンスアーキテクチャ、RAG前後のデータ処理構成、ROIの高いLLMOpsシナリオ、機械学習や強化学習を取り込んだ新たなAIエージェントパターンなどを創出して、共同で顧客深耕を行ってまいります。
2. データ基盤と生成AIの統合ソリューション
データの収集・加工・モニタリングの効率化を図るため、データブリックスの統合分析プラットフォーム「データ・インテリジェンス・プラットフォーム」を基盤として活用します。これにより、生成AIによる高精度な予測やテキスト生成機能を追加し、データとAIの力を最大限に活用できる環境を構築します。また、データブリックスに関するワークショップや実践学習を行い、共同マーケティングも実施してまいります。
3. 業界別ソリューションの展開
金融、製造、小売などの特定業界向けに最適化されたソリューションを開発します。データブリックスのデータ基盤を活用し、業務効率化や新たな価値創出を支援します。
■エンドースメント
データブリックス日本法人データブリックス・ジャパン株式会社
代表取締役社長 笹 俊文のコメント
国内でも、多くの企業がさまざまな用途で大規模言語モデル(LLM)を使用しています。しかし、商業用のLLMは公開情報のみに基づいてトレーニングされるため、多くの場合、企業がビジネスに必要な品質を確保することが課題になっています。そのため企業は、LLMを自社のデータおよびガバナンスと組み合わせ、特定の領域を独自に理解する高度なAIの形態である『データ・インテリジェンス』を構築しています。当社はヘッドウォータースの協業により『Databricks GenAI Lab』を設立し、両社のお客様が、企業ごとのニーズに合わせてカスタマイズした生成AIアプリケーションを構築できるよう支援してまいります。
株式会社ヘッドウォータース
代表取締役 篠田 庸介のコメント
この度、世界的に影響力を持つデータブリックスとの協業をさらに強化すべく『Databricks GenAI LAB』を新設することができ、大変嬉しく思います。両社の協業により、多くの企業が抱えるデータ活用や生成AI導入に関する課題を解決し、実際の業務に密接に結びついた形で、ROIを最大化するAIエージェントや自動化のシナリオの提供を実現します。生成AIとデータ基盤がシームレスに統合されたソリューションを通じて、企業の競争力向上に貢献できると確信しています。
今後もヘッドウォータースは、データブリックスと共に最先端の技術を活用し、企業の成長を支援する革新的なAIソリューションの提供を続けてまいります。
■今後の展開
今後、両社はさらなる協業を通じて、新たな価値を創出するソリューションを提供し、企業のDXを加速させることを目指します。特に、生成AIとデータ基盤を活用した業務の自動化や新しいビジネスモデルの提案に注力してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。企業は、生成AIアプリケーションが自社ビジネスに特化した正確な分析結果を導き出せず、パイロット版から本格な運用に移行することに苦労しています。そのため企業は、単一モデルのデプロイから、包括的なAIエージェントシステムのデプロイへと移行しつつあります。AIエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各エージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
■参考情報
・プレスリリース:子会社「DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY」 設立手続き完了のご報告
https://www.headwaters.co.jp/news/_ai_data_impact_joint_stock_company.html
・プレスリリース:データブリックスのSIコンサルティングパートナーに認定されました ~Azure Databricksを使用したデータ&AI活用支援サービスを展開~
https://www.headwaters.co.jp/news/databricks_partner.html
■データブリックスについて
データブリックスはデータとAIの会社です。Block、Comcast、Condé Nast、リヴィアン、シェル、そしてFortune 500の60%以上を含む世界中の10,000以上の組織が、データ、アナリティクスおよびAIを統合し民主化するデータブリックスのデータ・インテリジェンス・プラットフォームを利用しています。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、世界中にオフィスを構えるデータブリックスは、レイクハウス、Apache Spark™、Delta Lake、MLflowのクリエイターによって創立されました。詳細については、ウェブサイトをご確認ください。
https://www.databricks.com/jp
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
会社名:DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY
所在地:ベトナム ハノイ市
代表者:Dang Quang Duy
設 立:2023年6月
URL :https://dataimpact.vn
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.01.09 ソニーセミコンダクタソリューションズと共同開発中の「エッジAI技術を活用した荷役時間管理ソリューション」をスマート物流 EXPOで展示
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:清水 照士、以下「SSS」)と共同で「エッジAI技術を活用した荷役時間管理ソリューション」の開発を進めています。
今回、2025年1月22日(水)~24日(金)に開催される「第4回 スマート物流 EXPO」へ参加し、SSS展示ブースにて本ソリューションを紹介いたします。
■展示会の概要
展示会名:第4回 スマート物流 EXPO
開催期間:2025年1月22日(水) ~ 24日(金) 10:00~17:00
会場 : 東京ビッグサイト ソニーセミコンダクタソリューションズ展示ブース S21-34
公式サイト:https://www.smart-logistic.jp/tokyo/ja-jp.html
■展示内容
本ソリューションは、物流業界の現場で可視化が困難だったデータをエッジAIセンシングテクノロジーの活用によって取得可能にすることを目的としています。SSSのAI処理機能を有するインテリジェントビジョンセンサー搭載小型カメラ(エッジデバイス)とエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS™」に、ヘッドウォータースのエッジAIに関する技術力を連携させて開発を進めています。
展示会では、本ソリューションを活用した下記内容の展示を行います。
・運送トラックのナンバープレート(車番)を検知/認識することで待機/荷役時間の自動取得を実現するソリューション
(実機デモンストレーション)
・トラック積載率の把握により、輸配送計画の高効率化や、混載便/空車便の有効活用による積載率向上を実現する
共同輸送サービスの普及に貢献するソリューション(パネル展示)
▲ゲート・バース車番認識の実機デモンストレーションの概要説明
■今後について
ヘッドウォータースとSSSは、「エッジAI技術を活用した荷役時間管理ソリューション」の実用化を早期に実現し、物流業界の業務効率化に貢献してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■参考情報
・プレスリリース:「AITRIOS™」を活用した視認検知ソリューションの導入支援サービスを開始 ~ コンビニエンスストア500店舗への導入支援を行いました ~
https://www.headwaters.co.jp/news/aitrios_convenience%20store_500.html
・プレスリリース:【ヘッドウォータース、ソニーセミコンダクタソリューションズ、AWL】ローソンで店舗DXに向けたエッジAI活用による実証実験を2023年3月~8月に実施 ~エッジAI技術を用いた棚分析や顧客行動分析がオペレーションの効率化を実現~
https://www.headwaters.co.jp/news/lawson_store_dx_edge_ai.html
・プレスリリース:ヴィレッジヴァンガードコーポレーションと協業を強化、ソニーの「AITRIOS™」とマイクロソフトの「Microsoft Azure」を活用したデジタルサイネージの実証実験開始
https://www.headwaters.co.jp/news/aitriosmicrosoft_azure.html
・プレスリリース:エッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS™」とインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を活用した、「SyncLectシリーズ」による企業のスマート化支援サービスを強化
https://www.headwaters.co.jp/news/aiaitriosimx500synclect.html
■商標について
AITRIOS、およびそのロゴは、ソニーグループ(株)またはその関連会社の登録商標または商標です。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.01.07 ヘッドウォータース、日本マイクロソフトと共催する「生成AIによるビジネス最適化:実践ワークショップ」を1月15日に神戸で開催
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下「日本マイクロソフト」)と共催する「生成AIによるビジネス最適化:実践ワークショップ」を1月15日に神戸で開催いたします。
■ワークショップの概要
ワークショップでは、生成AIの導入に向けて課題を抱える企業を対象に、生成AIとその活用方法について学ぶハンズオンイベントを開催いたします。イベントでは、生成AIの基礎からデータやアプリケーションと組み合わせたシステム構築例までご説明し、各企業に沿った具体的な生成AI活用のアイデアを考えていただきます。
日 時:2025年1月15日(水)13時~17時
会 場:Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobe
兵庫県神戸市中央区浜辺通5丁目1−14 神戸商工貿易センタービル 24F
※詳細および参加お申し込みについては、下記をご覧ください
https://micug.jp/event/aihack0115/
■生成AI分野における日本マイクロソフトパートナーとしての実績
ヘッドウォータースは、2016年に日本マイクロソフトとパートナー契約を結び、MicrosoftのAIサービスを活用した事業を開始して以降、様々なAIケイパビリティを高めてまいりました。Microsoft Azure のAIサービスを活用した画像解析や音声認識、Azure Machine Learningを活用した機械学習、Azure IoT Edgeを活用したエッジAI開発、そして2023年からは生成AI を積極的に導入して豊富な案件実績と先進的な事例公開、並びにAI活用支援サービスのラインナップも拡充しております。
生成AI分野では、Microsoft Azure (AI/App/DB/Security)で構成された生成AI基盤「SyncLect Generative AI」上で Azure OpenAI Service (※1)や Microsoft Fabric (※2)を連携させて、LLM(大規模言語モデル)・RAG(Retrieval Augmented Generation)システム開発やマルチモーダルAI Mobile App Copilot (※3)もサービス開始しており、 Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャAdvancedパートナー(※4)にも選ばれております。 また、伊藤忠商事株式会社や西日本旅客鉄道株式会社、株式会社ローソンなど、先進的な支援実績を数多くあげています。
こうした実績が評価され、マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞(※5)、またマイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得(※6)しております。
以上
※1:Azure OpenAI Service とは
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service
※2:Microsoft Fabric とは
Microsoft Fabric は、データ移動からデータサイエンス、データレイク、データエンジニアリング、データ統合、リアルタイム分析、ビジネスインテリジェンスまですべてをカバーする企業向けオールインワン分析ソリューションのSaaSサービスです。
Microsoft Fabric は、複数ベンダーのさまざまなサービスをつなぎ合わせる必要がなく、分析ニーズを簡素化し、生成AIを中心としたAI連携に優れています。 Copilot in Fabric では、自然言語を中心としたデータ分析を可能としています。
※3:生成AI搭載の独自モバイルアプリ開発支援を行う 「マルチモーダル AI Mobile App Copilot」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/multimordal_ai_mobile_app_copilot.html
※4:Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ賛同プログラムのAdvanced Partnerに認定されました
https://www.headwaters.co.jp/news/azure_openai_service_advanced_partner.html
※5:マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
※6:マイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning」 Specializationを取得
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_azure_ai_machine_learning_specialization.html
■商標について
Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されているイベントや製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
2025.01.06 ヘッドウォータース、 Microsoft AzureのNTT版LLM「tsuzumi」 を活用したAIエージェントソリューションの提供開始
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、Microsoft AzureのNTT版LLM「tsuzumi」を活用したソリューションの提供を開始しました。
■経緯
ヘッドウォータースでは、Azure OpenAI Serviceによる企業向けGPTサービスラインナップの拡充を行い、当社の技術力を生かした企業向けの生成AIならびにLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)、RAG( Retrieval Augmented Generation)システム、SLM(Small Language Model:小規模言語モデル)を使ったエッジAIなど、多くのソリューションを開発してまいりました。
昨今、生成AIの更なる活用において、「より日本語に強いLLMに対応させたい」、「国産LLMに対応させたい」といったニーズが発生しており、ヘッドウォータースではこのような声に応えるため、Microsoft AzureのNTT版LLM「tsuzumi」ソリューションの提供を開始しました。
■サービス概要
LLMを単なるQ&Aシステムではなく、人の代わりに業務を自律的に行うAIエージェントとして企業が有効活用するには、専門的な生成AIに関するデータチューニングやアーキテクチャ構築が必要になります。
ヘッドウォータースでは、これまでAzure OpenAI Service を使った生成AIに関するソリューションで培った専門的なテクノロジーをMicrosoft Azure 上の「tsuzumi」にも展開し、下記活用サービスを提供してまいります。
・業務ナレッジを追加するRAGシステム
・RAGの精度を上げるチャンキングや次世代RAGの活用
・業界用語などを取り込むファインチューニング
・ユースケースに応じたプロンプトエンジニアリング
・複数シナリオに対応するマルチAIエージェント
・情報抽出の信頼性を上げるファンクションコーリング
・コンタクトセンターシナリオのような音声対話エージェント化
・運用効率性を上げるLLMOpsやコスト効率を上げる生成AI評価の自動化
・継続的なサービス品質向上施策
■今後について
ヘッドウォータースでは、アライアンス戦略を中長期戦略の柱として掲げており、顧客企業ともビジネスパートナーになることで共に生成AI経済圏を拡大する取り組みを行っております。顧客企業のビジネスに生成AIを組み込み、相互送客することで生成AIがより身近で当たり前に利用される世界の実現に貢献してまいります。
以上
■tsuzumiについて
tsuzumiは、NTT研究所が約40年にわたって蓄積してきた自然言語処理技術をベースにした大規模言語モデルです。日本語と英語に対応しており、特に日本語処理能力に優れています。また、小型軽量、テキスト以外のメディアも扱えるマルチモーダル対応といった特長を備えています。
また少ないリソースでチューニングが可能なため、お客さま固有の業界・業務特化型生成AIとして利用が可能です。お客さまの細かな要件に対応することで、生成AIを活用した業務の効率化やビジネスアプリケーションを実現することができます。
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■RAG(Retrieval Augmented Generation)とは
Retrieval Augmented Generation(RAG)は、大規模言語モデル(LLM)と外部のデータベースや情報源を結びつけるための新しい技術です。外部の知識ソースを検索し、より強化した文章生成を行います。2024年から2030年にかけて世界のRAGの年平均成長率(CAGR)は44.7%で成長すると予測されています。
■SLM(小規模言語モデル)とは
SLM(小規模言語モデル)は、LLM(大規模言語モデル)よりもサイズが小さく軽量化された言語モデルです。高速なトレーニングと推論が可能で、リソース効率も高まり、コストパフォーマンスに優れています。また、リソースに制約のあるデバイスやエッジコンピューティングに適しており、セキュアで機密性が高いと言った様々な特徴があります。より小型となる言語モデルの可能性が生成AIカテゴリーで注目されており、小規模言語モデルの採用が増加しております。
■ファインチューニング(Fine-Tuning:微調整)とは
ファインチューニングとは、既に学習済みのモデルに新たな層を追加し、モデル全体を再学習する手法です。 モデルを再利用するため、一から学習するよりも短時間で少ないデータでモデルの構築が可能です。
■参考
・プレスリリース:マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html
・プレスリリース:Microsoft Fabricをデータプラットフォームとした 「Advanced RAG」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/gen_ai_microsoft_fabric_advanced_rag.html
・プレスリリース:Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャの Advancedパートナー認定について
https://www.headwaters.co.jp/news/azure_openai_service_advanced_partner.html
■商標について
Microsoft、 Azure は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp
■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp