オンライン診療
クラウドアプリ開発
オンライン診療をアプリとWebとクラウドで
実現するサービス開発を行っています。
オンライン診療とは
デジタル利用による診察
オンライン診療とは、医師-患者間において、情報通信機器を通して、患者の診察及び
診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リアルタイムに行う行為です。
農村部の環境、交通手段の欠如、移動性の欠如という距離のギャップを埋める期待で進んできた遠隔医療の領域は、COVID-19流行により再び注目を集めています。
最前線にいる医療従事者は、オンライン診療を行う事で、対面でやり取りする量を最小限に抑え、感染リスクを軽減するのに役立ちます。
クラウドが求められる背景
スケーラビリティ
明らかな課題の1つは、システムのスケーラビリティです。
ユーザーの数を数日ではなく数時間以内に対応可能なシステムスケールにすることが主な要件であり、クラウドベースのソリューションではこれに関する問題が少なくなります。非常に多くの新しいユーザーがオンボードでいるテレヘルスソリューションは、使いやすいツールであり、既存のユーザーのデバイス(コンピューター、スマートフォン、ノートブック、タブレット)から利用できる必要があります。
当社ではクラウドネイティブアーキテクチャを採用する事で、拡張性と柔軟性に優れたシステム開発を行っています。
運用コスト削減
クラウドコンピューティングの基本的な前提は、データストレージやコンピューティングパワーなどのコンピューターリソースのオンデマンドの可用性です。病院や医療機関は、ハードウェアやサーバーを購入する必要から解放されます。データのクラウドストレージに関連する前払いはありません。実際に使用するリソースに対してのみ支払うため、大幅なコスト削減につながります。
クラウドコンピューティングは、現在のところ望ましい品質であるスケーリングに最適な環境も提供します。EMR形式のレコードからだけでなく、大量のヘルスケアアプリやヘルスウェアラブルを通じて患者データが流入するため、クラウドベースの環境は、コストを抑えながら容量のオーバーホールを行ったり拡張したりするのに最適です。
オンライン診療クラウドアプリソリューション
ライブビデオコミュニケーション
WebRTC技術を用いて、患者と医療従事者の間で安全なリアルタイムの双方向コミュニケーションを実現します。
コミュニケーションを行いながら画像の共有やテキスト入力も可能で、問診票のような規定フォーマットを患者が入力して、リアルタイムでオペレータが確認する事も可能です。
デスクトップPC、スマートフォン、タブレットなど様々なデバイスで利用が可能で、患者の環境に柔軟に対応でき、高齢者の方でも扱いやすいように、1タップで診療開始ができるようなアプリケーションインターフェースを備えます。
医療従事者の管理機能
テレビ会議を行うだけでなく、呼び出し受付、患者リスト、診察記録、患者応対履歴、ログインパスワード発行など様々な機能を備えたWeb管理コンポーネントを提供できます。
PHI (Protected Health Information: 保護されるべき医療情報)に関しては、データ保持をさせず、医療情報システムと明確に分離させる事で、不正アクセスへのリスクヘッジとし情報管理を行う事ができます。
コールセンター切り分け
コールセンターへの双方向通信も可能としており、オペレーターに診察内容の確認を行った後にドクターへのライブビデオに切り替えを行います。
医療コールセンターのオペレーターは、ケアの調整、フォローアップコールの作成、訪問のスケジュール、オンコールの医療スタッフへの連絡、紹介の管理を行うことができます。
ゼロダウンタイム
患者の増大によるアクセスが増えることによるサーバーダウンや、システムメンテナンスによるシステムの計画停止は、医療現場と患者においてクリティカルな問題となりえます。
当社では、サーバレスアーキテクチャやイミュータブルインフラストラクチャ、Kubernetesコンテナオーケストレータ―を利用する事で、ゼロダウンタイムを実現するインフラストラクチャの設計構築も行っています。
セキュリティ
医療におけるクラウド導入への最大の障害は、それに関連する潜在的なセキュリティリスクです。患者データは本質的に機密であり、クラウドでホストされる医療データは外部の脅威から保護する必要があります。
当社では、コード認証/生体認証の多要素認証、データの暗号化、ディープセキュリティ導入、アクセスの為のセキュリティキーなどを施し、機密の患者データの保持先を切り分けるような構成を整え、セキュリティ対策を打っております。