スマートシティ
デジタルソリューション開発
スマートシティモジュール、スマートシティアプリケーション、データプラットフォームのご紹介。
スマートシティとは
都市インフラ×デジタル化で
住みやすい街に
スマートシティは、デバイス、建物、交通、輸送、公共事業など都市機能から収集されたデータにデジタル処理を施し、市民にとって利便性のあるサービスに返還する事で、住みやすい街づくりを目指す取り組みです。
情報通信技術と、IoTネットワークに接続されたさまざまな物理デバイスを統合して、都市の運用とサービスの効率を最適化し、政府と市民の接点を増やします。
高速通信を実現する5Gネットワーク、自動運転に代表されるモビリティやセンシングIoT、ロボティクス、エッジAIなどの技術発展と、日本国内のデジタルガバメントに対する機運によって社会実装フェーズに移行しつつあり、Society 5.0 の実現に向け官民連携して様々な取り組みが始まっています。
日本のスマートシティプロジェクト事例は
スマートシティ官民連携プラットフォームで詳しく紹介されています。

スマートシティの主な都市機能
スマートシティは、3つのサービスドメインに大別する事ができます。
・SMART ECONOMY
スマートインダストリーは、職場や工場におけるIoTを統合させ、状態モニタリングや自動制御、産業用ロボットの活用に寄与します。
スマートモビリティは、自動運転、カーシェアリング、配車サービス(e-hailing)、スマートパーキングによる空き駐車場の案内、インテリジェントな信号による渋滞緩和や待ち時間の減少を行います。
・SMART SOCIETY
スマートガバメントは公共サービスをデジタル化し、
スマートヘルスケアは病気予防や健康管理を行います。
・SMART ENVIRONMENT
スマートグリッドは、ビルの管理自動化や都市の照明を自動化してエネルギー効率の最適化を行ったり、ピーク需要の平準化、停電後の迅速な回復を行います。

スマートシティ開発ソリューション
データプラットフォーム
渋谷区都市データ連携基盤
渋谷区では、渋谷駅周辺地区の空間データ一元化による空間活用の促進と多様な主体を巻き込んだ協業型まちづくりの実現に取り組んでいます。
渋谷区が実施した「渋谷区都市データ連携基盤(都市OS)・実装委託事業者選定に関する公募型プロポーサル(提案)」に対し、ヘッドウォータースは「Microsoft Enterprise Accelerator GovTech」のパートナー(※1)として蓄積した官公庁DXの知見や技術力を生かし、日本マイクロソフトと連携して「データ連携基盤/空間利用サービスの設計・構築・マネジメント」を提案、委託事業者に選定されています。

デジタルツイン
デジタルツインとは、センサーをはじめとしたIoT機器などデータソースからのリアルタイムデータを利用して現実世界の環境をデジタル モデルで表現したもので、主にスマートファクトリー、スマートマニュファクチャリング、スマートコンストラクションで注目される技術です。
デジタルツインの概念はスマートシティの域に入り、都市の行政や都市計画者が都市空間全体からのデータ統合、データモデリング、データ可視化(2D,3D,Analytics)、一括集中管理により、都市計画の意思決定を支援する事ができます。

都市OS
都市OSとは、都市が変わっても互換性が効くように共通化された機能の集合体で、共通システム基盤、共通データプラットフォーム、共通のAPI連携、共通のコンポーネント(機能群)を指します。
これにより、市民は引っ越しや移転をしても以前のスマートシティサービスを受ける事ができ、自治体はそれぞれデジタルサービスを個別に開発せず、既に保有している共通部品を使う事でサービス展開を容易にします。
当社では、自治体で導入が先行しているオープンソースIoTプラットフォーム「FIWARE」の対応も行っております。

スマートシティポータル
共通IDを利用した
スマートシティポータル認証基盤
地方自治体におけるスマートシティ戦略やGovTech領域において、住民がログインするサービスとID管理にAzure ADを利用した認証基盤を構築し、自治体の取組に賛同する民間企業のデジタルコンテンツをシングルサインオンで連携します。
全てのDXサービスを自社だけで構築するのではなく、協業関係にある外部企業のサービスと共通IDで連携させるIDプラットフォームを用意する事で、余分なリソースを抑え、デジタルサービスを早期に立ち上げる事ができます。

スマートモビリティ&ストア
AZLM Connected Store
「AZLM connected store」は、アパレル、服飾雑貨、インテリア雑貨、食品、コスメなど約200~300種類の商品を揃える期間限定の「新たな気づきをもたらす」をテーマにした体験型店舗です。
「Amazon Pay」を活用したボイスコマース体験や、スマートフォン・スマートスピーカーによる商品説明、 自走型のパーソナルロボット「temi」によるリモート接客など、時代にマッチしたサービスを提供します。
完全キャッシュレスの支払いを実現し、スマホひとつで気軽にショッピングを楽しめる上、大きな商品は自宅への発送も可能です。
URL:https://www.headwaters.co.jp/service/dx/azlm_connected_store.html
MaaSモダンアプリケーション開発
GIS/人工衛星データ活用アプリ開発
MaaS(Mobility as a Service:サービスとしてのモビリティ)は、様々な形式の交通・輸送・移動におけるデータを統合し、アプリケーションを通してモビリティデータへ簡易的にアクセスできるサービスの総称です。
当社では、人工衛星データやGISデータ、オープンデータ、気象や災害データ、SNSからの投稿データを駆使したモビリティデータバックエンドシステムと、それらのデータを参照するWeb/アプリのクロスプラットフォームアプリ開発を行っています。

スマートモビリティ棚卸
自動飛行+画像解析
当社では、ドローンによる自律飛行と自己位置補正技術、ドローンカメラによる画像解析を活用することで、倉庫における棚卸作業自動化を行っております。
段ボールの箱数と外箱からの製品画像認識、飛行中の障害物検知、エリア周回オートパイロット、陸用ドローンと固定カメラを連携させた画像認識、区画航行ルート設定などをWeb管理画面上からすべて行う事が可能です。

コンピュータビジョン
物体検出
画像情報は多くの情報を含んでいますが、画像や映像の認識場面で多いのは、
背景と認識したい物体を切り分けたいパターン、複数物体が映り込んでいるパターン、特定領域にフォーカスしたいパターンです。
このようなシチュエーションの場合は、物体検出を行う事で、「その画像には何が映り込んでいるのか」をそれぞれ判断する事ができ、
判断したい画像部分にフォーカスを行います。
物体検出にはディープラーニングを応用し、ライブラリにはDarknetやOpenCVを使用。
アルゴリズムはSSD、YOLO、R-CNNを使うケースが増えてきています。

スマートID+ペイメント
顔認証決済プラットフォーム
SyncLectにディープラーニング技術を応用した顔認証エンジンを搭載し、キャッシュレス決済連携を行う事で顔認証決済を実現しております。
当サービスによりユーザーはスマートフォンや財布を持たず、アフターコロナ時代においても安心してお買い物を行う事ができます。
セキュリティ向上の為に、多要素認証とディープラーニングを用いた攻撃検知エンジンを採用し、当サービスのセキュリティレベルを高めております。また、サービス利用時のレスポンスタイム向上の為に、画像自動サイジングと独自の顔照合モジュールの実装を行っております。

プライバシーエッジカメラ人流解析
エッジカメラでリアルタイム混雑解析
Comieru Live
当社では、エッジAIカメラで来店客のプライバシー領域を自動マスキングし、レジ前や売り場の混雑状況を視覚的に混雑状況が可視化できるソリューション「comieru Live」を提供しています。
来店客のプライバシー情報をインターネットに上げることなく、来店前、来店中のお客様が、スマートフォンやデジタルサイネージ上から、エリア内のどこが空いているのかを直感的に確認することができ、お買い物に立ち寄る場所の計画を立てやすくしています。

スマートヘルスケア
オンライン診療クラウドアプリ開発
当社は、企業向けにオンライン診療クラウドアプリ開発を行っております。
患者と医療従事者とのライブビデオコミュニケーション、コールセンター切り分け、診察記録などの医療従事者向け管理機能、サーバーを落とさないインフラストラクチャ構成、センシティブな医療データや個人情報取り扱いの為のセキュリティ対策を網羅したクラウドアプリケーションを提供しています。

無人店舗モデル
デジタル接客とIoT
「ローソンクルーあきこちゃん」のロボット化と、ロボットコンテンツ開発の技術協力を行いました。
ローソンあきこちゃん仕様の外観を用意し、ロボットが動きを織り交ぜつつ音声で、LINE公式アカウント連携型クーポンのご紹介を行っています。
LINE Beaconでクーポンのお知らせPush通知をユーザーのスマートフォンに飛ばし、QRコードを読み取らせるだけで、実際のローソン店舗で使える割引クーポンを発券します。
当社では、未来の店舗向けに画像解析とIoT連携など様々な取組を行っています。

スマートシティ・クラウドネイティブ
自動拡張・自動冗長
デジタルガバメント領域において「サーバーダウン」や「サービス停止」「障害発生」に対する懸念は大きい課題となります。
クラウドネイティブは、インフラストラクチャの作成と更新・デプロイを自動化する事で、細かな更新やアップデートを可能とし、サービス運用中でもサービスを止めることなく機能追加が可能。
自動スケーリングに優れ、アクセスが集中した場合でもサーバが落ちる心配を減らし、
障害が発生した場合でも、優れた回復力でユーザーにサービス停止を感じさせない事ができます。

ハイブリッドクラウド
自治体では、条件付きでパブリッククラウドへの規制緩和が行われたものの、自治体内部のサーバーでしか扱えないデータも残り、ITインフラにおける課題が多く残ります。
クラウドネイティブではコンテナオーケストレータによりオンプレミスサーバ、プライベートクラウド、ハイパーコンバージドインフラ、パブリッククラウドの垣根を超えたITインフラ構成を可能とします。
更に、IoTデバイスとエッジデバイスの垣根も超えたハイブリッドクラウド上にアプリケーションを構築し、一括集中管理も行う事ができます。

サイバーセキュリティオプティマイズ
スマートシティやIoTにおけるサイバーセキュリティの懸念は日増しに大きくなっています。
当社では、IoTデバイスのマイコン、OS、ネットワーク、API、Webの各階層におけるサイバーセキュリティテクノロジーを活用し、クラウドベースのキャッシュレス決済(PCI DSS準拠)の基盤を構築するなど、用途と目的における最適なサイバーセキュリティ対策のご提案を行っています。

DevOpsアジャイル開発
COVID-19の流行により、リモートワークが叫ばれる中、ソフトウェア開発プロジェクトにおいてもリモートでの開発体制と管理手法を早急に構築する必要があります。
開発プロジェクト管理基盤をAzure DevOpsに移行する事で、リモートワーク時における管理ツールを一つにまとめ、ビジネス部門を巻き込んだコラボレーションを促進、生産性の高い開発を実現する事ができます。
当社では、デジタル開発者が必要な企業向けにAzure DevOpsを活用したリモートエンジニアリング体制を構築しており、スキルシェアリングやDevOpsオンボーディングを行っています。
