Microsoft
Power Automate
カスタム開発
Microsoft365利用企業の業務効率を上げる
ワークフロー自動化。
Microsoft Power Automateとは
Microsoft365の
ワークフロー自動化ツール
Microsoft PowerAutomateは、繰り返される業務プロセスの自動化を行うMicrosoft365によるローコードプラットフォームサービスです。
レガシーなオンプレミスのソフトウェアとSaaSアプリケーションを横断したワークフロー自動化を設定することができます。
例えばビジネスプロセスを自動化、タスクのリマインダーを自動送信、システム間でビジネスデータの移動、約300のデータソースと公開APIの接続、Excelによる計算などのタスクを自動化、承認ワークフローの自動化が可能です。
モバイル用アプリもあるので外出先から承認を行ったり、ワンタップでフローを起動する事も可能です。
Microsoft Power Automateの特徴
多くのフロータイプ
Microsoft Power Automateは、3つのフロータイプに大別されます。
「クラウドフロー」:
電子メール受信やチャット通知などのイベントで起動する自動フロー、手動で開始ボタンを押し自動化を開始するインスタントフロー、毎日のアップロードなどタイムゾーンを予め指定して自動化を行うスケジュールフローの総称です。
「ビジネスプロセスフロー」:
CRMの顧客ステータス変更に伴う転記作業の自動化、上長に対する承認作業の自動化、注文を送信する前に請求書の承認を得る自動化など、分岐と承認が必要なフローです。
「デスクトップフロー」:
マウスクリック、キーボード入力、コピー&ペーストなど画面を記録して再現するRPA機能フローです。
これらはMicrosoft Teams、SharePoint、Dynamics365、Power Apps、Power BIなどと簡単に連携する事ができます。
豊富なテンプレートで
はじめやすい
Microsoft Power Automateは、2300を超えるテンプレートがあり、IFTTTやZapierのように数クリックで自動化の設定が可能です。
Outlookの添付ファイルを自動的にOneDriveへ保存する、Formsの回答をSharePointに記録する、上司に休暇申請の承認を要求する、Salesforceで受注したら共有する、AdobeSignやDocusignに署名があればステータス変更をかけるなどの30を超えるテンプレートがあり、営業部門やマーケティング部門、人事・広報・総務などが自身でアプリケーション開発を行えるヒントを多く持っています。
Excelで管理している業務はどんどんPower Automateを使ってワークフロー自動化をしてみましょう。
Power Automate Desktopによる
画面操作を記録するRPA機能
Microsoft Power Automate Desktopは、ユーザーが操作するデスクトップ上の動き(クリックやテキスト入力)を録画のように記録し、その動きを再現させる事ができます。
いわゆるUIPathやAutmation AnywhereのようなRPA機能を有しています。
一見難しそうに見えますが、デスクトップの動きから自動的にフローを作るので誰でも簡単に扱う事ができます。
Windows10ユーザーであれば追加費用なしで利用でき、難しい事を考えずにより直感的にワークフローの自動化設定が行えます。
デスクトップアクションには、マウスやキーボード操作、ファイルやフォルダの操作、Webオートアクション、メールの操作やメールデータ取得、PDFから画像やテキストの取得、AWSやAzure操作、コグニティブ認識操作(Google,Microsoft,IBM)、ActiveDirectory操作などがあります。
Power Automate Process Advisorによる
プロセスマイニング機能
Microsoft Power Automate Process Advisorは、Power Automateのプロセスマイニング機能で、ワークフローを視覚マップで可視化し、ボトルネックとなるフローのインサイトを提供します。
Power Automate Desktopレコーダーを利用し、記録を比較する事でプロセスを分析。記録したフローの視覚化はPower BIによって自動的に視覚化(プロセスマップ化)され、フロー完了までのプロセスKPI、アクティビティイベントと所要時間、レコードした元ソースを一元表示する事ができます。
アプリケーション分析と分析ダッシュボードは、最適なフローとアクティビティを示し、使用するコネクタを自動的に推奨にしてくれます。これらのガイドを利用することでクラウドフローが簡単に作成でき、ユーザは最も重要なことに必要な時間を取り戻す準備が整います。
当社について
Microsoft Solution Partner
Data&AI/Digital &App Innovation取得
当社はAzure PaaS開発、クラウドネイティブ、マネージドサービスの提供を行っております。
Microsoft Solution Partnerとは、日本マイクロソフトが提供する「Microsoft Azure」の展開において、優れた技術力、専門性、販売実績を証明する称号です。
当社では、Azure Active Directory、Azure Container、Azure Data Factory、Azure Storage、Azure SQL Database、Azure AI、Azure DevOpsを使ったソリューションを多く提供しており、
Power PlatformのカスタムにAzureソリューションを組み合わせた開発を行っております。
Microsoft365アプリの有効活用
Power Automate活用を検討される法人顧客はMicrosoft365ユーザーでもあり、できるだけノーコードで業務部門がデジタル活用できる環境を望まれています。
その為、当社ではPower Automateと親和性の高いMicrosoft365アプリのDX化対応プランニングも行っています。SharePoint、OneDrive、OneNote、Microsoft Teams、Microsoft Forms、Planner、Microsoft To-Do、Project Online、Excel Online、Word Online、Outlookは標準のコネクタで機能提供されており、Microsoft365利用ユーザーであれば日々の業務で扱っているデータを利用する事が可能です。
Power Automate 事例
経済産業省
Gビズフォーム
経済産業省では、日本マイクロソフトが提供するローコーディングツール(Microsoft Power Platform)を利用して、中小規模の簡易な行政手続等、アプリケーション開発するための環境(Gビズフォーム)を構築することで、行政手続のデジタル化を進めています。
そのような状況下で、ヘッドウォータースでは、工業用水道事業に関する許可申請等について、オンライン申請手続きを可能とするアプリケーションをGビズフォーム上に開発し、ユーザ向け研修や運用支援を行っています。
力の源ホールディングス
Power Platform DXプラットフォーム
ヘッドウォータースは、力の源グループのAI/DXコンサルティングを手掛け、「Microsoft 365」をフル活用したDXコミュニケーションプラットフォームの構築支援を行いました。
「Microsoft Teams」インターフェースから各業務部門が独自に業務プロセスをICT化する「Power Platform」と連携し、自然言語認識を利用したAIチャットボットやリモートワーク向けセキュリティ、部署単位での情報配信、教育ナレッジ動画配信、稟議・承認ワークフロー自動化、業務データ一元化などを行います。
商社様
反社与信チェック自動化
法人顧客が契約している反社チェックSaaS(日経テレコンetc)で企業情報検索を行い、コンプライアンスチェック結果を担当者へ連絡するまでの処理を自動化しました。
DX化支援としてチャットツールを選定・導入し、反社チェックのチャットグループにメンバーから依頼があると自動的に検索・判定・結果の処理を行います。
SaaS提供会社様
請求書作成自動化
BtoBのWebサービスを提供するSaaS提供企業において、Web上の請求書雛形データに発注書のデータを移し替え、PDF化する一連の作業があり、ユーザー数増加に比例して請求作業工数も多く取られていました。
当社では、Power Automateフローをご用意した上で、一部の非機能要件がPower Automateだけで解決できなかった為、VisualStudioによる開発を組み合わせご提供しました。
IT企業様
稟議申請承認作業自動化
IPO企業において、上場準備期から契約書類や稟議申請におけるチェック作業と承認フローが増え、現場負担が大きくなっていました。
そこで当社では、Microsoft Formsで稟議申請フォーマットを用意し、Microsoft Teamsで稟議申請のお知らせを行い、TeamsBotで上長承認、監査役承認、管理本部へのステータス変更通知を行い、SharePointでファイル管理を行うビジネスプロセスフローを作成しました。
地方銀行様
新規融資先チェック自動化
地銀様ではアプリケーションに利用するデータソースがSAPやイントラネットに格納され、簡易的にDX体験ができない事がありました。 当社では、スモールスタートを実現する為に暫定的にSharePointのデータソースからPower AutomateでMicrosoft Teams連携を行いチャットインターフェースで完結する新規融資先検索とチェックを行うTeamsアプリを開発しました。オンプレミスデータゲートウェイとプレミアムコネクタで社内イントラネット連携のロードマップを作成し、Power Platformオンボーディングを行っております。
大手建設会社様
見積チェック自動化
建設会社様では発注業務のチェック処理に時間が掛かっていることと、人によってチェックの精度がバラバラだったことから、見積書チェックを自動化するところからプロジェクトを開始しました。 業務分析フェーズにて業務を見える化し、既存利用のワークフローシステムと連携した自動化を構築。 AI-OCRによる見積書の読み込み後、60を超える見積項目を自動でチェックし次の承認者へ承認依頼通知を出します。一部の自動化はSeleniumも活用しております。
Excel集計自動化
マクロ運用リプレース
Power Automateを検討されるお客様で一番多いケースが「脱・Excel」となります。
Excelで管理していた購買管理、人材募集管理のような社内アプリケーションをPower AutomateとPower Appsで構築したり、店舗の売上集計時に本部が各店舗Excelデータを集計する作業における負担減に繋げたりするほか、スプレッドシートで管理しているWeb記事コンテンツをSalesforce Pardotに繋げてメルマガに利用するなど「Excel2.0」の利用シーンが多くございます。
Power Automate ソリューション
Common Data Model
Dataverseデータ整備
企業内で利用している複数のシステムとアプリケーションのデータを統合させようとした場合、システム間にサイロ化(空洞化)が生まれており、うまく進まない事が多くあります。
Common Data Model(CDM)は、ビジネスおよび分析アプリケーションで使われる一般的なデータスキーマを採用しており、あらゆるアプリケーションでデータの共通化を可能とします。
当社では、Common Data Modelに沿ったMicrosoft Dataverseのデータエンティティの整備支援から、拡張エンティティ構築、Azure Data Factory/Azure Data Lake Storage Gen2との最適化支援を行っています。
AI Bulider
カスタムAIモデルフロー構築
AI Builderは、データサイエンスのスキルを必要とせず、AI機能を呼び出して使うMicrosoft Power Platform機能です。
すぐに利用できるモデルとして名刺リーダー、カテゴリ分類、感情分析、言語検出、テキスト認識モデルがありますが、フォーム処理モデル、予測モデル、物体検出モデルなどはビルドとトレーニング、Dataverseの準備などが必要になります。
当社では、AI Builderを利用して画像認識やOCR機能付きのフローをご用意し、認識した内容によりフロー分岐を行うなど、少し凝ったフロー構築のご支援を行っています。
Center of Excellence対応
Microsoft Power Platform Center of Excellence (CoE) は、Power Platformの管理/監視に関する機能が設けられています。
RPAで一時期問題となった「野良ロボット」のように、企業で運用するのであれば、管理・統制を行わないと、問題が起こる可能性があります。よって、いつどのようなフローが動いていて、エラー発生時にどうすれば良いか、社内データが漏洩するリスクのあるフローが作られていないか(データ損失防止ポリシー)を一元的に管理する必要があります。
当社では業務部門にPowerPlatformをオンボーディングすると共に、管理者向け・情報システム部門向けに必要な環境とナレッジを提供しております。
PowerPlatform
ワークショップ
Microsoft365を利用している企業様でローコードプラットフォームによるDX施策を検討しているものの、PowerPlatformについて詳しくないから一回触ってみたい、学びの場が欲しいと言う声も多くございます。
そこで当社では、初学者を対象として、日々の業務の効率化を目指した半日ハンズオン型のワークショップを個社向けに提供しております。「Power Platformとはなにか?」「Power Automateで何ができるのか?」を実際に体験して頂く支援を行っています。
ワークショップ資料DLはこちら
Microsoft365で備品管理
Circurental(サーキュレンタル)
Circurentalはバックオフィス業務の備品管理や物理資産管理に特化したSaaSです。
企業で管理しているスマートデバイスや書籍、鍵などを貸し借りする際に、
「誰が」「何を」「いつ」貸出しているかを管理する必要があります。
Circurental for Teamsでは、Teams上で「端末について質問する」と、空き状況などをCircurental Botが回答してくれるようになります。
365稟議承認サービス:
SyncLect Flow(シンクレクト フロー)
SyncLect FlowはMicrosoft Teams上で申請・承認作業が完結できるサービスです。
稟議を起票してMicrosoft Teams上のSyncLect Flowに送信するだけで、TeamsBOTが承認者に対して申請処理を行い、承認作業は1クリックで完了します。
Microsoft 365アカウント連携で氏名や部署の入力の手間を省き、複数承認や並行承認が可能です。
Power Virtual Agents
Power Virtual Agentsは
ノーコードでボット構築を行うPower Platformサービスの1つです。
ワークフローの代わりにトークシナリオフローを準備する事で、誰でもチャットボットを構築できます。
当社では、Power Virtual Agentsのオンボーディング支援、Microsoft Teams上で動く業務ボット構築、AI機能を取り入れたAzure Bot Service +QnA Makerのようなカスタムも行っています。
企業向けGPTモデルを提供する
Azure OpenAI Serivce
当社では、以前よりMicrosoft Azureを活用した自然言語認識やクラウドコンピューティングと当社の技術力を活かしたAIシステムを企業向けに提供してまいりました。「Azure OpenAI Service」の導入によって、自然言語理解とテキスト生成の両面で今までよりも最適化されたAIシステムを提供することができます。
ChatGPTでも利用されているGPT-3文章生成モデルを「Azure OpenAI Service」からCognitiveAPI(RestAPI)とすることで、ChatGPTでも利用されている「GPT-3モデル」をPower Automateに組み込んだカスタム開発が可能です。
共同チーム体制による
リモートスクラムスタータープラン
法人顧客から一番多い要望は、「DevOpsを取り入れたい」と言う要望です。
当社でPower Platformの試行開発プロジェクトやビジネスフィットをAzure DevOpsによるリモートエンジニアリングで共同管理を行っており、その知見をAzure DevOps上でオン・ザ・ジョブによるシェアを行います。
Microsoft Graphによる
Microsoft365データ連携ソリューション
Microsoft Graphは、Microsoft365のデータとインテリジェンスにアクセスするAPI群です。
Outlookの連絡先に貯まるユーザー情報、Sharepointに貯まるファイル群、よくコラボレーションを行うチーム、会議の回数から働いてる時間まで様々なデータを取り出す事ができます。
それらを対話型のデータ視覚化BIツール「Power BI」で可視化をする事で、様々な観点での現状分析・業務負担の可視化を行う事ができます。
Azure AD統合開発
Azure Active Directory (Azure AD) は、Microsoftが提供するクラウドベースの ID およびアクセス管理サービスです。
組織はAzure AD を使用して、従業員やゲストなどのユーザーが、必要なリソースにサインインしてアクセスできるようにします。
当社では、Microsoft365利用企業向けの業務アプリケーション開発にAzureAD統合を行っており、多要素認証/シングルサインオンだけでなくセキュリティ対策に強化されたオンプレミスActive Directory LAPS(Local Administrator Password Solution)連携アプリ開発なども行っております。
Microsoft Teams
独自カスタムアプリ開発
当社では、Microsoft Teamsの独自カスタムアプリ開発を行っています。
チャット上のデータから自然言語認識を活用したチャット傾向可視化ソリューション「ChatAnalyzer」や、IoTデータや利用データログの可視化を行う「SyncLect Lamberjack」と言ったソリューションも提供しています。