開発事例多言語対応Pepperアプリ

                    

インバウンド対策向け多言語対応Pepper施設案内アプリを開発し、 「秋季フードコンベンション2015」マーケティングテクノロジー最前線ブースにて活用されました。

株式会社日本アクセス主催の展示会「秋季フードコンベンション2015 inインテックス大阪」(7/16(木))、「秋季フードコンベンション2015 inさいたまスーパーアリーナ」(7/22(水)、7/23(木))におけるマーケティングテクノロジー最前線ブースにてアプリ提供を行いました。
                    
展示会の特徴として、全国各地の小売企業が一堂に会する為、 小売企業の課題の1つである「海外観光客対策」にフォーカスし、 多言語対応するPepperフロア案内アプリを開発致しました。

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Pepperの役割

呼び込み

Pepperの現場検証を様々行っている当社ですが、Pepperはとにかく浮遊客の足を止めるのに優れています。

会場の環境によって変化はしますが、Pepperは背が低い為、ただ置いてあるだけでは、気付かれない事も少なくありません。

呼び込みモードでは、身振り手振りを大きく滑らかに行い、アクションに音声を重ねる事で、存在感をよりアピールする事ができます。



            
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インフォメーション


今回、Pepperは会場入口のすぐ近くに設置されており、来店されたお客様に挨拶を行った後、会場案内を行っております。

また、地下1階から3階までのそれぞれの フロアガイド役もタブレットの操作画面を押す事で案内をしてくれるようなアプリになっております。

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複数言語対応


実際の海外観光客を想定して、ネイティブでの英語のコミュニケーションができるアプリを開発しました。

インフォメーションにおいては、小売企業様から要望の多かった中国語、韓国語にも対応しており、タブレット画面上にあるボタンを押す事で各言語を切り替えるような仕様となっております。

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実施してみての振り返り

   

オペレーションの工夫

実施してみた結果、Pepperに対する客のアクションとして多いのは、話しかける、写真撮る、握手を求める、が圧倒的に多く、そのアクションにPepperがうまく反応しない場合、楽しさが半減してしまいます。

そこで、Pepperに搭載されているタッチセンサーを隠しコマンドとし、写真を撮るなどのアクションの起動スイッチを複数用意しておくことで、横にいるスタッフが客のアクションに合わせてアドリブを利かせられるような修正を施しました。

Pepperの定常運用において、当初想定したアプリを動かすだけでなく、現場に合わせた修正を早期に取れる事が、お客様に支持される手法の一つになると感じています。

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