店舗活用事例ウィルプランニング様



NINJA SHINJUKU(東京都新宿区西新宿1-11-11 河野ビル1F&B1F)のグランドオープンに合わせ、エンターテインメント忍者ロボットアプリを開発しました。

株式会社ウィルプランニングが運営するNINJAは、 赤阪、ニューヨーク、京都と展開している、隠れ里や忍者屋敷を再現した、高級エンターテインメントレストランです。

外観、内装、小物、スタッフと徹底的に細かい演出を行っており、「戦国時代から受け継がれる都忍者衆の忍者屋敷」をコンセプトに、  料亭YASHIKIでは国産にこだわった食材を使い、秘伝の石窯で炊き上げた新和食を提供。 上級忍者による「忍術」の披露など、国内外から訪れる観光客をもてなす忍者世界を楽しむ仕掛けが盛り沢山です。

NINJA_pepper6.jpg

店舗基本情報

店舗名:NINJA SHINJUKU

住所:東京都新宿区西新宿1-11-11 河野ビル1F&B1F

(JR新宿駅 西口より徒歩5分。ヨドバシカメラ新宿西口本店マルチメディア館北館ウラすぐ・ スターバックスコーヒー新宿西口店向かい)


営業時間:
LUNCH 11:30am(Open) - 1:30pm(Last Entry) - 3:00pm(Door Close)
DINNER 6:00pm(Open) - 8:45pm(Last Entry) - 11:00pm(Door Close)
BAR 6:00pm(Open) - 2:00am(Last Entry)


ご予約・お問合せ電話番号:03-5545-8099

Webサイト: http://ninjaworld.jp/shinjuku/


2017-11-02_200958.jpg

NINJA_syuriken.jpg

「Pepperではなく忍者」



今回のPepperは、「Pepperらしさ」をとことん減らし、「忍者らしさ」をとことん追求したUXです。

Pepperはキャラクター性が非常に強い為、コンセプトのある店舗とぶつかってしまう恐れがあります。 そこで、動き、声の早さ、声のトーンをフルチューニングし、忍者型ロボットのUXを追求しました。

声の低さを限界まで落としてしまうと、声が割れてしまう為、声が割れないギリギリの範囲でのチューニングを施しています。

忍者ロボットが秘伝の術を用いると、秘密の扉が今、開き出す・・・

NINJA_pepper9.jpg

<客層に合わせたおもてなし>



多くのPepperアプリが単一シナリオになりがちですが、今回のアプリでは、

・予約情報などから、日本語/英語/中国語と切り分けて言語を変える
・カップル層、ファミリー層など来店グループ情報を切り分けて、話す内容を変える
・お客様の動きに合わせて話す内容が変わる
・秘密の発話パターンも複数用意

と、計63パターンのシナリオを用意し、飽きが来ない設計を行いました。

NINJA_pepper_andperson2.jpg

<開店以前からの参画>

今まで多くのPepperは既存店舗に合わせて持ち込まれるものですが、今回のプロジェクトでは、内装工事前から参画し、忍者ロボありきでのレセプション空間をお客様と共に作って行きました。
店の作りそのものが、ロボットと連携する様々な演出が可能となり、来店客に今までのPepperでは無いサプライズを与える作りになっています。

コンセプトのある空間にする為、開店前、招待客のみのプレオープン時と、多くのブラッシュアップを行い、「店舗一体型ロボットエンタテイメント空間」を作り上げました。

NINJA_pepper_before.jpg

<今までとは全く違うPepperの挑戦>

その空間とコンセプトに見合うロボットとは



今回のアプリで挑戦したのは、今までとは全く違うアプローチのロボットUXです。

1つ目は、Pepperを置きたいのではなく、忍者を配置したいと言うコンセプト。
2つ目は、開店以前に構想レベルから参画することで共に「忍者ロボットとは」を創造し続けた事です

この経験から、店舗オープン前からの企画を、実際の形に落とし込み、他に置いてあるPepperには無い、独自性のあるロボット体験を作り上げる事に成功しました。

NINJA_pepper11_2.jpg