ビデオ通話
WebRTCアプリ開発
ビデオ通話/ビデオチャット
WebRTCの統合カスタム開発を行っています。
ビデオ通話/ビデオチャットが求められる背景
デジタルでも対面コミュニケーション
ビデオ通話は今日のコミュニケーションに欠かせない要素となっており、ミレニアル世代の間で過去3年間定期的なライブビデオの使用が175%以上増加しています。
そのため、ビデオチャットアプリの人気は急速に高まり、ビジネスだけでなく個人的な使用も増えています。
さらに、ビデオ会議のビジネス利用については、2019年の調査によると、クラウドベースのビデオ会議アプリケーションのニーズに対する増加を報告する可能性があると述べています。
COVID-19の猛威により、世界的に外出自粛となった現在、更にデジタルによるFace to Faceのコミュニケーションが求められています。
WebRTCとは
Web技術を使った
双方向コミュニケーション通信
WebRTC(Web Real-Time Communication)は、APIと通信プロトコルを備えたオープンソースのフレームワークであり、ピアツーピア接続を使用してリアルタイム通信を実現します。
WebRTCは、Googleの開発者によって開発され、ほとんどのWebブラウザで承認されています。
現在、WebRTCはWebチャットやWeb会議における最も有名なテクノロジーのうちの1つになっており、Google Hangout/Duo,Slack,Skype,Facebook Messenger,FaceTime,Discord,WhatsAppなどオーディオとビデオの多目的な双方向通信の使用例があります。
ビデオ通話/ビデオチャット
カスタムWebRTCソリューション
企業毎のプライベートWebRTC
当社ではオープンソースのネイティブWebRTCライブラリとフルスタックWebRTCツール(
Azure Communication Services,Agora.io,Twilio,Skyway,Vonage)を使用して企業毎にプライベートWebRTCを構築し、ビデオ通話/ビデオチャットを利用可能にしております。
最も企業が気にするのはセキュリティの側面であり、特にオンライン診療アプリなど個人情報データの取り扱いをセンシティブに考える場合、プライベートWebRTCは有効な手段です。
またビデオチャット利用ログを自社の保有する顧客情報サーバに蓄積したいというニーズにも最適な方法となります。
IP制限(プライベートネットワーク化)も行う事ができるので、地方自治体や病院などのネットワークに制限があるロケーションでも活用頂く事ができます。
ビデオチャット+課金による
課金型Webサービス構築
なぜZoomなど無料で使えるビデオ通話を使わないのか?の理由の一つに、
ビデオ通話サービスの利用では独自課金ができない事にあります。
企業が提供するサブスクリプション型やワンタイムペイメント型のWebサービスに、ビデオコミュニケーション機能を追加するサービス開発が必要になります。
当社では課金型Webサービス構築用コンポーネントを保有しており、独自WebRTCと併せたシステム開発の提供を行っています。
既存会員アカウントを活用した
ビデオエンゲージメント向上
企業独自に保有している会員IDとビデオチャット用IDを統合する事で、過去のお客様情報と紐づけたカスタマーサービスを行ったり、利用ログを蓄積する事で、CRM/DMP/MAと連携させ、顧客のセグメンテーション対応やパーソナライズ対応を行う事ができます。
お客様との対話ログも自動的に残しておくことで管理者の負荷軽減にも貢献する事ができます。
ディスタンスラーニング(遠隔学習)の
個別フォローアップ
ビデオ通話の最も利用されるシーンの1つに「教育」「学習」シーンがあります。
ライブビデオベースのオンライン学習は、いまやe-Learningの中心となるデジタルコミュニケーションの1つであり、世界中のどこからでも生徒と教師や学校をつなぎます。
ビデオ通話機能を利用する事で個別質問に対応したり、個別フォローアップを行い、
意欲的な受講者の更なる学習の手助けを行います。
当社ではビデオ技術を用いた従業員教育、主に新入社員受け入れ時に役立つクラウドサービス「Pocket Work Mate」を提供しております。
オンライン診療クラウドアプリ
オンライン診療とは、医師-患者間において、情報通信機器を通して、患者の診察及び 診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リアルタイムに行う行為です。
COVID-19の流行により、注目を集めているオンライン診療においてビデオ通話機能が必須となります。
当社ではオンライン診療クラウドアプリ開発を行っており、セキュアなビデオ通話とデータ保持ができる開発を行っております。
オンラインプライベートレッスンや
専門家のデジタルアドバイザリー
英会話教室や学習塾などを遠隔で行うプライベートレッスンや、
フィットネスジムインストラクター、ファッションコーディネーターの習い事や、
士業やコンサルタントなど専門家によるアドバイザリーの業務をオンラインで行う事ができます。
当社では、マッチングビジネスサービス向けのWebサービス構築フレームワークを提供しており、マッチングビジネス+ビデオコミュニケーションのWebサービスも開発しております。
その他ビデオ通話を応用した
カスタムソリューション
IoTデバイスリアルタイム通信
WebRTC技術は基本的にはマルチプラットフォーム対応にご利用ができ、IoTを利用してリアルタイムに双方向通信を行う事ができます。
当社では、スマートフォンからIoTカメラの操作を実現するIoTアプリ、パソコンから遠隔作業指示を行うスマートグラスアプリ開発、
Amazon Echo ShowやGoogle Nest Hubにテレビ電話機能を実装するスマートスピーカーアプリ開発などにWebRTC技術を応用し、ユーザーとデバイスの双方向通信体験の提供を行っています。
バーチャル接客
IoTデバイスを通じて遠隔作業者とコミュニケーションができる技術は、遠隔でのバーチャル接客体験を可能とします。
店舗などで活躍していたホールスタッフの接客ナレッジをそのまま活用する事で、双方向デジタルサイネージ接客や、ECサイトにおけるWeb接客、VTuber接客の体験を実現します。
また、PepperアプリやSotaアプリのカスタム開発でもバーチャル接客体験が可能です。
ビデオチャットの通話ログ収集
ビデオ通話においてよくニーズとしてあがるのは、通話ログ蓄積です。
ビデオ通話カスタム開発では、音声情報だけを取り出しテキスト化させる事で、通話ログの蓄積、ビデオ字幕、リアルタイム翻訳、議事録サポートなど便利機能を付与させる事ができます。
当社では、動画自動字幕生成と翻訳を行う「JIMAKU Mate」、チャットテキストから文章解析を行う「Chat Analyzer」も併せて提供する事が可能です。
ビデオ通話中の顔認証や画像解析
ビデオ通話のカスタムでは、顔認証や画像解析を可能とします。
顔認証ログインや顔検出におけるモデリング、顔表情認識によるパラメータ可視化と管理分析、ビデオ通話中のリアルタイムオブジェクト認識、背景と人物の切り分けによる背景変更など様々な機能を持たせる事ができます。
クラウドネイティブWebRTC
ビデオ通話機能の提供において気にしなければいけないのは、アクセス急増時のサーバーダウンの考慮です。
映像を伴うリアルタイム通信やファイル共有のサービス提供はサーバー負荷も同時にかかりやすい特徴があります。
サーバー利用に伴う自動拡張や障害時でもサービスを止めない自動冗長化、サービス停止をさせずに機能拡張を行えるクラウドネイティブベースでビデオ通話アプリ開発を行っております。